Netflix韓国ドラマ「その電話が鳴るとき」ユ・ヨンソクとチェ・スビン、初のロマンス共演の見どころ
Netflixシリーズとして22日から配信されるMBC新金土ドラマ「その電話が鳴るとき(지금 거신 전화는)」の本放送を200%楽しむための注目ポイントが公開された。日本版予告はYouTubeにて公開中だ。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「その電話が鳴るとき」は、政略結婚3年目でお互いに会話もなく暮らしていた仮面夫婦に、誘拐犯から脅迫電話がかかってくることから始まる熱いロマンスを描く。(企画:クォン・ソンチャン、演出:パク・サンウ、ウィ・ドクギュ、脚本:キム・ジウン、制作:ボンファクトリーバラムピクチャーズ)
実力派俳優たちと堅実な筆力を誇るキム・ジウン脚本家、感覚的な演出力を持つパク・サンウ監督がタッグを組んだこの作品は、放送前から話題を集めている。2024年MBC金土ドラマの掉尾を飾るこの作品は、初放送を間近に控えた11月20日に、視聴ポイントが制作陣より公開された。
まず注目すべきは、ロマンスとスリラーを融合させた、互いにとってかけがえのない存在へと変化していくショーウィンドウ夫婦の物語である。同名のカカオページのウェブ小説を原作とする本作は、ロマンスとスリラーを組み合わせた「ロマンススリラー」というジャンルで視聴者に新たな魅力を提供する。物語は、政略結婚によって結ばれたショーウィンドウ夫婦であるペク・サオン(ユ・ヨンソク)が、ある日突然「妻のホン・ヒジュ(チェ・スビン)を誘拐した」という脅迫電話を受けるところから始まり、予測不可能な展開が繰り広げられる。
謎の人物に誘拐され、新たな人生を歩む決心をするヒジュと、脅迫電話をかけた犯人を追うサオン。二人は、長い間気づかなかった互いの真実を知りながら、次第に大切な存在となっていく。時にときめき、時に緊張感が交錯する二人の感情が、キャラクターの関係性を変化させ、視聴者を魅了する。脚本家のキム・ジウンは「ドラマの主軸はロマンスですが、登場人物の感情の変化によって、ロコ(ロマンティック・コメディ)、メロ、ミステリー、スリラー、アクションと、多様なジャンルに変化します」と説明した。演出を担当したパク・サンウ監督は、「一見すると政略結婚夫婦の険悪なロマンスのように見えますが、実は20年以上互いを守り続けた真実の愛の物語です」と語り、ドラマの意外性を強調した。
「その電話が鳴るとき」では、ユ・ヨンソクとチェ・スビンが物語を牽引する。ユ・ヨンソクは家柄、容姿、能力の全てを備えた最年少の大統領府報道官ペク・サオンを、チェ・スビンはサオンの妻で失声症を抱える手話通訳士ホン・ヒジュを演じ、初のロマンス共演に挑む。
二人は大統領府報道官と手話通訳士という「他人とコミュニケーションを取る仕事」に就いている一方で、実際には互いに断絶したまま生きる「不通夫婦」である。誰よりも近くにいながら、決して近づけない複雑な関係を、ユ・ヨンソクとチェ・スビンという二人の「メロの名手」が繊細に表現し、視聴者に感動を届ける。
さらに、断絶していた夫婦関係を変えるきっかけとなる「携帯電話」という要素も重要な視聴ポイントである。劇中でサオンとヒジュは、家の中でも一言も交わさない徹底したショーウィンドウ夫婦だ。表面的には完璧に見えた二人の人生は、突如かかってきた脅迫電話を機に大きく揺らぐ。作品のキーアイテムであり、二人を繋ぐツールでもある「携帯電話」が、断絶していた夫婦関係にどのような影響を与えるのか。また、脅迫犯の正体を追うサオンの行動と、疑念と真実の間を行き交う通話内容に視線が注がれる。
◇YouTube|その電話が鳴るとき | オフィシャル予告編 | Netflix
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