阪神淡路大震災の影響が橋本環奈、仲里依紗の人生を変えた…NHK朝ドラ「おむすび」第5週あらすじと第6週予告

11月01日21時42分ドラマ
©NHK

歩(仲里依紗)は親友の真紀(大島美優)を失った悲しみから脱却できないでいる。結(橋本環奈)は父・聖人(北村有起哉)の心の叫びを聞き、自分のことよりも家の手伝いを優先することにした。NHK朝ドラ「おむすび」の第6週「うち、ギャル、やめるけん」(11月4日~11月8日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。



朝ドラ「おむすび」第5週ネタバレ&トピックスと第6週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本環奈)が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第5週が10月28日から放送された。

阪神淡路大震災の体験

1995年当時、6才だった結(磯村アメリ)は大震災を経験してしまう。現実とは思えないような街を見て、楽しく暮していた場所、好きな人が目の前から居なくなってしまったことが結、歩の心に大きな影響を及ぼした。特に歩(高松咲希)の親友だった近所に住む真紀の死は歩の心、結の心に大きな傷を残した。歩は心を閉ざしてしまったが、真紀が好きだった安室奈美恵のCDを聞いて雑誌を見ているうちに、ギャルとして生きることを決めた。



子どもの時の陽太のかわいらしさが抜群

神戸から引っ越してきた6才の結は小学校に通うが、男の子達に揶揄われてしまう。言い返せないでいる結にかわってそんな子たちを退治して助けてくれるのが幼い日の陽太だ。海に連れて行ってくれて、臆病な結に一歩進むことを教えてくれたのも陽太だった。



父・聖人(北村有起哉)の思いを知り、ギャルを卒業する結

歩(仲里依紗)が高校時代に警察沙汰になったことを思い出して、酔った聖人は後悔の念を語る。心からの叫びは結の考えに影響を及ぼす。その思いを知ると、結はギャルを卒業し、書道部も辞め、家の手伝いを始める。



【第5週(2024/10/28-11/1ネタバレあらすじ】

糸島フェスティバルが終わって海辺でたたずんでいた結(橋本環奈)は、翔也(佐野勇斗)からよく寂しそうな顔をしているのはなぜかと聞かれ、たぶん9年前のあの日、1995年1月17日からだと答えて幼いころを思い出す。6才の時、結(磯村アメリ)は神戸に住んでいてセーラームーンが大好きだったが、突然阪神淡路大震災で被災してしまう。幸いなことに聖人(北村有起哉)、愛子(麻生久美子)、姉・歩(高松咲希)は無事で避難所となっている小学校に向かう。ぎゅうぎゅうの避難所だったが、近所の人たちと再会し、炊き出しのおにぎりを食べる。

学校の避難所で過ごしていた結は、聖人が外の被災状況を見に行き、愛子(麻生久美子)が物資の配布の支援に行った隙に、姉・歩(高松咲希)とともに自宅を見に行く。到着すると、そこには呆然と立ち尽くす聖人がいて、結は現実とはとても思えない倒壊してしまった家を目の当たりにする。あわてて愛子もやってきたが、結はあまりの惨状に自分の家だと理解できない。聖人に「ここどこ?」と聞く始末だった。

避難所に戻ると渡辺孝雄(緒形直人)がいた。他の避難所に真紀と一緒に行っていたと思われていた。渡辺はカップ酒を手に呆然としている。歩が真紀の行方を聞くと、真紀がタンスの下敷きになり亡くなったことを告げる。歩はショックで食事もできなくなってしまった。永吉(松平健)が避難所に迎えに来た。聖人は神戸に残って復興の手助けをしたいというが、愛子、歩、結の3人はひとまず糸島に戻る。

永吉(松平健)の音頭で糸島フェスティバルの打ち上げの宴会が米田家で開かれ、ハギャレンのメンバーや永吉同様にホークスを応援する仲間など関係者大勢が集まる。結も翔也とともに参加するが、歩(仲里依紗)は参加せず自分の部屋に閉じこもる。台所では佳代(宮崎美子)たちが郷土料理・そうめんちりを料理するが、愛子は糸島に移住した時のことを思い出す。

糸島フェスティバルの打ち上げが米田家で盛大に行われる中、歩はこっそり家を出ようとするが、帰って来た聖人と鉢合わせになってしまい、自分の部屋に戻って閉じこもる。一方、聖人は結を台所に呼び出し、宴会で騒いでいるギャルたちとどこで知り合ったのか聞こうとするが、愛子が助け舟を出す。

聖人は6年前、神戸にもどり仮設住宅で理容室を再開しようと考えていたが、やっと少しずつ立ち直ってきた歩のことを考えて、糸島に残った。結も小学校になれ、陽太に助けられて楽しい生活を送り始めていた。歩は中学はほとんど行かなかったが、高校には行きたいといい県立の学校に進む。しかし、入学したその日、歩は金髪にしてルーズソックスをはき、ギャルの服装で学校にいった。教師から呼び出されて怒られた聖人、愛子、歩だが、歩は自分の服装などは変えないという。聖人は怒るが、愛子は「歩の気持ちが一番」といって、高校を通信生にかえていいという。歩はギャルとなり、天神で傷害事件を起こしてしまう。聖人はそんな時、なんとか歩を“普通”にしようと努力するのだが、その考えは歩には届かず、「うざい」と言われてしまう。なにを言われようとも、聖人は震災の後、家族のことを後回しにしてしまったという後悔があり、聖人なりに懸命だったのだ。

一方、結は翔也が帰るのを見送ろうとするが、そこに陽太(菅生新樹)が割って入って来て、翔也に結と仲がいいのかと詰問する。翔也が特別ではないというと、陽太は「俺はおむすびを守る」という。

打ち上げはお開きになり、皆が帰って行く。ルーリーたちが帰るのを送っていった結は「今日限りでギャルは辞める」と宣言した。





【第6週(2024/11/4-11/8)あらすじ】


■第26話(月)

フェスティバルの打ち上げで父・聖人(北村有起哉)のギャルになった歩(仲里依紗)に対する本音を聞いた結(橋本環奈)は、突然ギャルをやめると宣言する。聖人以外の家族はその決断に驚くが、当の聖人は二日酔いで自分が何を言ったのか覚えていない。結は高校の書道部も退部して、空いた時間は家の畑仕事の手伝いに専念する。



■第27話(火)

結(橋本環奈)は、タンスにしまっていた糸島フェスティバルのステージ衣装を見て一時感慨にふけるが、思いを断ち切るように引き出しを閉める。一方、歩(仲里依紗)は天神にいるハギャレンに会いに行き、結が最近どういう様子なのかを聞き出そうとする。そんな折、米田家では永吉(松平健)が昼寝をしていたら、見知らぬ男が訪ねて来る。



■第28話(水)

結(橋本環奈)は、校内で風見(松本怜生)と恵美(中村守里)が書道コンクールで受賞したお知らせを見て一時感慨にふける。そこに風見がやって来て、また一緒にやろうと誘われるが、結はかたくなに断る。またハギャレンのリサポン(田村芽実)も近寄ってくるので避けようとするが、リサポンからプレゼントと言って紙袋を渡される。



■第29話(木)

不調で寝込んでいた結(橋本環奈)は、佳代(宮崎美子)が作ったスープを飲んでなんとか元気を取り戻す。そんな結のもとに歩(仲里依紗)が来て、明日東京に戻ると言う。また、急にみんなで神戸に帰ろうと言ったことをわびた後、阪神淡路大震災で親友の真紀(大島美優)が亡くなった悲しみを今も引きずっていることを吐露する。



■第30話(金)

歩(仲里依紗)が付き人の佐々木佑馬(一ノ瀬ワタル)と一緒に東京へ帰る日、ハギャレンのメンバーが米田家に結の見舞いに来る。歩と会ったメンバーは、さすが大女優だと歩を持ち上げ、以前歩が「自分はギャルの偽物」だと言ったけど、やっぱりチョー本物でカリスマだと語る。それを聞いた歩は、考えた末、みんなをカラオケボックスへ連れていく。



■スタッフ他


脚本: 根本ノンジ
主題歌:B’z「イルミネーション」
語り: リリー・フランキー
出演:橋本環奈,松平健,仲里依紗,麻生久美子,宮崎美子,北村有起哉,田村芽実,みりちゃむ,岡本夏美,谷藤海咲,松本怜生,他



 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「おむすび」番組公式サイト
NHK朝ドラ「おむすび」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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