佐野勇斗は橋本環奈との結婚を真剣に考えていた…NHK朝ドラ「おむすび」第8週あらすじと第9週予告

08時50分ドラマ

結（橋本環奈）たちの神戸での新しい生活がスタートした。栄養士になることを甘くみていた結は授業の内容に四苦八苦してしまう。結の心をほぐしてくれるのは社会人野球で頑張る翔也（佐野勇斗）とギャル仲間だ。NHK朝ドラ「おむすび」の第9週「支えるって何なん？」（11月25日～11月29日）のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。

朝ドラ「おむすび」第8週ネタバレ＆トピックスと第9週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結（橋本環奈）が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第8週が11月18日から放送された。舞台は神戸に移り、結は栄養士になるために専門学校生となり、聖人（北村有起哉）と愛子（麻生久美子）は理容室をオープンさせた。

最後までいいやつだった陽太（菅生新樹）

結（橋本環奈）一家が引っ越してゆく日、祖母の佳代（宮崎美子）、農園を手伝ってもらうことにした聖人の友人の康平（須田邦裕）、そして結が小学校の頃からずっと結を守ってくれた陽太だ。結からこれまでの“お礼”を言われると、辛気くさいというが、「翔也（佐野勇斗）が泣かすようなことをしたら、神戸であろうが飛んで行く」といい、最後の最後まで“いい人”だった。

専門学校の個性的な同級生

結が通う栄養士になるための専門学校生や教師として新しいメンバーが登場した。ギャルの服装をしている結に「やる気あるのか？」といい、結たちと同じ班では落第してしまうとまでいいだす強気の矢吹沙智（山本舞香）、そんな沙智をなだめ結との険悪な雰囲気をなんとかしようとする生粋のお嬢様の湯上佳純（平祐奈）、そして、不動産会社を退職して栄養士になろうとする中年の森川（小手伸也）。同じ班になった4人だが、全く仲間意識もなく、分裂した状態だ。どんな風にここから変わって行くのか？

翔也を思う結は献立を考えるが？

25日から放送される第9週で、結は翔也のために献立をたてる。“愛情”のこもった献立だが、これが翔也の役にたつのか？社会人野球の先輩・澤田（関口メンディー）からは苦言を呈されるが、翔也は結の気持ちを思ってそのことが伝えられないのだが。高校の時と違い、監督がやってくることはないと思われるが、翔也はどう伝えるのか？

【第8週（2024/11/18-11/23ネタバレあらすじ】

結（橋本環奈）が福岡・糸島を旅立つ日が来る。駅で陽太（菅生新樹）に見送られる結は、家族だと思ってると言うが、陽太は複雑な気持ちで翔也（佐野勇斗）が泣かすようなことしたら神戸であろうが飛んでいくと言って送り出す。一方そのころ永吉（松平健）は、佳代（宮崎美子）と一緒に黙々と畑作業にいそしんでいた。

神戸に久しぶりに戻ってきた聖人（北村有起哉）は、早速商売の準備を始める。近所の人達はもう少しゆっくりしたら？というが、聖人は神戸のために、商店街のために役に立ちたいからすぐに仕事を始めたいという。聖人は理容店の看板の名前を女性のお客さんにも来てもらうよう「ヘアサロンヨネダ」と変え、営業を始めた。

一方、結は幼い頃友人だった菜摘（田畑志真）を部屋に招く。菜摘は女子大生で、勉強よりサークルに入って彼氏を作りたいという。菜摘から彼氏がいるのか聞かれた結は、翔也の写真を見せる。そして、翔也が神戸にやってきた。愛子（麻生久美子）が考えてくれたデートスポットに行こうとすると、翔也は聖人たちに会いに行くという。

聖人と愛子の理容店が新装オープンして、佐久間美佐江（キムラ緑子）やテーラーの要蔵（内場勝則）などさくら通り商店街の面々が祝いに来てくれているところに、翔也がやってきて、結との交際は真剣だといい「結婚を前提にしている」と話した。それを聞いた聖人はすっかり落ち込んでしまう。

結は栄養専門学校に初登校するや否や、矢吹沙智（山本舞香）から、その恰好はなめてるのかと問われる。その険悪な雰囲気に湯上佳純（平祐奈）が入ってきて、なだめようとする。また教室には場違いに見える中年男性の姿も見られるが、実はれっきとした森川（小手伸也）という生徒で、不動産会社を退社して学びに来ているのだった。

一方、結は栄養専門学校で多岐にわたる授業を受け、ついていくのに必死で四苦八苦する。調理実習に参加するために、教師たちからネイルやつけまつげなどを外さないと授業に参加させないと厳しく言われてしまう。休み時間に佳純と話すと、佳純は親が病院を経営しているという。そんな佳純にも沙智は容赦ない。すると佳純も反撃する。いつの間にか“彼氏のために”栄養士になろうとしている結に対して二人が攻撃してきた。

沙智が、結や佳純、森川と一緒の班だと授業の単位を落とすので班替えをしてくれと頼むと、先生の石渡（水間ロン）は調理実習までに献立を立てるという課題を出す。結と佳純は石渡先生の意図をはかりかねるが、沙智は自分が献立を全部考えるという。沙智は独自に献立を考え、佳純は自分の病院のメニューをもってきて、互いに自分の方が良いと主張する。そして、結に選ぶようにと迫る。結は家に帰り、愛子に相談する。どちらかの味方をすれば相手と険悪になってしまう。

結果、結は主食、主菜は沙智の案、副菜、汁物は佳純の案を採用するという。しかし全体のバランスが悪くなってしまう。すると森川が副菜と汁物を“和風”にする案を出し、班としての献立が決まった。実習することになったが、主菜にメイン食材でもある小松菜が売り切れで、沙智は困る。すると結は別の野菜を提案した。あまり知られていないスイスチャードという野菜だったが、小松菜と同じような栄養素であることを、農家出身の結は知っていた。実習は無事に終わった。

沙智が班替えの件を先生に話すが、「班はこのまま」と言われてしまう。社会にでれば自分で働く人は選べない。どうやって協調してゆくかも学んで欲しいというのだ。

ある日、歩（仲里依紗）が神戸に戻ってきた。

【第9週（2024/11/25-11/29）あらすじ】

■第41話（月）

ヘアサロン米田で商店街の面々がよもやま話する中、結（橋本環奈）が彼氏のために栄養士になるのは偉いというのを聞いた聖人（北村有起哉）は動揺して周りのみんなからたしなめられる。そんな折、歩（仲里依紗）が突然神戸に現れ、みんな驚愕する。何やらロサンゼルスから帰国したとのことで、またもや米田家が騒がしくなる。

■第42話（火）

栄養専門学校に通う結（橋本環奈）は、運動生理学の実技授業で全速力で走り、同じ班の佳純（平祐奈）ともどもへとへとになる。だが、矢吹沙智（山本舞香）の走りはとても軽快で、平気な顔。そんな沙智を見て、バテバテの森川（小手伸也）がアッと思い出す。何やら森川の娘が以前陸上競技をやっていて、沙智を専門雑誌で見たことがあるという。

■第43話（水）

結（橋本環奈）が翔也（佐野勇斗）と会って献立表を見せている頃、米田家では歩（仲里依紗）と聖人（北村有起哉）が、商店街で靴店を営む渡辺孝雄（緒形直人）から疎外されて落ち込んでいた。そんな二人を愛子（麻生久美子）は無理やり気分転換させようとして、電話で結たちを急遽呼び出し、お好み焼きパーティーを始める。

■第44話（木）

翔也（佐野勇斗）は結（橋本環奈）が作った献立通りに食事を続けるが、澤田（関口メンディー）から足りないのではと言われ、内心そう思いつつも結には黙っておこうとする。一方、結は米田家に泊まった栄養専門学校の佳純（平祐奈）と朝食を共にし、聖人（北村有起哉）と歩（仲里依紗）の丁々発止の会話が始まる中、佳純は米田家を羨ましがる。

■第45話（金）

聖人（北村有起哉）は、未だ距離を縮められない渡辺孝雄（緒形直人）の靴店へ足を運ぶが、そこで孝雄から追い出される神戸市職員の若林（新納慎也）を見る。流れで居酒屋に入った聖人は、若林から震災直後の孝雄の様子を聞く。一方、結（橋本環奈）は専門学校で沙智（山本舞香）と会い、自分が支える相手のことをわかっていなかったと吐露する。