BS日テレ「ナンバーズ －ビルの森の監視者たち－」第23・24話：ジサン銀行を守り、チェ・ミンスの悪事を暴け（ネタバレ）

BS日テレにて放送のキム・ミョンス（INFINITE/エル）とチェ・ジニョク共演でおくる韓国ヒューマンオフィスドラマ「ナンバーズ －ビルの森の監視者たち－」（全26話）第23話と第24話の詳しいあらすじと見どころ紹介。YouTubeにて「第18話ちょっぴりお届け！」動画が公開中だ。

※キム・ミョンスが刑事役で特別出演している新作ドラマ「完璧な家族」がLeminoで独占配信中だ。

■「ナンバーズ ビルの森の監視者たち」概要

「ナンバーズ ビルの森の監視者たち」は、養父の死の謎を明らかにするため高卒で巨大企業に入社した主人公が、組織的な腐敗や不正を暴く復讐サスペンスと成長物語の要素を併せ持つヒューマンドラマ。

■スタッフ

チャン・ホウ役：キム・ミョンス（INFINITE/エル）
ハン・スンジョ役：チェ・ジニョク
ハン・ジェギュン役：チェ・ミンス
チン・ヨナ役：ヨンウ （元MOMOLAND）
シム・ヒョンウ役：イ・ソンヨル（INFINITE/ソンヨル）
原題：「넘버스:빌딩숲의 감시자들」（全12話）

■第23話

ホウはカフェの店員を味方につけ、ホウたちに動きはないと偽の情報をジェギュンの耳に入れて安心させる。しかし、ジェギュンはホウに発令待機、事実上の解雇通達をする。スンジョは1カ月の猶予期間があると話すが、これはホウが予想していたもの。ホウは気にせずやりかけの仕事を続ける。

スンジョはカン・ヒョンやジスと話し合う。大株主適格性審査を通過すればジサン銀行がジェギュンの手に渡る。しかしジェギュンを阻んでいるのは、倫理的がどうかを確認する手続きだ。もっともHKファンドが株式を50％以上保有していても金融委員会が倫理的でないと判断すれば阻止できる、スンジョは考える。しかしジスから、金融医員会もまたジェギュンのもの同然だけにあてにはできないと聞き、そこまで手を回していたのかと驚く。

大株主適格性審査当日、ジスは大株主適格性審査会場に向かう。ジスを心配したホウたちは会場に急ぐが、会場に着くとそこは無人だった。当事者のジスに連絡なく、勝手に無期限の延期を決めたことに腹を立てたジスは、金融委員会の委員たちを脅迫する。そんな中、ホウやスンジョたちはジサン銀行をはじめとした各銀行の担当者たちを集め、ある提案をする。その後、ジスたちはジェギョンの不意をつき、ジサン銀行売却のための大株主適格性審査を始めるが…。

先手先手を行くジェギュン。果たしてホウたちはジサン銀行をジェギュンの魔の手から守ることができるのか？

(c) 2023MBC

■第24話

アン・スンヨン副代表は不意打ちで大株主適格性審査を開こうとホウたちに提案する。ジスはこれまで特許で得た委員長らの弱点を使って圧力をかける。さらにジサン銀行と同等の立場にいる銀行の関係者を集めたスンジョは、また同じような事態に陥ったときにお互いがお互いを助け合うという協定を結ぶことに成功する。これにより、ジサン銀行は倒産の危機を免れた。

ホウたちはジェギュンを逮捕させるために準備を進めていき、ジスもまた検察に自首することを決心する。そして、海外メディアにもジェギュンの不正情報を流したホウのおかげで、テイル会計法人は立場を表明せざるを得ない状況になる。ホウたちも会長に頼んで改めて審査委員会を招集する。ジスはHK私募ファンド関して全てを告白し、ジェギュンは大株主適格性審査で不適格が言い渡され、ジサン銀行の買収自体が白紙に戻る。

これを知ったジェギュンは憤りを隠せない。ジスとスンジョにまた審査を受ければいいという。しかし、スンジョは二度と審査会は開かれないと、ジサン銀行のBIS比率が8.4％に回復して、もう売却対象ではないと教え、「ハン・ジェギュン副代表は絶対にジサン銀行を手に入れることはできない」と告げる。しばらくして、ジェギュンに対する検察の取調べが行われる。

そして、海外メディアにもジェギュンの不正情報を流したホウのおかげで、テイル会計法人は立場を表明せざるを得ない状況になる。その後ジェギュンは、株主総会が開かれることなく取締役解任となり、懲役10年の罪で投獄される。自ら検察に出頭して罪を告白したジスは、起訴猶予処分となる。

ジェギュンの悪事を暴いた息子スンジョ。ジサン頭取である失敗を仲間と共にフォローしたヨナ。2組の親子の対比が興味深い。はたしてジェギュンはこれで全てを諦めるのか？またこの回、ホウの祖母の食堂でホウたちの打ち上げをするシーンで、祖母はヨナがホウの恋人だと知り大喜びする。