「三国志 秘密の皇帝」第10話 皇帝の謎を追う郭嘉を劉平と司馬懿が阻止 ネタバレあらすじ(全33話)

11月03日22時03分ドラマ
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BSP4Kで11月10日(日、21:00)、BSPでは14日(木、23:45)放送予定の第10話、仕掛ける郭嘉(かくか)、冷静な劉平(りゅうへい)の頭脳戦が白熱。第10話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介する。NHK番組サイトでは予告動画や相関図も公開している。



「三国志 秘密の皇帝」は、亡き皇帝、献帝・劉協と入れ替わった双子の弟・劉平が、愛と民のために闘うもう一つの三国志ロマン。【「三国志 秘密の皇帝」を2倍楽しむ】では、時代背景、人物・キャスト紹介などまとめているので、視聴の前にチェックしておくと初回から楽しめるはず。
相関図はこちら⇒【第1回~ 人物相関図】


■キャスト

メインキャスト(6人)・役柄・実在人物紹介
押さえておくべき(17人)キャスト・役柄
劉平(りゅうへい)/皇帝 :マー・ティエンユー 马天宇 [声:浪川大輔]
司馬懿(しばい)/仲達:エルビス・ハン 韩东君 [声:峰晃弘]
伏寿(ふくじゅ)/皇后:レジーナ・ワン 万茜 [声:久保ユリカ]
唐瑛(とうえい):ドン・ジエ 董洁 [声:折井あゆみ]
郭嘉(かくか)/奉孝:サニー・ワン 王阳明 [声:山本兼平]
任紅昌(じんこうしょう):ドン・シュエン 董璇 [声:田所あずさ]
曹操(そうそう)/孟徳:ツェー・クワンホウ 谢君豪 [声:早川毅]
曹丕(そうひ)/子桓:タン・ジエンツー 檀健次 [声:小笠原仁]
 ほか



※あらすじはネタバレになっています。気になる方は「見どころ」と「豆知識」を参考に、「あらすじ」は視聴後の確認用としてご覧ください。またDVD版(全54話)を参考にしているので、あらすじが前後したり、カットされた部分もあります。



■第10話見どころ

「間違えない男」郭嘉(かくか)と、それに対抗する劉平(りゅうへい)・司馬懿(しばい)の頭脳を使った心理戦が熱戦を繰り広げ、瞬き厳禁の目まぐるしい展開が待っている。

楊平(劉平)の似顔絵を求めて、温県に送り込まれた鄧展(とうてん)と、それを阻止する司馬懿が兄・司馬朗(しばろう)と見事な連携プレーで乗り切り、郭嘉が話術で揺さぶりをかけても冷静沈着で慎重に一手を指していく劉平の優秀さには脱帽だ。普段はクールな伏寿(ふくじゅ)が劉平を逃がしたいと泣いてしまう乙女心を見せてしまう、見応え抜群の回となっている。



■豆知識:再登場したサブキャラ趙彦(ちょうげん)

焼け跡で何かを探しているところを満寵の部下に捕らえられてしまった青年・趙彦。物語序盤に登場し、その後久々の登場となったが、彼は董妃の幼馴染で、叶わぬ恋としりながら、密に思いを寄せていた男性だ。

董妃が「陛下は前は威厳に満ちた方だったのに、今や皇后の操り人形よ」と自分に他人行儀になった皇帝の愚痴を漏らすほど親しい仲で、そんな董妃に草でコオロギを作り慰めていた優しい趙彦。皇子を身籠りながらも、事件に巻き込まれて哀しい最期を遂げた董妃(とうひ)に替わり、皇帝の秘密を暴こうと、火災現場をひとり捜索していたのだ。

趙彦はまんまと郭嘉の策略にはまり、宮殿の火災と、同時に楊俊が襲われその息子が殺された謎を調べ始め、ついに焼け跡から温県の織物を発見。温県にある司馬家の関与を疑い、温県へ向かうことになる。愛する人の願いのため、真実を突き止めるため危険を顧みず虎穴に飛び込む趙彦。大きな謀略に巻き込まれることになるのだが、劉平の敵となるか、味方となるか、今後の動向から目が離せない。



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■第10話ネタバレあらすじ

劉平は郭嘉を殺そうとしている楊修を止めていた。さらに鄧展も殺さず、別の手があると話す。

郭嘉は劉平に、火事にあった宮殿から妙な死体が発見されたことを話すが、劉平は動揺することなく、講義はいつから始めるかと話題を変える。郭嘉は、陛下がこちらの策を見切ったことを推測し、満寵に火事の時の死体の話を広めるよう命じ、鄧展の帰還を阻止されないよう迎えに行くよう命じる。一方、司馬懿の兄・司馬朗(しばろう)は司馬懿が送ってきた似顔絵を描き、鄧展に渡す。しかし、隣人の李先生も似顔絵を描いたことを知り、鄧展の後を追う。鄧展は許都へ戻るため馬を走らせるが司馬朗がそれを阻止。鄧展は似顔絵を描いた筒を土に埋めるが、茂に隠れていた司馬懿の攻撃を受けその場に倒れ込む。

司馬懿は鄧展の埋めた似顔絵を見つける。鄧展にとどめを刺せば郭嘉に恨まれると頭を悩ましているところに、袁紹(えんしょう)の部下・淳于瓊(じゅんうけい)が部下を連れてその場を通り、鄧展を捕虜として連れていった。司馬懿は劉平と楊修の策だと感心する。その頃、許都では趙彦(ちょうげん)が宮殿の焼け跡で何かを探していた。そこを兵士に連行され、満寵は鏝(こて)を顔に近づけ何をしていたか追及する。郭嘉が「死んだ宦官か、董妃のためにやったんだろう?」と問い詰めていると、孔融(こうゆう)が怒鳴りこんできたので、郭嘉は趙彦を開放した。

趙彦は焼け跡で拾った織物を機織の老婆に見せると、これは温県のものだと突き止める。温県といえば司馬家があるところ。もしかして火事の日に宮中に入ったのは、同時に襲われた楊俊の息子かと推測していく。司馬懿は、司馬朗と父・司馬防(しばぼう)に楊平は劉平として生きていて、現皇帝であることを打ち明ける。楊平の素性が暴かれれば司馬家は終わると、司馬防は息子2人に口止めをし、熟考する時間が欲しいと告げる。

郭嘉は荀彧(じゅんいく)と入れ替わり劉平に講義を始める。劉平は官渡について説明を求め、袁紹が優勢に見られるが、優秀な曹操が勝つと予測する。郭嘉は10項目において袁紹より曹操が優ると議論が白熱すると、満寵が袁将軍の急襲と鄧展が捕獲されたと報告に来たので、講義は中断された。満寵は鄧展が隠した似顔絵を持ってきて、郭嘉と満寵は挨拶して部屋を出て行った。伏寿は劉平の命が危ないから逃げるよう泣き出すが、劉平は自分と司馬懿を信じて欲しいと伏寿を抱きしめる。

郭嘉は鄧展が集めた似顔絵が、思惑が外れたので、温県に向かった趙彦を待つことにする。一方、郭嘉は都合よく袁将軍が現れたことに疑問を抱く。実は、袁紹軍と繋がっていたのは楊修で、楊修は「漢王朝のため」と主張する。郭嘉が似顔絵のことで何も動き出さないので、劉平は司馬懿が細工をしたに違いないと考える。司馬懿が何をしたか確かめるため温県に誰か送ろうとなり、唐瑛が名乗り出て、温県へ向かう。司馬家では司馬防が司馬懿に司馬家を支えるため、皇帝である劉平を助け、大業をなすため、許都に置いていた勢力を司馬懿に預けることを決め「これが漢王朝再興の最後の機会かもしれぬ」と腹をくくる。

温県にやって来た趙彦は、織物工房を訪ねる。宮殿の火災現場から持ってきた布について尋ねると、その布は上等な絹で、司馬家にしか納めていないことがわかる。工房の主人が楊平のことをよく知っているというので、似顔絵を描いてもらおうとするが、工房の主人はいきなり趙彦の頭を殴り気絶させてしまう。知らせを受けてきた司馬朗はすぐ趙彦を連れて行った。

一方、曹操の館では、冷寿光(れいじゅこう)が劉平の命で曹丕の治療をしていた。卞(べん)夫人と曹節(そうせつ)は感謝を述べるが、元気がない劉平を心配した曹節はこっそり買って来たお菓子で元気づけようとする。仲良く話す様子を偶然見た伏寿は、司馬懿以外にもあんな表情をするのかと嫉妬する。部屋に戻って来た劉平に「妃を選んではどうですか?ただ曹操の娘は駄目です」と言うが、劉平は曹節が妹にしか見えないし、妃を迎えるなら、心が通じ合える人が良いと答えるのだった。そこへ楊俊(ようしゅん)と楊彪(ようひょう)がやってそこへ楊俊(ようしゅん)と楊彪(ようひょう)がやって来る。



[原題]

三国机密之潜龙在渊
三国機密/三国志 Secret of Three Kingdoms
[制作] 2017年 中国



【放送予定】

BSP4K(日)21時00分 9月8日(日)開始
BS(木)24時25分 9月12日(木)開始
((金)午前0時25分9月13日(金)開始)
11月7日(木) 第9話から「毎週木曜23時45分」に変更
[話数] 全33回(予定)
[音声] ステレオ2か国語
(主音声:日本語吹き替え/副音声:中国語)/[字幕放送] 有り

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