10月18日 NHKプロフェッショナル 仕事の流儀 みずほ銀行で「スタートアップ」企業を育てた大櫃直人

10月11日23時58分 
(2024年10月12日00時07分 更新)
政治・経済
(c)NHK

10月18日 NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」では、みずほ銀行で「スタートアップ」新興企業に融資を行うエグゼクティブアドバイザーの大櫃直人(おおひつ なおと)60歳、NHK総合10月18日(金)22時00分~22時45分、NHKプラスで1週間の見逃し配信を行う。 



仕事の流儀には、その人の生き方が表れる。「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組。
今回の主人公は、みずほ銀行でエグゼクティブアドバイザーを勤める大櫃直人、60歳。「スタートアップ」と呼ばれる新興企業に融資を行うバンカー(銀行員)だ。大櫃は、たとえ過去の実績がない新しい企業でも、可能性があればリスクを負って融資し、金融界の常識を変えてきた。メルカリやマネーフォワードなど、今、経済を牽引する企業を数多く育ててきた陰の立役者だ。変革を迫られる日本経済に、新たな可能性をどのようにして育てていけるのか。バンカーとしてのありかたを問い続ける、大櫃の仕事に密着。

密着!名だたる新興企業の育て親その極意とは
大櫃はメガバンクの重役という立場でありながら、今でも現場に立ち続け、外回りの営業数は行内でも群を抜いている。毎日、数多くのスタートアップ企業と面談し、若い経営者たちの経営状況や悩み事に耳を傾ける。驚くのは、そうした面談の中でほとんど「金の話をしない」こと。経営者の性格や考え、まとう雰囲気など、数値には表れない情報をつかみ取ることを大切にしていると言う。それを大櫃さんは「気配値」と呼び、事業の革新性や財務状況とともに、企業の将来性を見極める参考としている。番組では、こうした大櫃の企業への融資の現場に密着。数多くのスタートアップを育てたバンカーの極意に迫る。
担当ディレクターが語る見どころポイント!「バンカーの正義」を自らに問い続ける
年間約1,000社の企業・経営者を訪問し面談を続ける大櫃、実はその素顔は意外にも控えめ。活発に経営者と議論をする姿とは対照的に、プライベートでは人混みが苦手で口数も多い方でない。そんな大櫃がどのようにしてメガバンクのトップ営業マンに上りつめたのか。そこには、バンカー人生の知られざる挫折と挑戦があった。出世競争の激しい巨大組織、数字が評価されがちな世界において、迷いながら見つけたバンカーとしての正義とは?

出演者プロフィール
大櫃直人(おおひつ・なおと) 1964年生まれ(60歳) 大阪府出身
みずほ銀行の常務執行役を今年3月まで勤め、現在は理事/エグゼクティブアドバイザーとして後進の育成にも携わりながら、現場に立つ。これまで10年間スタートアップ支援に従事し、約4,000社のスタートアップ企業を訪問。メルカリやマネーフォワード、タイミーなど、500社以上のスタートアップ企業に融資し、時代を象徴する企業を育ててきた。また、経済産業省「スタートアップ・ファイナンス研究会」委員に就任し、国のスタートアップ政策にも関わる。

プロフェッショナル 仕事の流儀 バンカー・大櫃直人 < バンカーの正義 >
【語り】 橋本さとし 貫地谷しほり
【放送日時】NHK総合・NHK プラス 10月18日(金)22時00分~22時45分

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