広瀬アリスの過去がわかった神回だった「全領域異常解決室」【第7話ネタバレ・8話予告】

10時28分ドラマ
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11月20日に放送された「全領域異常解決室」(水、22時、フジ)で、神であったことを思い出した小夢(広瀬アリス)が襲われた4ヶ月前の大事件が描かれ、第1話から見返したいという視聴者が溢れた。11月27日に第8話が放送される。野間口徹は本当にヒルコなのか?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ水10ドラマ「全領域異常解決室」とは
藤原竜也が主演する「全領域異常解決室」は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を解決していくドラマだ。その第7話が11月20日に放送された。第7話は4ヶ月前に遡り、小夢(広瀬アリス)がどうして神である記憶を失っていたのか、記憶をなくした小夢を全領域異常解決室のメンバーたちがどう迎えたのかが描かれ、“神回”とネットで評判となった。

■第7話ネタバレあらすじ

小夢(広瀬アリス)が神だと聞いて興玉雅(藤原竜也)ら「全決」のメンバーたちは黙り込んだ。

話は4カ月前にヒルコによって消された料理研究家の大月比呂佳(田山由起)の「神隠し事件」にさかのぼる。彼女は糧食を司る大宜津比売神(おおげつひめのかみ)で、全決で頻繁に食事をふるまっていた。比呂佳の作る食事は、室長の小夢や興玉も大のお気に入りだった。

謎の神「ヒルコ」に比呂佳を消された全決メンバーは、必ずヒルコの正体を暴くと決意を新たにする。再度調べると、神隠しにあった一人目と二人目には交流があり、二人目と三人目にも交流があった。興玉たちは、ヒルコは神隠しをする前に別の神を聞き出しているのではと仮説をたてた。そして、比呂佳の次に狙われるターゲットを探しだそうとする。比呂佳が全決に頻繁に出入りしていたことなどから、小夢が狙われるのではと興玉は心配し、捜査からはずれるように進言する。しかし、小夢はヒルコを対峙することが室長である自分の責務だという。

そして、比呂佳と交流のあった刀田楓真に会いに行く。社長をしている刀田への面会は受け付けで断られたが、小夢は自分が持っている“呼び寄せる”能力を使って刀田を呼び出した。

また、ヒルコの正体は神ではなく、人間ではないかという推測もする。飛鳥時代、厳しい修行の果てに、神としての記憶を消す「事戸渡し」を習得した人間がいたという。しかし、今の時代にそんな厳しい修行をする人間はいないのではとその案は却下する。

小夢は警視庁音楽隊の練習を終えて帰ろうとしていた。するとそこに刀田から連絡が入る。刀田から、ヒルコから「芹田正彦(迫田孝也)に天罰を下した」という犯行声明を見せられ、刀田の車で現場に向かうことにした。刀田の話では興玉は先に現場に向かっているという。

そのころ、芹田本人は駅で小夢が出てくるのを待っていた。そして、電話をするが、小夢はでない。そして、ネットに「刀田に天罰を下した」という犯行声明がでた。興玉、芹田、豊玉妃花(福本莉子)が現場に向かう。これまでの4人と同じように肉体が消え去った遺体があるようだ。小夢に連絡がとれないことをいぶかしんだ興玉は、芹田に刀田の居場所を見つけるように指示する。しかし、芹田は“反応がない”という。さらに小夢の居場所と探すととても弱っていることがわかる。そこに向かった3人はなにかで刺された小夢を見つけた。

傷は浅いのだが、出血は止まらない。このまま放置すると確実に死んでしまう。傷は“神器”のようなものでつけられていて、通常の医療では治せない。豊玉妃花が水の力を利用して止血している間に治療するとして、全決に運ぶ。そこに医療を司る神はいない。そこに居たのは月読命(石田ひかり)だ。月明かりの下であれば、時間を操ることができる。月明かりの中、時間を戻し始めると、小夢の傷は消えた。ほっとする全決のメンバーを前に、月読命は「助けたのは天宇受売命じゃない。事戸を渡されている。ただの人間だ」と非情に告げる。

その後、順調に回復したが、事戸を渡されている以上、“普通の人間”として生きるしかない小夢を全決のメンバーは家に届けた。翌日、小夢は前夜の記憶がないと音楽隊のメンバーに話していた。その様子を興玉、芹田、豊玉たちが見守っていた。

小夢のことをどうしても諦められない興玉は全決で働いてもらうことを宇喜之民生(小日向文世)に頼む。内閣府の力でその人事を出してもらった。全決にやってきた小夢は「初めまして」と興玉に挨拶をした。万感の思いで小夢を見る興玉。

4ヶ月後、どうやってか、神の記憶を少し取り戻した小夢は、ヒルコを捕まえることを再度心に誓う。

その頃、警察では押収した人魚の剥製のうちの1体が持ち出されていることに気がついた。それを持ち出したのは、政府から頼まれてビッグデータを解析している会社のCEO(野間口徹)だった。そして、その剥製を持って行ったのは月読命のもとだ。時をもどして人魚に戻して欲しいという。月読命から目的を頼まれると「神の入れ替え」をするのだという。



第7話にして、第0話!小夢(広瀬アリス)の過去が判明

第6話のラストで自分が神であることを思い出した小夢だったが、なぜ、そんな事態になっていたのかが全てわかる第7話になった。その展開に視聴者は「すごい」「今期一番の作品」など夢中になっているコメントも多く見られ、“全領域異常解決室”は全世界のトレンド1位となり、関連ワードとして「野間口さん」「興玉さん」「芹田さん」もトレンド入りを果たした。



第1話から見返したい視聴者が溢れる

小夢が襲われ、記憶を亡くした後、通常の人事異動のような形で全決に戻ってきた。小夢が全決の部屋に入り、「初めまして」と挨拶するシーンが放送されたが、その時、興玉の最初の反応が鈍いかのようだったが、それが、第7話が放送され、“一度は死にかけた小夢が元気な姿で現れ、共に仕事ができる”ことを感じ入っている興玉の万感の思いだったことが判明した。また、第1話から頻繁に「勉強不足ですねぇ」と興玉が小夢に声をかけていたが、これは実際には小夢が興玉にかけていた言葉で、記憶を取り戻させたい興玉の心からの言葉だったこともわかった。



ヒルコが判明?

神たちを狙い、人間を狙い、警察や全決もまだ解明できていない事件を引き起こしている人物が視聴者にだけ提示された。政府から頼まれビッグデータの解析を行っている会社のCEO、野間口徹だ。ラストで、警察から持ち出した人魚を月読命(石田ひかり)に託して、時を戻し、「神を入れ替える」というのだ。どう考えてもヒルコかと思われるが、これまでも二転三転してきたドラマだけに、まだ、本当の黒幕が出るのには早いのでは?と考察する人も多く、実際にヒルコなのかはまだ判明していない。第8話が待たれる。



■第8話あらすじ

今度は東京で4件の連続餓死殺人事件が起こる。ヒルコからは「修理固成が終わろうとしている。この世は間もなく生まれ変わる」という声明が出る。

興玉雅(藤原竜也)、雨野小夢(広瀬アリス)、荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)らが状況を確認すると、餓死した4人に接点はなかったが、4人とも腕時計の時間がなぜか狂っていた。さらに現場付近の防犯カメラには同じ女性の姿が映っていた。興玉は、悪霊の一種で、とり憑かれると空腹感や疲労を覚え、死んでしまうこともあるという“ヒダル”にとりつかれたのかもという。

警察が去った後、興玉と宇喜之民生(小日向文世)は、防犯カメラに映っていた女性は月読命、佃未世(石田ひかり)かもしれないと話す。彼女は月の光の下で時間を操ることができ、人間を餓死させることもできるという。犯行が行われたのは全て月が出ている夜だった。

一方、荒波らは人魚の剥製の捜索で、捜査員らの聞き込みを行っていた。「全決」を疑う荒波は、直毘吉道(柿澤勇人)から情報を聞き出そうとするが…。



番組情報

カンテレ・フジテレビ 2024年10月9日スタート。毎週水曜日22時放送「全領域異常解決室」。出演:藤原竜也、広瀬アリス、柿澤勇人、福本莉子、小宮璃央、成海璃子、迫田孝也、ユースケ・サンタマリア、小日向文世ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@zenketsu_fujitv」。



フジテレビ「全領域異常解決室」番組公式サイト

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