柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」ライオン・佐藤大空の演技に涙…【第2話ネタバレ・3話予告】
10月18日放送のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」で、平穏だった洸人(柳楽優弥)と美路人(坂東龍汰)の生活に入り込んだライオン(佐藤大空)の正体がついにわかった。愛生(尾野真千子)はどこにいるのか?10月25日22時に第3が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
TBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」とは
「ライオンの隠れ家」は、市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(柳楽優弥)と自閉スペクトラム症の美路人(坂東龍汰)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空)との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンスだ。その第2話が10月18日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
洸人(柳楽優弥)は、自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰)の叫び声で目を覚ます。ライオン(佐藤大空)がいることでこれまで「同じ朝」だったのが、全然変わってしまっている。朝から美路人とライオンをなだめるのに一苦労し、不安を覚える。
さらに、ライオンから渡されたスマホに母親と思しき相手から2回目のメッセージが届いた。「ソフトクリームの広場で 鐘のなる頃に」洸人は意味がわからないが、二人を連れて、いつもの休日と同じように図書館に行く。
洸人はたまたま手にした一冊の絵本から、謎のメッセージがある場所だと気づく。それは、姉の愛生(尾野真千子)と美路人と3人でいったことのあるショッピングモールのソフトクリーム屋だ。美路人が買ったばかりのソフトクリームを落としてしまいパニック担った場所だ。そこに行けばライオンの母親と会えるのではないか・・・そう考えた洸人は、美路人にライオンと二人で過ごすよう言い聞かせ、メッセージが示す場所に急ぐ。
しかしそこに着いた頃、洸人のもとに警察から電話がはいる。美路人がパニックをバスの仲で起こしたというのだ。愛生に会えなかったが、美路人を置いておくことは出来ずに、すぐに迎えに行く。
警察についた洸人はライオンがいないことを美路人に尋ねる。美路人はバスに乗る前までは一緒だったといい、バスの中では「一人だった」と繰り返す。実は昔、洸人と美路人が一緒にバスに乗っている時に、洸人の友人達が乗ってきて、洸人は恥ずかしくて美路人をおいてバスを降りてしまったことがあった。そのときの不安の強さを覚えている美路人はバスで「一人になった」ことに恐怖を感じてしまったのだ。
そのころ、洸人の同僚で、洸人が愛生からの呼び出しに振り回されるのにつきあってくれた牧村美央(齋藤飛鳥)のもとに謎の男(岡山天音)が近づいていた。
「週刊真相」の記者・楓(桜井ユキ)と天音(尾崎匠海)のなにか事件がないかと探していて、山梨県で起きた母子行方不明事件に目をつけた。
ライオンの行方を捜す洸人、美路人は、公園にいるライオンと再会した。美路人は「ライオンはプライドにもどりました」といい、ライオンは洸人に泣きながらしがみついた。家に戻った3人。近所の吉見寅吉(でんでん)がもってきてくれたスイカをおいしそうに食べる。洸人は吉見に昼間の間、ライオンの世話を頼む。
数日が過ぎ、洸人がアイロンをかけながら、テレビからのニュースを聞いていると、行方不明になっていた女性の持ち物と思われるものが“橘愛生”のものと判明したという。そして、一緒に行方不明になった子どもの名前が“橘愁人“と知り、ライオンに向かって、「愁人」と声をかけてみると、ライオンは自然に「なに?」と答え、その後、「しまった」という表情に変わった。
洸人(柳楽優弥)、美路人(坂東龍汰)、ライオン(佐藤大空)の3人が危険に巻き込まれないかドキドキ
平穏な日常が破られた美路人の行動がいつもと違ってしまっているのはもちろん、子どものライオンも自分の目の前のことに集中してしまい、二人とはぐれてしまったりする。事件に巻き込まれているような洸人が居ないときの二人を見ていると、ドキドキがとまらない。そして、洸人もいったいどんな事件に巻き込まれているのか?
ライオン・愁人は姉の愛生(尾野真千子)・祥吾(向井理)の子どもだと判明
山梨県で起きた母子行方不明事件。河川敷で見つかった血のついた衣類は橘愛生(尾野真千子)のDNA型と一致したこと、そして、行方不明の子どもの名前・ 愁人でライオンを呼ぶと、素直に返事をしたことから、ライオンの素性が判明した。25日に放送される第3話では、洸人が祥吾に会いに行く。そして、事件を追っている「週刊真相」の記者・楓(桜井ユキ)と天音(尾崎匠海)と知り合ってゆく。
劇中の美路人の絵は、福岡県太宰府市の画家、太田宏介氏が提供
太田宏介氏は重度の自閉症と診断されたが、子どものころから記憶力と色彩感覚に優れていたといい、すでに50回以上の個展を開いている。
◇太田宏介ホームページ
美路人の子ども時代を演じているのは「さくらんぼ教室」に通う生徒の一人・加藤竣志くん
次男の美路人の幼少期を演じているのは、ASDの監修についている伊庭葉子氏が代表をつとめている教室に通っている生徒の加藤竣志くんだ。ドラマ撮影という初めての環境だったが、プロデューサーや監督が時間をとって準備をしたこともあり、加藤くんの成功体験に繋がった。
■第3話あらすじ
洸人(柳楽優弥)は母子失踪事件に関するニュースを検索していた。そこで異母姉妹である愛生(尾野真千子)の夫・祥吾(向井理)が特定されていることを知り、たちばな都市建設の社員であるとわかる。
祥吾がライオンの父親だと確信した洸人は会いに行くことを決める。その頃「週刊真相」の記者・楓(桜井ユキ)と天音(尾崎匠海)も、同じ情報にたどり着き祥吾を追っていた。
洸人と美路人(坂東龍汰)とライオンの3人は美路人の描いた画が飾られる「あさがお動物園」に行くことになった。3人で動物を見て楽しく過ごした後、作品展の会場に行くと、ライブペイントのイベントを担当する美路人のデザイン事務所の同僚である小野寺(森優作)がアクシデントに見舞われていた・・・。
TBS 2024年10月11日スタート。毎週金曜日22時放送「ライオンの隠れ家」。出演:柳楽優弥、坂東龍汰、齋藤飛鳥、佐藤大空、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kakurega_tbs」。
◇TBS「ライオンの隠れ家」番組公式サイト
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