新韓国ドラマ「オク氏夫人伝」イム・ジヨン、チュ・ヨンウらキャラクタ―ポスター公開
秘められた思惑を抱く四人の男女が、すれ違う夢の中で交錯する物語が始まる。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
13日、JTBCの新土日ドラマ「オク氏夫人伝」(脚本:パク・ジスク、演出:チン・ヒョク)の制作陣は、イム・ジヨン、チュ・ヨンウ、キム・ジェウォン、ヨヌのキャラクターポスターを公開した。固い決意を宿した四人の眼差しが、絡み合う複雑な物語を描き出す。本作はNetflixでも配信される予定だ。
「オク氏夫人伝」は、名前も身分も夫もすべてが偽りの外地夫人(※)オク・テヨン(イム・ジヨン)と、彼女を守るため命をかけた若者チョン・スンフィ(チュ・ヨンウ)による激しい生存の詐欺劇を描く。
※外地夫(외지부=ウェジプ):朝鮮時代、地方に住んでいる両班(支配層)の夫人を指す言葉。
ポスターには、偽りのオク・テヨン、チョン・スンフィ、ソン・ドギョム(キム・ジェウォン)、チャ・ミリョン(ヨヌ)がそれぞれの書物の表紙の中に収められている。特に、スゲチマ(※)を被った偽のオク・テヨン、覆いを手にするチョン・スンフィ、長く垂れたオサファ(※)で片目の端が隠れたソン・ドギョム、婚礼服の袖で口元を隠すチャ・ミリョンの秘密めいた姿が目を引く。
※スゲチ:朝鮮時代に女性が外出する際に顔や上半身を隠すために使った布製の覆い。 ※御賜花(オサファ):科挙合格者に王から合格書“紅牌”と共に授与される花のついた帽子のこと。詳しくは「三銃士」第3話「豆知識」で解説。
少しずつ隠された顔から、それぞれの思惑を胸に秘めて生きる四人の姿が垣間見える一方で、各キャラクターを表現する言葉も好奇心を刺激する。
「復讐はしない。ただ、すべてを取り戻す」とするオク・テヨンの固い意志や、「君のいない世界は光なき暗闇であり、明日なき死だ」というオク・テヨンに向けた清勝輝の悲壮な純愛が見られる。また、「ある偽りは真実よりも輝くものだ」と語る成道謙と、「見えますか?この中に、どんな思いが秘められているのか」とするチャ・ミリョンの意味深長な言葉が興味をかき立てる。
悲運な運命に絡み合う者たちの壮絶で切ない戦いを予告する「オク氏夫人伝」は、「貞淑なお仕事」の後続作品として今月30日より土・日曜日22時30分から放送する。
◇YouTube「옥씨부인전」予告動画
◇JTBC「옥씨부인전」HP
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