2025年度後期朝ドラ「ばけばけ」ヒロインの夫・ヘブン役がトミー・バストウに決定
第113作目の連続テレビ小説は、 松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。NHKプラスで配信される予定。
「ばけばけ」は、外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語だ。
ヒロインとその夫はそれぞれオーディションで選ばれた。先行して発表されたヒロイン・松野トキ役の髙石あかりに続いて、1767人のオーディション応募者の中から、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした ヘブン役に選ばれたのはトミー・バストウ。
■ヒロイン 松野トキ役 髙石あかり コメント
トミーさんとはきょう初めてお会いしたのですが、やさしそうだなとかお茶目なのかなという、事前に思っていた印象がより強まって、スタッフの皆さんがとりこになった理由がわかりました。物語のモデルである小泉セツと八雲の二人の空気感や愛を、見てくださる方々にしっかりお届けできるようトミーさんとコミュニケーションをとって撮影していきますので見守ってください。
■ヒロインの夫・ヘブン役 トミー・バストウ コメント
髙石さんとお会いした最初の印象は「明るくていっしょにお仕事をすると楽しいだろうな」と思いました。日本語は日本の文化や映画にひかれて約10年学びました。わからないことも多いですが撮影を通してもっと日本のことがわかるようになりたいです。モデルの小泉八雲を演じることは大きなチャレンジ。日本や冒険が好きだったり繊細だったりするところはハーンと似ていますが、全然違うところもあります。自分の人生や経験と合わせてハーンのエッセンスをヘブンとして、うそ偽りなく演技で伝えたいと思います。精一杯頑張ります。
■あらすじ
明治時代の松江。松野トキ(まつの・とき)は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子。松野家は上級士族の家系ですが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。とても貧しい暮らしをすることになってしまう。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過す。極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んでくる。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意する。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのだった。トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされる。ところが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていく。しかも、二人とも怪談話が好きだった! へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らしが始まる。
2025年度後期(大阪制作) 第113作 連続テレビ小説 『ばけばけ』
【放送予定】 2025年秋~
【制作スケジュール】 2025年春クランクイン予定
【作】 ふじきみつ彦
【スタッフ】 制作統括 : 橋爪國臣
プロデューサー : 田島彰洋 鈴木航
演出 : 村橋直樹 泉並敬眞 松岡一史
※実在の人物である小泉セ1(1868ー1932)をモデルとするが、大胆に再構成し、 登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描かれる。原作はない。
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◇制作発表
◇ヒロイン発表