「ザ・トラベルナース」安達祐実が森田望智に“愛のビンタ”!第5話あらすじと第6話予告
11月14日(木)の「ザ・トラベルナース」第5話では患者とナースのパワハラ問題が同時多発し、山崎育三郎院長のクリーンな病院改革が本格始動。11月21日に放送される第6話の予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「ザ・トラベルナース」は、卓越したスキルと熱い哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”那須田歩(岡田将生)と九鬼静(中井貴一)が、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ヒューマンドラマ。
■第5話 ネタバレあらすじ
静と中学まで学び舎をともにした同級生・五味武久(段田安則)が、末期がんを患い、西東京総合病院に入院してくる。ナースとして目の前に現れた静を見るや、五味は「しず坊!?」と仰天。優秀だった静が医者ではなく看護士をしていることが意外だったという。
ところが入院初日から、五味は歩もあきれ返るほど、パワハラ三昧。わざわざ私物を届けに来てくれた部下・茶谷啓介(中島広稀)に罵詈雑言を浴びせたかと思えば、検温しようとする中堅ナース・金谷吉子(安達祐実)と新米ナース・中村柚子(森田望智)のことも不遜な態度で門前払いする。
かたや吉子は、半人前のくせに文句ばかり言う柚子に「(患者に)触らせてでも仕事をしろ」厳しく指導。ついに不満を爆発させた柚子は「完全にパワハラだ」と、看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)に直訴。塔子は吉子のプロ意識に理解を示しつつも、「6秒ルール」で怒りを鎮めるように注意を促す。
その矢先、会社の重要なプロジェクトから外され、不意の病状悪化で手術適応外となり、ますます情緒不安定になった五味は、吉子と柚子に横暴にふるまったあげく暴言を連発。それに柚子がブチギレて、医師でもないのに勝手に一カ月の余命宣告してしまった。そんな柚子に、吉子は痛烈なビンタを食らわせ、すぐさま五味に平謝りする。
その騒動で、塔子は吉子に業務を外れるように言い渡す。院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は塔子に2人の処遇を一任するといいつつも、「厳重注意」だけで済まそうとする塔子に、吉子の解雇を示唆する。しかし、塔子は看護士も感情的になっていいはず、仕事だからと無理をする必要もないと言い返す。
吉子は柚子に厳しく言い過ぎていたことを謝り、柚子も吉子に今回の事を謝罪する。一方、死期が近づく五味の心に、静は懸命に寄り添おうとする。五味は医師からも告知されていたが、柚子の余命宣告を聴いて、やっと自分事に考えられるようになったと話す。そんな五味に静は「病は治せないが、人は治せる」と、五味の心を救うことを約束する。
謝罪をしにきた柚子に、五味は「酷いことを言って悪かった。看護士さんたちは何も悪くありません。申し訳ありません」とその場にいた院長と塔子にも謝る。
さらに衰弱していく五味。吉子は看取ってくれる親戚のいない五味を不憫に思い、五味の会社へ赴き、同僚たちに見舞いに来てほしいと直談判に行くが、「部下の顔も覚えていない上司には会いたくない」と、誰も話を聴いてくれなかった。
それを聞いた静は、柚子に“同僚”の代役を手配するように指示。柚子はフォロアーたちに五味の部下に扮して見舞に来てもらう。しかし、五味は彼らが自分の部下ではなく、それが静の企みだということに気づいていた。
それでも、茶原だけは、五味の仕事に対する姿勢を尊敬していたと、言って見舞に来てくれた。その後、五味は旅立ち。新たな患者がやってきた。その患者にセクハラされた柚子は、「今度やったらげんこつで殴りますよ。そうなったら退院が遅れてしまいますからね」とユーモアを交えて撃退。歩は柚子の成長を感慨深く見守った。
昔から嘘つきだった静
奇しくも中学時代の同級生に再会した静。2人の会話は、自然と故郷広島弁になり、静の広島弁ファンに大ウケ。さらに、「しず坊」が昔から嘘つきだったことが判明。そして、静の嘘が昔から人を少しだけ幸せにしていたことも分かり、ホッコリとさせられた。
クールナース吉子をリスペクト
いきなりビンタをくらわせてからの謝罪。“パワハラ”にあたることかもしれないが、あれはその場を納める最善策だったようにも思えてくる。どんなに理不尽な患者の言動もさらりと一蹴し、セクハラされてもプロとして自己犠牲をいとわず看護の仕事と向き合うクールな吉子の、咄嗟の判断、先輩ナースとしての“愛のビンタ”だと感じた。言葉はキツクても、実は常に相手に寄り添い、半人前の柚子の指導にも情熱をもって行なっている吉子をますますリスペクト。
山崎育三郎も始動!
山崎演じるクリーンな院内改革を推し進める薬師丸卓院長も、自らの理想を実現するために、病院上層部に働きかける。とはいえ、病院の“旨味”にしか興味のない上層部に“クリーン”を主張しても渋い顔をされるばかり…。薬師丸は、本気で医者や看護士にとって働きやすい環境を整えようとしているようなのだが、どこまで彼は“クリーン”でいられるのだろうか?
■第6話 あらすじ
院長の薬師丸卓(山崎育三郎)が自ら口説き落として招聘した天才外科医・上杉基弘(三宅弘城)。「神の手」と呼ばれるほど凄腕の彼を頼って、西東京総合病院には全国から患者が殺到。入院中の患者・六平拓(やす)もついに1週間後、待ちに待った上杉の手術を受けられることになり、期待に胸を膨らませていた。ところが突然、上杉は「医療への熱意を失った」という理由で、薬師丸に辞職を願い出る。上杉に敬意を寄せる歩は、力になりたいと渇望。事情を話してほしいと語りかけるが、上杉は心を開こうとしない。
一方、柚子は人知れず、ナースとしての適性に疑問を抱き、行き詰まっていた。プライベートで配信しているSNS動画の再生数も伸びず、「世界中から相手にされてない」と思い悩む柚子。その矢先、歩と静が激怒する事態が発生する。なんと“上杉がひた隠す秘密”を知った柚子が、バズりたい一心で上杉を盗撮。尊厳を踏みにじる暴露動画を作成し…。
テレビ朝日 「ザ・トラベルナース」は9024年10月17日(水)21時放送スタート。/主題歌:斉藤和義『泣くなグローリームーン』(SPEEDSTAR RECORDS / Victor Entertainment)/出演:岡田将生、中井貴一、山崎育三郎、森田望智、寺島しのぶ、安達祐実、野呂佳代、池谷のぶえ、浅田美代子、キム・ヒョンユル、内藤剛志、風間俊介、渡辺大知、松本大輝、マキタスポーツ、 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@ex5dpremiu66555」。番組公式Instagramアカウントは「@ex5dpremiu66555」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「ザ・トラベルナース」番組公式サイト
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