「ザ・トラベルナース」第4話 “逆恨み”も受け入れる岡田将生の度量に感動!第5話あらすじと予告

11月08日07時00分ドラマ
ⓒテレビ朝日

11月7日(木)の「ザ・トラベルナース」第4話で歩(岡田将生)は医療ミスで大ピンチに見舞われるも…大胆な“演技”で患者に生きる気力を取り戻させた。11月14日に放送される第5話の予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「ザ・トラベルナース」は、卓越したスキルと熱い哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”那須田歩(岡田将生)と九鬼静(中井貴一)が、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ヒューマンドラマ。

■第4話 ネタバレあらすじ
ある日、西東京総合病院の大部屋に2人の患者、斉藤四織(仙道敦子)と四宮咲良(白本彩奈)が入院してくる。実は同じ部屋には、近所でもクレーマーとして有名なモンスターペイシェント・四谷純子(西尾まり)も入院中。四織はがん治療を拒否し、緩和病棟への転院を希望していた。

何かにつけて、えげつないクレームを連発し、この日も採血に手間取る新米ナース・中村柚子(森田望智)を、激しい口調で一方的に叱責し始めた。しかも同僚のナース・パクイジュン(キム・ヒョンユル)が何とか落ち着かせようとするも、度を越した純子の態度を見かねた歩は真正面から苦言を呈し、火に油を注いでしまう。静が間に入り、その場はひとまず収めたものの、歩に対する純子の怒りは一向に収まる気配がない。
 
そんな中、歩を名指しで誹謗中傷する匿名コメントが、病院の口コミサイトに投稿される。それは「患者をだまして死なせたことがある」という、歩本人も身に覚えのない内容だった。

その矢先、あってはならない医療事故が起こってしまう。あろうことか、歩が配膳した食事を口にした四織が、食物アレルギーの発作で苦しみだしたのだ。歩は自分はちゃんと確認してから配ったと主張し、四谷の仕業ではないかと憶測を口にし、看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)から患者との接触を禁止される。

さらに始末書をかかされることになり、自分は間違っていないのにとピリピリする歩。そんな歩に、静は君が観察を怠ったからだと指摘する。静が“観察”していたのは、発作をおこした四織の方だった。

四織は歩がアメリカに居たときの患者・加奈の母親だった。四織は助からないと分かっていた娘に「頑張れ」と言い続けた歩に恨みを抱いていた。歩の声かけが加奈のプレッシャーになっていたに違いない。「そのせいで娘は死んだのだ。人殺し」と、歩を責める。

「患者の気持ちなんてわかりません。頑張れって言って何が悪いんですか。逆恨みされて気分が悪いです。患者のわがままにつきあっている時間はないんですよ」歩はそう冷たく四織に言い放つ。

歩の態度に奮起した四織は、あれほど拒絶していたガンの手術を承諾した。「まだ死ぬことはできない。訴えてやる」と…。実は、歩が加奈に「頑張れ」と声をかけていたのは、自分の寿命が残り僅かだと知っていた加奈自身に頼まれてのことだった。そして、歩は四織の「生きる気力」が自分への恨むことで強くなるならと、わざと悪役を演じたのだった。

四織は同室の四宮と四谷に「手術がんばって」と送り出され、応援されると元気がでるものだということに気がつく。その後、四織たち三人の患者は無事退院し、皆でコンサートへ出かける仲に。

ゆるがなかった歩のプライド
配膳ミスによる医療過誤を指摘された歩だったが、自分は間違えていないと一歩も引かないところはさすが。さらに今患者の治療のために出来ることを、自分が悪者になってでもやりとげようとするなんて、素晴らしい。とはいえ、院内で「人殺し」呼ばわりされるのを多数の患者に目撃されてしまい、誤解を生むことに…もっと穏やかなアプローチでもよかったのでは?

ムードクラッシャーvsムードメーカー
優秀な看護士ではあるけれど、ストレースすぎる言葉遣いに難があるムードクラッシャー・歩と、自分の欲望に忠実なモンスターペイシェント・四谷。どちらも気持ちがいいほど相手に言いたい放題。初めの頃こそ、歩に敵意剥き出しだった四谷も、癒しのムードメーカー・イジュンから歩の「演技」を知らされてからは、態度を和らげていた。

第四話だから?
第四話の患者の名前は、斉藤四織、四宮咲良、四谷純子と三人とも名前に“四”の漢字が含まれていた。過去作をさかのぼると、第三話の患者は三原、第二話は二宮、第一話は太田黒勝一と、それぞれ話数に応じた患者名だった。四話まで気づけなかったのが…悔しい。


■第5話 あらすじ
静の少年時代をよく知る同級生・五味武久(段田安則)が、がんを患い西東京総合病院に入院した。ところが入院初日から、五味は歩もあきれ返るほど、パワハラ三昧。わざわざ私物を届けに来てくれた部下・茶谷啓介(中島広稀)に罵詈雑言を浴びせたかと思えば、金谷吉子(安達祐実)と柚子のことも不遜な態度で門前払いする。

吉子は、半人前のくせに文句ばかり言う柚子を厳しく指導。ところが柚子が「完全にパワハラだ」と、看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)に直訴。その矢先、五味の横暴ぶりに柚子がブチギレ。あろうことか…医師でもないのに勝手に余命宣告してしまった柚子に、吉子が痛烈なビンタを食らわせる。しかも、この一件を知った院長・薬師丸卓(山崎育三郎)が塔子に対し、吉子の解雇を示唆。 一方、死期が近づく五味の心に、静は懸命に寄り添おうとするが…。

テレビ朝日 「ザ・トラベルナース」は9024年10月17日(水)21時放送スタート。/主題歌:斉藤和義『泣くなグローリームーン』(SPEEDSTAR RECORDS / Victor Entertainment)/出演:岡田将生、中井貴一、山崎育三郎、森田望智、寺島しのぶ、安達祐実、野呂佳代、池谷のぶえ、浅田美代子、キム・ヒョンユル、内藤剛志、風間俊介、渡辺大知、松本大輝、マキタスポーツ、 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@ex5dpremiu66555」。番組公式Instagramアカウントは「@ex5dpremiu66555」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「ザ・トラベルナース」番組公式サイト

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