「光る君へ」まひろ(吉高由里子)の前で周明(松下洸平)が敵の矢に倒れる!第46話ネタバレ第47話予告

10時12分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)12月1日(日)放送の第46話「刀伊の入寇」ラスト1分、“周明”松下洸平の胸に矢が刺さり倒れる。12月8日(日)放送の第47話「哀しくとも」では“まひろ”吉高由里子が旅先で異国の海賊との戦いに巻き込まれる。予告動画は公式サイトで公開中。



12月1日放送の第46話では、平安時代最大の外敵侵攻事件、刀伊の入寇が描かれた。まひろは都を離れ、念願の旅へ。大宰府に到着すると、周明、双寿丸(伊藤健太郎)、藤原隆家(竜星涼)と再会。そんな時、刀伊が壱岐を襲撃。隆家たちが博多でなんとか襲撃を食い止めるが、刀伊たちは、矛先をまひろがいる船越に変え・・・というヒヤヒヤの展開に。

敵に襲われるまひろたちの前に再び双寿丸が現れ、危機一髪でまひろたちを助けるが、まひろの手をとり逃げる周明の心臓に敵の矢が刺さってしまう衝撃ラストが待っていた。視聴者からは「嘘でしょ!」「周明ショックから抜け出せない」「また退場とか不憫すぎる」とコメントが寄せられ、情緒揺さぶられる展開が波紋をよんだ。

そして12月8日放送の第47話では、刀伊の入寇の続きからスタート。都にもこの事件のニュースが届き、道長がまひろの安否を心配する。予告では妻の倫子(黒木華)が「私が気が付かないとでも思ってた」とまひろと道長の関係を指すようなドキっとするセリフを受け、放送終了後から「次回予告が怖すぎる」「倫子様、すべてお見通し!」と注目を集めている。

■『栄華物語』誕生秘話が話題に
『栄花物語』は、太政大臣(だじょうだいじん)・藤原道長の栄耀栄華を描いた部分が有名で、平安時代初期の宇多天皇から後期の堀河天皇までの15代・約200年間におよぶ宮廷の歴史を、仮名文を用いたわが国最初の歴史物語。

ドラマでは、倫子がまひろに、道長の栄華を記録して欲しいと依頼するも断られてしまい、赤染衛門にその任務を任せたことになっている。第46話では、赤染衛門(凰かなめ)が、「藤原家の物語であれば、大化の改新から書きたいところ」「私にしかできないことは、仮名で書く歴史書です」といった感じで作成した経緯を説明。学者根性がむき出しで、平安版王家の紋章を作成する意気込みを見せた。

『栄華物語』の誕生の解釈これまでについて、ドラマを見続けてきた視聴者から「真面目な衛門の性格なら確かに“大化の改新から書きたい”って言いそう」など、感想が寄せられた。

■第46話ネタバレあらすじ
大宰府に到着したまひろは、人込みの中で、越前で別れた周明と奇跡的に再会を果たす。周明は、朱氏と別れて対馬に渡り、商いをやめ通事をしていたところ、宗からきた目を治す名医と出会い、その人の技術を学びながら薬師の仕事を始めていた。まひろは、亡き夫が大宰府で仕事をしていたから、一度訪ねたかったと、旅の理由を説明。それを聞いた周明は、政庁の案内してくれることになる。そこには、平為賢に仕えて大宰府に来ていた双寿丸(伊藤健太郎)と再会する。

「賢子の母上が、こんな所で何をしているんだ」と不思議そうな双寿丸は、賢子が宮仕えを始めたと聞き、「大人になったのだな」と感心。するとすぐに訓練に戻って行った。さらに、藤原隆家が周明を呼び止め、世間話を始める。まひろが名乗ると、隆家はまひろが彰子の女房、藤式部だと認識。「太閤様から、そなたを丁重にもてなし、旅の安全を図るようお達しがあった」と言ってまひろを権帥(ごんのそち)の執務室へ招き入れてくれた。まひろはその厚遇に驚き、さらに振舞われた中国から来たという珍しいお茶の味に驚いた。

慣れれば美味しいらしいこのお茶。隆家は、周明の師匠と、このお茶のおかげで視力が回復したと話してくれる。そして、目が見えるようになれば、世界が全く違って見え、内裏で位をかけて争っていたことが下らなくなったと語った。隆家には大宰府で信頼できる仲間もでき、誠実な人柄ゆえ、周囲からも慕われていた。そして隆家は、道長が出家し、体の具合も悪いとまひろに話し、まひろは動揺を隠せなかった。その晩、隆家はまひろのために盛大な宴をひらき、まひろは賑やかな夜を過ごした。

大宰府での滞在を経て、まひろは友であったさわが暮らしていた松浦へ旅立つ計画を周明に話す。丁度その頃、壱岐が外国の海賊に襲われ、村人が殺され、生き残った者たちは連れ去られる事件が起こる。そこから命からがら逃げて来た僧の常覚から助けを求められ、武者たちは高麗が攻めて来たと推察。隆家たちは筑後、豊前、肥前の国守と連携をとり、博多に軍勢を集めることにする。これが刀伊の入寇の始まりだった。

一方、まひろは、さわの辞世の歌にあった地、松浦(現在の佐賀県と長崎県北部)に向かうため、周明の助けを借りて、船越の港に向かう。夜、雨宿りのために立ち寄ったあばら家で、周明はまひろに道長との関係を尋ねた。まひろは、道長にえらくなって世の中を変えて欲しいと願ったけど、実際道長がえらくなったのを目の当りにすると、むなしさを感じたと思いを吐露する。周明は「お前がやって来たことを書き残すのはどうだ?書くことはどこでもできる、紙と筆と墨があれば」と鼓舞する。この言葉にまひろは救われたように感じる。

夜明け、まひろと周明は港に向かって海岸を歩いていると、周明が「松浦に行って、思いを果たしたら、必ず大宰府に持ってきてくれ。その時に、話したいことがある」と告げると、そこへ村人たちの悲鳴が聞こえ、敵が襲来してくる。警備にあたっていた双寿丸が駆け付け、「逃げろ!」と叫んだ。周明はまひろの手をとり、乙丸(矢部太郎)と共に急いで逃げる。だがまひろが転んでしまい、周明が手を差し伸べ引き上げると、敵の矢が周明の胸を突き刺し、周明はあおむけに倒れ込んでしまう。

■第47話あらすじ
まひろたちは異国の海賊の攻撃に巻き込まれ、周明は敵の攻撃で倒れてしまう。一方、朝廷にもこの刀伊たちの攻撃による被害状況が伝わっていた。動揺が広がる中、摂政・頼通(渡邉圭祐)は対応に動かず、太閤・道長(柄本祐)への報告も辞めてしまう。それを歯がゆく見ていた実資(秋山竜次)の元に、海賊との戦いを指揮する隆家から文が届く。やがて異国の脅威を知った道長は、旅に出たまひろの安否が気がかりで・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、町田啓太、黒木華、見上愛、岸谷五朗ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第47話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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