BS日テレ「ナンバーズ －ビルの森の監視者たち－」第17・18話：覚悟を決めたヒョンウ（イ・ソンヨル）の決断 （ネタバレ）

BS日テレにて放送のキム・ミョンス（INFINITE/エル）とチェ・ジニョク共演でおくる韓国ヒューマンオフィスドラマ「ナンバーズ －ビルの森の監視者たち－」（全26話）第17話と第18話の詳しいあらすじと見どころ紹介。YouTubeにて「第18話ちょっぴりお届け！」動画が公開中だ。

※キム・ミョンスが刑事役で特別出演している新作ドラマ「完璧な家族」がLeminoで独占配信中だ。

■「ナンバーズ ビルの森の監視者たち」概要

「ナンバーズ ビルの森の監視者たち」は、養父の死の謎を明らかにするため高卒で巨大企業に入社した主人公が、組織的な腐敗や不正を暴く復讐サスペンスと成長物語の要素を併せ持つヒューマンドラマ。

■スタッフ

チャン・ホウ役：キム・ミョンス（INFINITE/エル）
ハン・スンジョ役：チェ・ジニョク
ハン・ジェギュン役：チェ・ミンス
チン・ヨナ役：ヨンウ （元MOMOLAND）
シム・ヒョンウ役：イ・ソンヨル（INFINITE/ソンヨル）
原題：「넘버스:빌딩숲의 감시자들」（全12話）

■第17話

イ・ソンジュはハン・ジェギュンと手を組んでサンアグループの株を集め、臨時株主総会を開く。ソンジュは兄であるイ・チャンジュ会長の解任と自身の新会長選任をもくろんでいたが、イ会長とソンジュが同票数となり、HK私募の委任状が勝負の行方を分ける結果に。実はホウとスンジョが秘密裏にイ会長の票を集めていた。スンジョはHKファンドを指示するのはイ会長と発表し、会長解任案を否決させる。

一方、ソンヨルはジェギョン不在の間に、秘密の金庫から書類を盗み出すが、この様子はジェギュンが仕掛けて隠しカメラで確認する。不正な証拠隠滅をヒョンウに命じる。そしてパートナーの座と引き換えに、“悪性の在庫”も処理しろと、社屋から出てきたジェファンに目をやる。ヒョンウはジェファンまで始末しろと言うことかと衝撃を受ける。

ヒョンウはジェファンと共に証拠隠滅のために焼却炉に向かう。そしてホウに「ハン・ジェギュンを相手にするなら見に来い」と住所を知らせる。書庫とともにジェファンの処理も命じられていたヒョンウだったが、事前にジェギュンからヒョンウに不審な行動があれば二人とも始末するよう命じられていた、ジェギュンの手下たちによって2人は倉庫に中に閉じ込められる。

ホウが駆けつけると倉庫が燃やされていた。ジェファンの助ける声を聞いたホウは救出しようとするが、ジェギュンの手下どもが邪魔する。そこにスンジョも駆けつけ、ホウはなんとかジェファンを救出するが、ヒョンウ救出は間に合わず、倉庫は爆発する。

ヒョンウの葬儀が悲しみに包まれる中、行われ、ソクミンはホウとスンジョに何か気づいていたはずだろ訴える。ヨナがヘウォンを気遣い、入院しているジェファンの元へ行くようにと促していると、ジェギュンがテイル奨学会出身者を引き連れて弔問に現れ、悲しむそぶりを見せる。

今回、ヘウォンの父親が経営するイルソン粉乳の案件を見事解決し、意気揚々のホウは、その直後、ヨナがジサン銀行の頭取テスの娘と知る。ホウの驚く様子に要注目だ。ヒョンウの裏切りを知ったジェギュンは、ジェファンの始末を命じることで最後に試したのだった。

(c) 2023MBC

■第18話

ジェギュンはジサン銀行の頭取であるテスに、オンラインローン業者の買収を持ちかける。気乗りしないテスに、退任前に株価を上げておくのはどうかと勧める。一方、出社前にホウを呼び出したヨナは、父のことを切り出しにくくしていると、ホウは頭取の娘でも何も関係ない。「離れていきませんよ、一歩も」とヨナを安心させる。

ジェファンは警察に行こうとしたが、スンジョにお前の証言だけではジェギュンの罪を実証できないと言われ、出勤して労災以上の補償をもらう。ホウとスンジョはヒョンウの執務室に入って、既に荒らされた後だと気づく。しかしヒョンウは退社したカン・ヒョンにUSBを託していた。カン・ヒョンからUSBを受け取ったスンジョは、そこにジェギュンに利用されて最終的に潰された会社の一覧があった。この資料はジスにもわたっていた。ジスはその中にある科捜研のファン・インボムを探すよう命じる。

そんな中、ホウを調査していたソンジュは、ホウがヘビッ建設のチャン社長の元で育ったと知る。その後、ソンジュはイ会長を陥れるために、会長が出張中に、テイル会計事務所のスタッフを、イ会長の息子ボソンに近づかせる。酔って罠にはまったボソンは未成年に手を出したと検察に呼び出され、さらには証券担保ローンの借り換えをして、ボソンが持つ4パーセントの株を奪われたと知る。

怒ったイ会長はホウに相談しようとするが、そこにソンジュンが現れ、全てがソンジュンの罠だと気づくイ会長。怒るイ会長だが、検察が現れ「系列会社への不当支援や内部取引。株価操作、横領背任に脱税までなどの容疑で逮捕されてしまう。

その頃、ホウの元に小包が届く。中には金庫のカードキーが入っていた。ホウは親友で巡査のヨジンの協力で、送り主がヒョンウだと知る。

ヨナとの待ち合わせのカフェ。お化粧直しをするヨナを近づかずに入り口で待つホウが優しい。そんなホウの元に届いた小包の中のカードキー。送り主はヒョンウだった。焼却炉で処理する前、ヒョンウは覚悟をしていたのか？