「照明店の客人たち」パク・ボヨンの病院で明かされる奇妙な人たちの正体に鳥肌【第3-4話あらすじ】
ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」ブランドにて、オリジナル韓国ドラマシリーズ「照明店の客人たち」の全8話のうち4話が一挙独占配信を開始した。次々と新たに人物や奇妙な人たちが登場し、終盤では彼らの驚くべき真相が描かれた。気になるあらすじと見どころを見てみよう。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「照明店の客人たち」は、昨年から今年にかけて数々の賞を受賞した話題作「ムービング」の原作者で脚本家のカンフルが再び手掛けたヒューマンミステリー。暗い路地裏にひっそりと佇む照明店を訪れる異なる背景を持つ客人たちを中心に展開し、感動的で温かい人間愛を描いた作品。【関連・各話のあらすじ】
■キャスト
ウォニョン:チュ・ジフン
ヨンジ:パク・ボヨン
刑事:ペ・ソンウ
ヒョンミン:オム・テグ
ユヒ:イ・ジョンウン
ほか
『照明店の客人たち』ディズニープラス スターで独占配信中 (c) 2024 Disney and its related entities
■第3話「刑事」あらすじ
1ヶ月前のある日、ストーカーに悩まされていた女性(ペ・ソヨン)は男の放火で命を落としてしまう。事件を追っていた刑事ソンシク(ペ・ソンウ)はバスターミナルで犯人の男ミンス(クォン・オチョル)を逮捕するが、彼は奇妙な人影に怯えていた。同じ頃、ある住宅で老人が死亡しているのが見つかり、警察は心筋梗塞による自然死だと結論づけるが、ソンウは事件に異様な執着を見せ、事件を追い続ける。
穏やかな表情で死んでいた老人の口元を見たソンウは、ジャージャー麺を出前する店を調べ尽くし、最後にサンフン(キム・デミョン)の店に行き着く。彼は無罪放免で釈放された男だった。1ヶ月後、逃げる女性をバイクで追い回すサンフンを捕まえたソンウだが、逃げていた女性は放火で死んだはずの女性で、サンフンの目も猫のように光り、ソンウは彼を逃してしまう。
照明店で店主ウォニョン(チュ・ジフン)とスーツケースをひいたジヨン(ソル・ヒョン)が話している時に飛び込んできたソンウは、不穏な雰囲気のジヨンに声をかけるがスーツケースの中身は確認せず、彼女にレインコートを譲る…。
『照明店の客人たち』ディズニープラス スターで独占配信中 (c) 2024 Disney and its related entities
■第4話「部外者」あらすじ
病院は生と死が隣り合わせの場所。ある夜、病院に訪れたのは納棺師のソッキ(イ・ファンウィ)。亡くなったばかりの遺体が動いたと怯える助手を横目に、故人への敬意も忘れずに手際よく死に化粧を施していく。彼が一人になった途端、死んだはずの故人は彼に語りかける。彼女はヨニという名前の52歳の女性で、いまだに自分の死を受け入れられずにいた。同じ頃、夜勤で出勤したヨンジ(パク・ボヨン)は、エレベーターでずぶ濡れの奇妙な男(パク・ヒョックォン)と遭遇する。関係者以外立ち入り禁止の重患者室があるフロアに向かう彼を不審に思って声をかけたヨンジだが、彼は患者たちの話を聞いて泣き出し、ヨンジはエレベーターいっぱいの彼の涙で溺れる幻覚を見る。照明店ではソンウが逃げた犯人を知らないかとウォニョンに尋問するが、彼自身も奇妙な人であることにまだ気づいていなかった。
病院では人不足と病床不足でアルコール中毒の男(キム・ソギョン)を一般病棟に移すことが決まり、せん妄症状を持つ彼の移動を手伝ったヨンジは、自分もまた大事故で意識不明になり、いまだにせん妄症状を抱えていることを打ち明けた。彼女がある夜に病室で見かけた不審な男は、借金の取り立てて生き埋めにされて昏睡状態になった患者だった。かつて同じように生と死の間を彷徨っていた時にホ婦長(イ・スンヨン)がしてくれたように、音楽を聴かせて彼の生還を応援するヨンジ。彼女の気持ちが通じてバイタルが安定し始めた。そして重患者室に並ぶベッドには、夜道を彷徨う高校生ジウン(キム・ギヘ)、屋敷に閉じ込められたシナリオ作家のソネ(キム・ミナ)、犬を探していたビョンジン(パク・ジョンピョ)、バス停でジヨンと出会ったヒョンミン(オム・テグ)、そして犯人を追っていた刑事ソンウの姿も…。彼らは全員昏睡状態の重患者だった。
犬を探すビョンジンと遭遇し、彼が奇妙な人だと気づいて家に逃げ帰ったヒョンジュ(シン・ウンソ)は電球を買ってこれなかったことを謝り、母に身の周りで起きた奇妙な出来事を報告するが、何も答えず暗闇に座っていた母は霊安室で死に化粧を施されていたはずのヨニ(イ・ジョンウン)だった…。
■見どころ
第1−2話ではチュ・ジフンが演じる謎の人物ウォニョンの照明店を中心に、地域に住む互いに面識のない職業もバラバラな人物たちが体験した奇妙な出来事がパズルのピースのように断片的に描かれた。第3話では新たに、事件を追っていた刑事が次第に奇妙な人たちの存在に近づいていく様子が描かれた。中でも終盤のバイクの犯人と対立するシーンでは、逃げていた被害者の女性が放火で死んだとされている人物であったことから、「奇妙な人たち=未練を残して死んだ人たち」なのではないかという物語のヒントが示唆された。
第4話ではイ・ジョンウン演じるヨニらが新登場しつつも、パク・ボヨン演じるヨンジと彼女が働く病院を舞台に物語が展開。そしてこのエピソードでは更に奇妙な人たちの正体に近づきながらも、新たな謎を与え、これまでバラバラに描かれてきた奇妙な出来事に統一感をもたせる重要な役割を果たした。冒頭の霊安室のシーンでは亡くなった人が納棺師に語りかけ、上述のヒントに確信を与えたかのように見せて、終盤では奇妙な人たちの一部だけでなく、これまでに奇妙な人たちと遭遇して怖い思いをした人たちまでもが重患者室で昏睡状態に陥っている患者だという衝撃の真実が明かされた。「奇妙な人たち」と呼ばれる存在は死んでしまった人と、昏睡状態で生死の境を彷徨っている人の両方が混在するように描写されているが、果たしてその線引きとは?
更に最後には冒頭で死んだ女性がヒョンジュの母親であることや、死んだはずの彼女が自宅にいて衝撃を与えた。果たして誰が生身の人間で誰が奇妙な人たちなのか、彼らにとって照明店は何を意味しているのか?後半の4エピソードの配信が待ち遠しい。
●本日4日配信開始「照明店の客人たち」怪しい女が毎晩バス停で”私のこと知っていますか”先行公開映像
●本日12月4日より独占配信「照明店の客人たち」ポップアップ展8日から開催決定、来場者プレゼントもあり
■スタッフ
監督:キム・ヒウォン
脚本:カンフル 『ムービング』
【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】