「江南Bサイド」娘の危機に駆けつけたチョ・ウジン、社会の闇と最終決戦【第7−8話(最終回)あらすじ】
釜山国際映画祭でも話題となり11月6日(水)にDisney+(ディズニープラス)スターにて独占配信を開始したオリジナル韓国ドラマ「江南Bサイド」。
クライマックスとなる第7話と8話では、組織と闘おうして自ら命を散らせた親友ジェヒ(キム・ヒョンソ)の敵を討つために江南の夜の世界に忍び込んだ娘イェソ(オ・イェジュ)を救おうとする元刑事ドンホ(チョ・ウジン)、組織と手を組んだ検事ソジン(ハ・ユンギョン)、復讐に燃えるギルホ(チ・チャンウク)が対立しながらも最後は共通の敵である麻薬組織に最終決戦を仕掛ける手に汗握る展開が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「江南Bサイド」は、江南で行方不明になったクラブのエース、ジェヒ(キム・ヒョンソ役)を捜すエリート刑事カン・ドンウ(チョ・ウジン)と出世欲の高い検事ミン・ソジン(ハ・ユンギョン)、そして謎のブローカーのユン・ギルホ(チ・チャンウク)が、それぞれ異なる理由で江南の裏側に潜む事件を追いかけるサスペンスドラマ。⇒【関連・各話のあらすじ】
■キャスト
刑事カン・ドンウ:チョ・ウジン
謎の男ユン・ギルホ:チ・チャンウク
検事ミン・ソジン:ハ・ユンギョン
失踪したキム・ジェヒ:キム・ヒョンソ(BIBI)
人気芸能人ノ・ジュンソ:チョン・ガラム
ほか
■第7話あらすじ
あと一歩のところで娘イェソ(オ・イェジュ)を奪い返せず、麻薬組織のケイ(チャ・レヒョン)の襲撃を受けたドンウ(チョ・ウジン)。間一髪でギルホ(チ・チャンウク)に助けらた彼は、助けたコンパニオンからスイン(オク・ジャヨン)の連絡先を知り、麻薬組織の存在と彼らのアジトに気づき急行。そこで再びギルホと鉢合わせ、組織のサイキ(イム・ソンジェ)の襲撃を受ける。一方のスインはイェソにすぐに父の元に帰れと説得するが、親友の敵を討とうとする彼女の意志に打たれて手助けを決意する。
スインから送られてきた住所に駆けつけたドンウだが、既にイェソらは連れ去られ、瀕死の状態だったスインからは死んだジェヒ(キム・ヒョンソ)が遺した組織の犯罪の証拠映像を渡される。そこには各界の要人がコンパニオンを使って新種の麻薬実験を行い死に至らしめている恐ろしい様子が描かれていた。ソジン検事(ハ・ユンギョン)が組織と密接に関連していると知ったドンウは彼女が内部に潜入して告発の機会を伺っていることを知った。その頃、新種の麻薬成分を含んだ薬品を市場に販売しようとするチェ社長(キム・ジョンス)が開いた会合に参加したソジンはそこで逮捕したはずのタク政務首席(チョン・マンシク)が無罪放免となり法務長官の座を用意されていることに動揺。更にチェ社長は薬の麻薬成分と解毒剤の効能を実演するためにコンパニオンを呼ぶのだが、その中にはイェソの姿があった…。
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■第8話(最終回)あらすじ
会合に連れてこられたコンパニオンたちに次々と新種麻薬レオンを含んだ注射が打たれていく。致死量を注入して解毒するはずだったにもかかわらず、コンパニオンが苦しみ死亡したのを見て話が違うと動揺する要人たち。一方、アジトでガス攻撃に遭って拉致されていたギルホも隙を見て脱出し、ジェヒが命を狙われたのは麻薬実験の証拠を握っていたからだと聞かされると、会合が行われている製薬会社にやって来たドンウを援護。
ドンウはチェ社長に対して動画をばらまくと脅し、実際に動画を要人たちに送りつけた。身元が割れてしまったことに動揺する一同と、実験の失敗や取り分のことで激昂したタク政務首席は契約をなかったことにしようとするが直後に銃殺されてしまう。Yは身を挺してドンウを先に行かせると因縁のあったケイと一騎打ちになり、滅多刺しにされるが最終的にはケイを倒した。ようやくイェソの元にたどり着いたドンウだが、目の前で娘はチェ社長に麻薬を注入されてしまう。ソジンの助けで解毒に成功し、逃走したチェ社長を追い詰めたドンウだが、追いかけてきた娘の前で引き金を引けなくなってしまう。銃を奪い代わりにチェ社長を始末したのは生き延びたギルホだった。
政府とも絡んだ麻薬組織のせいで犠牲になったジェヒらの墓を建てたドンウ。事件は明るみになり、内部告発したソジンはテレビで自らの無力さを詫びた。警察に復帰し、麻薬犯罪を追っていたドンウ。ある日訪れたクラブでは先に現れた何者かが麻薬に火を放っていた。それがギルホだと気づいたドンウは追いかけるが、人混みに消えるギルホに微笑みかけ、再び現場へと戻っていった…。
■見どころ
いよいよクライマックスに差し掛かった第7話ではジェヒが狙われる原因となった動画の正体と、そこに納められていた政府絡みのおぞましい麻薬実験の実態が明らかになり、長らく伏せられていた物語の重要な伏線がここに来てようやく回収された。親友の敵を討つために組織に接近した勇敢なイェソと、彼女を探すドンウ、組織と手を組んだと見せかけて、至近距離から機会を窺っていたソジン、そして大切な存在だったジェヒを守るという約束を果たせなかったドンウを恨んでいたギルホも最終的には大切な人を救おうとするドンウをバックアップし、3人の主人公が遂に悪に鉄槌を下した。ギルホを演じたチ・チャンウクは最終回で本作でも随一の血なまぐさい格闘を繰り広げ、本作で挑戦した新境地とも言える役柄を見事に演じ切った。
全体的にどんよりとした闇の世界を描いた作品ではあったものの、正義と悪の既成概念を取っ払った緊張感あふれる展開が視聴者に深い余韻を与える作品だった。
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◇韓国ドラマ『江南Bサイド』|本予告
『江南Bサイド』
ディズニープラス スターで11月6日(水)より独占配信開始
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(全8話/毎週水曜日2話ずつ配信)
【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】