藤原竜也たちだけではなく、広瀬アリスも吉田鋼太郎も“神”だった「全領域異常解決室」【第6話ネタバレ・7話予告】
11月13日に放送された「全領域異常解決室」(水、22時、フジ)で、全決で興玉(藤原竜也)と一緒に奮闘している雨野小夢(広瀬アリス)が自分が神であることに気がついた。11月20日に第7話が放送される。石田ひかり演じる月の神・月読命が登場する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
フジテレビ水10ドラマ「全領域異常解決室」とは
藤原竜也が主演する「全領域異常解決室」は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を解決していく1話完結型ドラマだ。その第6話が11月13日に放送された。
■第6話ネタバレあらすじ
興玉雅(藤原竜也)から、人知を超えた能力を持つ神が起こした不可思議な事件を丸く収めて解決に導くのが「全決」の役割だったと聞いた小夢(広瀬アリス)。全決のメンバーが全員、神であることもわかった。そして今、「全決」は謎の神「ヒルコ」との戦争状態にあり、反乱を止めるため正体を暴こうとしていることを知った小夢は、強い使命感を覚える。
そんな時、美容系の有名インフルエンサーが連続して亡くなる奇妙な事件が発生すると、ヒルコから「犬神の呪い」が原因であるという犯行声明が出される。いずれも過食により気道が塞がって窒息死しており、部屋からはピンク色のサプリメントが見つかっていた。
今回の事件には「犬神筋」が関わっているかもしれないと話す興玉。興玉は、ヒルコの仲間に犬神筋の人間がいる可能性を考える。警部の荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)たちから情報を得て捜査資料を見た興玉は、被害者たちが通っていた美容整形外科医・大隈邦男(吉田鋼太郎)の写真に目を止めた。
大隈に会いに行くと、最初は犬塚真澄(関めぐみ)は予約がないと拒否をする。しかし、奥から路子(原日出子)がでてきて、大隈があうといっていると寝室に招かれた。大隈は体調をくずし、もう長くない。実は大隈も“神”だったのだ。大隈に神隠しにあった5人はこのクリニックに通っていて、ピンクの錠剤を飲んでいたと告げると「人魚か?」とつぶやく。
大隈は前に“人”として生活したのが90年前だった。神たちは人間の精神に入り込む形でなんども行きなおす。90年前、大隈はある女性と深く愛し合ったが、流行病にかかってしまった。来世でも一緒になろうと誓い、亡くなった。
そして、現世、美容医療を行う医師として生活していたが、結婚はしないと決めていた。スタッフの路子と内縁関係になり、そのまま一生を終えようとしていたが、犬塚が現れた。90年前に別れた女性にそっくりで、大隈は現世では結婚などしないという約束を忘れ、犬塚との関係を深めてしまった。財産はすべて路子に渡すことにしていたためか、大隈が体調を崩してから犬塚は変わってしまった。自分一人の力でなにかを研究していたという。大隈が死ねば、病院は路子に盗られてしまうため、その前に研究を成功させたいと思っていたようだ。
犬塚が研究したのは八百比丘尼という美の神の研究だ。人魚を食べて生きながらえていたという話をきき、犬塚は全国から人魚の剥製を呼ばれているものと買い集めて研究し、インフルエンサーたちになにやらそれから作った薬を渡していたようだ。路子はいつも薬の受け渡しをする場所にいるのでは?と言われ、興玉と小夢はそこに向かう。
大隈は人間のために尽くしても、人間はそのたびに裏切るといい、ヒルコもそれに嫌気がさしているのではと興玉に自分の考えを告げていた。
路子に言われた場所にいってみると、犬塚が拘束されていた。実は路子はヒルコに犬塚や興玉たちを差し出すのだという。ヒルコ信者だった。しかし、そこに荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)たちがやってきて、興玉たちを助け出した。小夢が連絡していたのだ。
捕まった犬塚を調べると、生まれたのは昭和12年ということだ。実は、犬塚も“神”だったのだ。サプリを開発したのは自分の美のためではなく、大隈に不老不死を与えたかったからなのではと興玉に言われる。しかし、大隈は亡くなっていた。小夢は神ならば、来世で会えるかもと話す。その後、興玉は決まりだからと、犬塚の記憶を消そうとする。その前に、犬塚は「必ず来世でも彼と出会って見せます」と言った。
事件が解決し、みなで話をしていると、急に小夢は、自分が天宇受売命(あまのうずめのみこと)という神だと気がついた。
この世は“神”だらけ?
6日に放送された第5話で、興玉(藤原竜也)、局長(小日向文世)、芹田(迫田孝也)、豊玉妃花(福本莉子)もそして正体不明のヒルコも“神”であることがわかったが、13日に放送された第6話のラスト1分で、雨野小夢(広瀬アリス)も“神”であることがわかった。さらに、第6話のゲストだった吉田鋼太郎演じる美容外科医の大隈も、一緒に研究をしていた犬塚(関めぐみ)も“神”だったことがわかった。第5話でも未琴という少女も神であった。さらに、20日に放送される第7話には夜を収める“月の神”も登場する。人間界での神々達の戦いの話となっている。
雨野小夢は興玉の上司に?
第7話の予告動画では興玉が「さすが室長」と声をかけ、さらに動画の中盤で「興玉、報告!」と強い口調で興玉に命令を下している。これまでの上下関係が崩れ始める第7話となる。
第7話のゲストは石田ひかり
石田ひかりが演じるのはスナックの経営者・佃未世の姿を借りている月読命(つくよみのみこと)という夜を治める神様だ。月明かりの下であれば、時間を操ることができ、全決に力を貸す、ドラマ後半に向けた重要人物だ。今回の役どころについて「今回の人生では大きな悲しみを経験し、彼女の無念が現れているセリフがありました。神様だけど、人間でもある。そこが今回の演じ甲斐のあるところだと思います。」と語っている。
■第7話あらすじ
小夢(広瀬アリス)が神だと聞いて興玉雅(藤原竜也)ら「全決」のメンバーたちは黙り込んだ。
話は4カ月前にヒルコによって消された料理研究家の大月比呂佳(田山由起)の「神隠し事件」にさかのぼる。彼女は糧食を司る大宜津比売神(おおげつひめのかみ)で、全決で頻繁に食事をふるまっていた。謎の神「ヒルコ」に仲間を消された全決メンバーは、必ずヒルコの正体を暴くと決意を新たにする。再度調べると、神隠しにあった一人目と二人目には交流があり、二人目と三人目にも交流があった。興玉たちは、ヒルコは神隠しをする前に別の神を聞き出しているのではと仮説をたてた。
また、ヒルコの正体は神ではなく、人間ではないかという推測もする。飛鳥時代、厳しい修行の果てに、神としての記憶を消す「事戸渡し」を習得した人間がいたという。
そんな時、ヒルコから「芹田正彦(迫田孝也)に天罰を下した」という犯行声明が届いていた。
番組情報
カンテレ・フジテレビ 2024年10月9日スタート。毎週水曜日22時放送「全領域異常解決室」。出演:藤原竜也、広瀬アリス、柿澤勇人、福本莉子、小宮璃央、成海璃子、迫田孝也、ユースケ・サンタマリア、小日向文世ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@zenketsu_fujitv」。
◇フジテレビ「全領域異常解決室」番組公式サイト
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