藤原竜也「全領域異常解決室」教師の林泰文は生徒を守ろうとしていた【第2話ネタバレ・3話予告】

10月17日11時00分ドラマ

キツネツキによる集団失神は、実は井戸を埋めたことによるメタンガスが原因だった。ヒルコの正体は以前、興玉（藤原竜也）たちも解明できない。「全領域異常解決室」（水、22時、フジ）の第3話が10月23日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

フジテレビ水10ドラマ「全領域異常解決室」とは
藤原竜也が主演する「全領域異常解決室」は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を解決していく１話完結型ドラマだ。その第2話が10月16日に放送された。

■第2話ネタバレあらすじ

名門進学校として知られる葛乃葉（くずのは）女子高等学校で、集団失神が相次いでいた。今回も謎の神ヒルコを名乗る人物から犯行声明が出され、「全決」の興玉雅（藤原竜也）と雨野小夢（広瀬アリス）は究明に向けて調査を始める。

学校に赴いた二人は、生徒会長の剣持日向（清乃あさ姫）を紹介される。興玉は学校の裏庭に多数の花が手向けられているのを発見する。２ヶ月前に、当時の生徒会長・白石一香（井上音生）が飛び降りていたのだ。白石と剣持は生徒会長と副会長で、さらに同じ生物部の親友だったという。１ヶ月ほど前には大人気だった歴史教師・池神春来（中尾暢樹）も失踪していた。

学校の周辺を探索していた興玉は、敷地の一画にあったはずの祠（ほこら）がなくなっていることに気づく。剣持は生物部で解体したと話す。祠の残骸を見た興玉は、「これが祟りの正体です」とつぶやく。そして翌日、興玉は全校生徒の前で事件の原因は「キツネツキ」だと話す。その内容に、教師や生徒の間に動揺が広がる。「キツネツキ」とはキツネの霊に取り憑かれて精神錯乱になる状態のことをいう。そこで生物部の顧問・山杉幹夫（林泰文）が倒れる。

そして、祠の場所から池神春来（中尾暢樹）の遺体が発見された。興玉が設置した目安箱には山杉が何かを隠しているという意見が多く入っていた。実は、山杉はケサランパサランを隠しているのだった。そして、山杉と日向で祠をお参りしていたことも書いてあった。そこで、警視庁の荒波健吾（ユースケ・サンタマリア）と二宮ののこ（成海璃子）を呼び、祠を掘り返した。そこで行方がわからなくなっていた池神の遺体が見付かった。

山杉は日向を人質として立てこもった。

警察の調べで一香と日向がメイド喫茶で働いていたことがわかった。山杉は自分がそのことを知り、二人を脅して盗撮させ、そのビデオを保管していたことを認める。さらに、池神を殺したことを自供した。

実は、二人が働いていたことを知って脅したのは、池神だった。池神が二人を脅していたのだ。脅して盗撮させ、それを金に換えていたので羽振りが良かったのだ。追い詰められた一香は自殺した。山杉は日向を守るために、池神に交渉した。日向がメイド喫茶で働いていたことをだまっていてくれるようにと。しかし、池神は自分の立場を守るために、日向に盗撮したビデオを山杉のものとして隠すように指示する。日向はそんなことはできずにもめているうちに、池神は祠にぶつかって亡くなってしまった。

日向を心配していた山杉は自分がすべてやったことにするといって、祠を解体し、遺体を埋めた。山杉は最後まで日向を守ろうとしたが、証拠も見付かってしまった。山杉は事実を認めた。

日向は情状酌量で保護観察処分となりそうで、また、大学を目指すという。山杉は学校を辞めることになったが、裁判では情状酌量が認められるだろうと言われている。

集団失神は井戸を埋めたことによるメタンガスが発生だと興玉は判断した。校長に井戸の息抜きをすればいいと助言した。

パワースポットといわれる豊玉神社で宇喜之民生(小日向文世)が参拝をする。そこにいた巫女の豊玉妃花(福本莉子)に暴れ過ぎだと話をした。

豊玉神社の巫女・豊玉妃花(福本莉子)は何者？

第2話でキツネツキによる集団失神が起きているときとラストのシーンで姿をみせた巫女はいったいどんな存在なのか？所長の宇喜之民生(小日向文世)から「最近、暴れすぎじゃないですか？」と聞かれると「神ってるねぇ、わたし」と答え、にこやかな表情を一変させる。ヒルコの正体なのだろうか？

劇中の広瀬アリスと生徒たちのきつねダンスに注目

広瀬アリス円実小夢は、MEC（広報）出身ということで、ダンス部の生徒たちと「きつねダンス」を踊る。生徒と仲良くなることで尋問では聞けない本音を聞き出そうとするのだ。実はダンスが苦手という広瀬アリスが身体を張って臨んだシーンにも注目が集まった。

■第3話あらすじ

都内の高層マンションの庭園に、空から何者かの左足と小型機の一部が振ってきた。「全決」の興玉雅（藤原竜也）は、これは「タイムホール」…過去や未来と繋がる異次元媒介装置によるものかもしれないと話す。そして、今回もヒルコから犯行声明が出された。

発見された左足は重力理論の世界的権威で、タイムホール研究の第一人者だが、4年前に小型機ごと行方がわからなくなった、真鍋哲（神保悟志）のものだった警視庁の荒波健吾（ユースケ・サンタマリア）らは落とした可能性のあるマンション高層階の住戸をくまなく調べたが、事件に繋がるものは何も見つからなかった。

興玉は、ある騒動について話をする。４年前、真鍋と主任研究員・常見真紀（山口紗弥加）は、タイムホールに繋がる時空制御に成功したと発表した。だが一ヶ月後、常見がデータを捏造していたことが発覚し、真鍋は常見を解雇し、タイムホールの研究も打ち切った。常見はそのまま姿を消し、真鍋の小型機が失踪したのはその１カ月後だった…。