ライオンを守るため、柳楽優弥と坂東龍汰たちは力を合わせた「ライオンの隠れ家」【第7話ネタバレ・8話予告】
11月22日に放送されたTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」第7話で、祥吾(向井理)が小森家にライオン(佐藤大空)がかくまわれていたことを知ってしまった。11月29日22時に第8話が放送される。ついに、愛生(尾野真千子)とライオンが再会する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
TBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」とは
「ライオンの隠れ家」は、市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(柳楽優弥)と自閉スペクトラム症の美路人(坂東龍汰)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子(佐藤大空)との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンスだ。その第7話が11月22日に放送された。
■第7話ネタバレあらすじ
記者の楓(桜井ユキ)が突然、小森家にやって来た。楓は、愛生(尾野真千子)が殺したと供述している息子が本当はここにいるのではないかと洸人(柳楽優弥)を問い詰める。洸人はライオン(佐藤大空)がメディアに出るのも時間の問題と思う。
一方、愛生が息子の愁人(=ライオン)を手にかけるはずがないと確信している祥吾(向井理)は、愁人の写真などをメディアに公開して情報提供を広く呼び掛けていた。祥吾は実は養子で、愛生と会ったころ、お互い家族に恵まれないことで共感したと思っていたのに、愛生には洸人たち家族によくしてもらい、“本当の家族”を知っているのだと気がつき、“うそつきやがって”と思う。会社の同僚に、洸人たちの行方を捜してもらうことにした。
八方ふさがりの中、ライオンを守ることを最優先しようと考える洸人。美央(齋藤飛鳥)や貞本(岡崎体育)の力を借り、美路人(坂東龍汰)とライオンの3人で離れた場所に身を寄せる決心をする。ただ、最初、美路人は旅行にゆくのを嫌がった。洸人はこれまで、家で過ごしてきた時間について話をする。美路人も納得して3人で旅行にゆくことに同意した。そこで、貞本が佐渡に持っている別荘に向かうことにする。
その頃、祥吾が小森家に向かっていた。出かける時にライオンが落としたキーホルダーを見つけ、小森家にライオンがいたことを確信する。キーホルダーを握りしめながら、自分が愛生やライオンにしてきたDVを思い出していた。
楓は洸人に頼まれたこともあり、まだ、記事を出さないでいたが、天音悠真(尾崎匠海/INI)は上司(池田鉄洋)にせっつかれて、ライオンや美路人の写真をモザイク無しで記事にしてしまった。その記事をみた美央は楓に「これ以上関わらないで」と話す。楓が市役所の駐車場から帰ろうとしたところ、一台の車が猛然としたスピードで寄ってきた。
洸人たちは別荘での生活を満喫する。洸人に不安はあるものの、愛生と会えるまでは3人で笑顔で過ごすを誓ったことを思い出して、つとめて笑うようにした。美路人も事情を理解しているかのように一人で初めての店に買い物にいったら、自分の寝る時間ではないもののライオンが寝る時間になると一緒によりそうようになっていた。
そんな安全な別荘に楓がやってきた。洸人は驚くが、楓はそのことを柚留木(岡山天音)から頼まれたのだという。柚留木は全てのことを楓に話していた。楓は週刊誌の記者を辞め、これからは弱者に寄り添った記事を書いていきたいと洸人に話す。楓は柚留木のはからいで、愛生を面会できることになっているといい、なにか伝えることはないかと洸人に聞いた。そして、面会の日がやってきた。
かすみ(入山法子)の店で天音は楓が会社を辞めたのは自分のせいだと話す。グチグチしていないで、一人前になることが楓のためだと話し、かすみは新しいネタを教えてくれた。それは当初愛生と間違われていた遺体は、前に楓と天音が追っていた6股議員の秘書をやっていたという。議員行きつけのクラブで天音が待っていると、そこに議員と一緒に祥吾の会社の人間がやってきた。
ロードムービーな第7話
洸人(柳楽優弥)は同僚の美央(齋藤飛鳥)や貞本(岡崎体育)、寅吉(でんでん)の助けを借りて、貞本が持つ別荘にしばらく身を隠すことにする。祥吾(向井理)や警察、マスコミに追われているのだが、3人の旅行はほっこりしてしまうシーンが多く、“癒やし”の回となった。特にライオンを守るために、美路人(坂東龍汰)が急激に成長している。
祥吾は議員秘書の殺害に絡んでいるのか?
第7話で、祥吾が愛生やライオンに激しいDVをしていたことは事実だと判明した。しかし、祥吾がDVをするようになった理由などはわからない。また、祥吾の会社は議員と密接なつながりがあるようで、祥吾の同僚も怪しい。議員秘書が亡くなった件と祥吾がなにか関係しているのかも今後の展開が待たれる。
ついに愛生(尾野真千子)がライオンと再会
29日に放送される第8話で、釈放された愛生とライオンが再会する。第7話まで、愛生と再会する前に、祥吾にライオンがつれて行かれてしまうのではないかと思ったり、洸人たちが誘拐の罪に問われるのではと心配していた視聴者も、予告動画で二人が会うシーンに涙した。
洸人の同僚役の岡崎体育インタビュー
番組公式サイトに主人公の同僚で子煩悩な心優しき父親役を演じている岡崎体育のインタビューが掲載された。シンガーソングライターとしても大活躍中の岡崎は「俳優としてはまだまだ未熟だと思っているので、ドラマや映画に出演させてもらうとき、“シンガーソングライターの岡崎体育です”と挨拶してしまうんです」と話し、「しっかり周りの皆さんと歩幅を合わせて1つの作品を作っていくときに、自分も“俳優として”歩幅を合わせたいので顔合わせから“役者の岡崎体育です”と言えるようになりたいです」と役者としての仕事にも貪欲に挑んで行く姿勢を見せる。また、岡崎の音楽に対する話など、全文は番組公式サイトに掲載されている。
世帯視聴率、個人視聴率も右肩上がり
連続ドラマは初回放送は「とりあえず見てみる」視聴者がいるため、初回視聴率は高めとなる場合が多いが、この「ライオンの隠れ家」は初回は世帯が5.1%、個人が2.8%と決して高い数字でのスタートではなかった。しかし、回を追う事に評判となり、15日に放送された第6話では世帯6.6%、個人3.3%と右肩上がりの数字を記録している。(視聴率はビデオリサーチ社調べ、関東地区の数字を使用)また、TVerのお気に入り数でも、今季の連ドラの中では「わたしの宝物」についで2番目になる視聴者数を獲得している。今後も上昇が期待できるドラマとなっている。
■第8話あらすじ
警察で愛生(尾野真千子)と面会した楓(桜井ユキ)は、洸人(柳楽優弥)からのメッセージを伝え、釈放後どうしたいかを彼女に聞く。
愛生は再び柚留木(岡山天音)の力を借りて、息子のライオン(佐藤大空)と洸人、美路人(坂東龍汰)が待つ佐渡の別荘に着いた。ライオンと久しぶりに再会できた。久しぶりの再会に洸人は戸惑うが、愛生は関係なしで自分のペースを貫く。愛生と洸人はこれまでのことを全てぶつけ合った。
その頃、記者の天音(尾崎匠海)がたちばな都市建設と亀ヶ谷議員に関する気になる情報を入手していた…。
TBS 2024年10月11日スタート。毎週金曜日22時放送「ライオンの隠れ家」。出演:柳楽優弥、坂東龍汰、齋藤飛鳥、佐藤大空、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kakurega_tbs」。
◇TBS「ライオンの隠れ家」番組公式サイト
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