「酔いしれるロマンス」第1話、 キム・セジョンとイ・ジョンウォンが飲み込まれていくロマンスの始まりを告げた
4日に放送されたENA月火ドラマ「酔いしれるロマンス」では、まったく異なる世界で生きてきたチョ・ヨンジュ(キム・セジョン)とユン・ミンジュ(イ・ジョンウォン)の初対面が描かれ、期待感が高まった。U-NEXTで独占配信した第1話「特殊任務隊 チェ・ヨンジュ」のあらすじとみどころを紹介(ネタバレ)。
●【U-NEXTで独占配信の韓国ドラマ】
「酔いしれるロマンス」は、感情を隠すのが当然の「超情熱的」な酒類会社の営業王ヨンジュと、感情を敏感に察知するのが日常の「超敏感」なブルワリー代表ミンジュの心ときめくロマンスを描く。様々な味と香りを持つビールのように、全く正反対の2人が互いに染まっていく過程が、愉快な笑いと共感をもたらすラブロマンス。⇒【各話のあらすじ】
ウィットに富み繊細な「ロコ(ロマンチック・コメディ)職人」パク・ソンホ監督によるロマンチックコメディはやはり一味違った。特に「期待以上の相性」と自信を見せた制作陣の言葉通り、キム・セジョンとイ・ジョンウォンのケミストリーは、愉快な笑いとときめき、共感を倍増させ、視聴者を一気に惹きつけた。
第1話は、夜明けから卸売業者を捕まえるために出動した「ジサン酒造」釜山支店のエース、チェ・ヨンジュの姿から始まった。彼女はチームを率いて、未払いのツケを残して逃げようとする卸売業者を捕まえた。彼女は「ペクモク」以外は不毛の地とされる釜山で努力を重ね、ジサン酒類を2位にまで引き上げた立役者だった。「営業の完成は回収だ、未払い金」を社訓に、特殊部隊の黒服を着て未払い金の回収に奔走するチェ・ヨンジュは、まさに伝説そのものだった。
ジサン酒造本社には前例のない厳命が下された。企業の会長が一目惚れしたビール「私の名において」を作ったブルーマスター、ユン・ミンジュを捜し出せという指示が出たのだ。本社の企画チームとマーケティングチームの緊急会議が召集される中、釜山にいるチェ・ヨンジュも親友のオ・チャンフィ(ペク・ソンチョル)が偶然手に入れた「私の名において」を味わい、その美味しさに感嘆を禁じ得なかった。これがチェ・ヨンジュの世界にユン・ミンジュが初めて登場した瞬間だった。
そんな皆が探し求めるブルーマスター、ユン・ミンジュは、静かな田舎の村ベゴン里で平和な日々を送っていた。穏やかさを乱すベゴン里の住人たちの騒がしさを日課のように遮りながらも、スタッフの気分や抱える事情まで細やかに気遣う彼の日常は、少しばかり普通の人々とは異なっていた。
一方、ヨンジュが全力で守ってきたジサン酒造に危機が訪れた。釜山支店が統廃合されることが決まったのだ。会長が下した『私の名で』の注文を進めるために、釜山支店を閉店せざるを得ないという衝撃の知らせだった。しかし、簡単に諦めるヨンジュではなかった。何事もやってみると誓ったヨンジュは決意を固めた。同じ時、ユン・ミンジュは弟ユン・ミンホ(チェ・ジャウン)の誕生日を祝うために釜山へ向かっていた。弟と一緒に遊園地を訪れたミンジュは、射撃場の前で表情一つ変えずに的を命中させるヨンジュを見かけた。平然を装っていたが、ヨンジュの内面は崩れかけていた。ヨンジュの不安な感情を感じ取ったミンジュは、心配そうな視線を離せなかった。
支店長が話した「私の名で」という名前をどこで聞いたのか思い出そうと苦心していたヨンジュが、ユン・ミンジュの名前をついに思い出した瞬間、ヨンジュの危うい感情をこれ以上見過ごせなかったミンジュが彼女を引き留め、二人は互いに顔を見合わせた。涙をこらえて何事もないふりをするヨンジュに「あなた、大丈夫じゃないでしょう」と言うミンジュ。異なる世界を生きてきた二人の運命的な初対面のエンディングは、彼らの関係に対する興味を一層かき立てた。
気になる第2は5日22時にENAで初放送され、ジニTV、ジニTVモバイルでも同時公開。日本ではU-NEXTにて23:00に視聴できる。※毎週月・火曜日配信
◇YouTube|「취하는 로맨스」予告
■キャスト
チェ・ヨンジュ役:キム・セジョン
子役:ソ・ウンソル
ユン・ミンジュ役:イ・ジョンウォン
パン・アルム役:シン・ドヒョン
オ・チャンフィ:ペク・ソンチョル
ほか
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