【最終章スタート】倒れた斎藤工に海水が襲いかかる「海に眠るダイヤモンド」【第7話ネタバレ・8話予告】

12月09日10時13分ドラマ
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12月8日に放送されたTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」第7話は幸せ絶頂の前半と襲いかかる苦難、そして鉄平(神木隆之介)、進平(斎藤工)兄弟への過酷な運命が描かれた。12月15日21時に第8話が放送される。朝子(杉咲花)と鉄平は別れ別れに?最終章スタート。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」とは
「海に眠るダイヤモンド」は昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメントだ。その第7話が12月8日に放送された。前週に放送された第6話の続きで幸せな島での生活が前半で描かれたが、後半は一転、炭鉱火災が広がり、消火にあたっていた進平(斎藤工)は消火のための海水に包まれて行くという心配なラストとなった。

■第7話ネタバレあらすじ

現代、いづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)は今もどこにいるのか分からないままだと告げられ、玲央(神木隆之介・2役)は衝撃を受ける。そして、鉄平のその後を調べればいくらくれるのかといづみに訪ねる。いづみは何もかも失ってもいいとまでいい、いづみの息子の和馬(尾美としのり)はそんないづみの発言をきき、“鉄平”とはいったい誰なのかが気になる。

1964年。荒木家では、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)の息子が一歳を迎え、一平(國村隼)やハル(中嶋朋子)の喜びもひとしおの様子だ。さらに賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)も結婚1周年を迎えるなど、周囲に幸せムードが漂う中、鉄平と朝子(杉咲花)もまた、秘密の交際を始めていた。

島の生活もますます豊かになる中、炭坑で火災が発生してしまう。最初は交代で帰らなくてはけない一平(國村隼)がなにか異変に気がつき、確認のために炭坑の奥をみようとするとガスが爆発した。一平たちは怪我はおったものの無事に戻ってきた。しかし、火災が発生してしまい、消火活動を行う。いったんは火は消えたかと思われたが、海底深い地下で、良質な石炭のために熱量が高く、水もなかなか届かない。炭坑長・辰雄(沢村一樹)は進言をうけ、いつもは入ってくる海水を放出しているが、その全ての海水を消火にむけるように指示する。しかし、火は消えない。仕方なく、密閉消火に切り替え、酸素を遮断することにした。なんとかなったかと思われたが、これもまたうまくいかない。進平たちはなんとかもう一度と作業するが、危険が伴う。炭坑夫は入れなくなり、職員と資格のある人間だけで消火にあたることになった。

本来、鉄平は外勤なので、炭坑内に入ることはないが、人手がたりないので手伝いに軽装で入っていった。

辰雄のもとには本社から連絡が入るが、辰雄は炭坑を思う鉱員のことを考え、連絡しなかった。辰雄の判断でもう一度作業した密閉消火を待った。しかし、また、爆発がおきて壁が崩れた。辰雄は苦渋の判断で、炭坑自体を潰すことにした。水没させれば火は消える。しかしは端島の炭坑自体を消滅させることだった。辰雄は全島への連絡をする。島の人達はあまりの決断に落胆しきってしまった。

坑内でその連絡をきいていた鉄平はポンプの作業をしていた鉱員に作業をやめて水没させるように指示する。しかし、鉱員は自分ではできないといい、鉄平に手伝ってくれるように頼む。頼まれた鉄平はその場に残って作業にあたることにした。

爆破で負傷者も出ている中、進平も地上に戻ろうとする。自分は大丈夫だといい、歩いていこうとするが、鉄平たちがポンプをとめたために海水が入り出す。その音をきいて、「栄子」と死んだ妻の名前を呼ぶ。幻覚を見ている。しかしすぐにリサや誠のために戻らないとと思うがその場に倒れてしまった。

鉄平は作業をおえて事務所に戻るが、進平だけが戻ってきていないことを知る。



ラスト5分の悲劇

炭坑内の消火活動を行っていた進平(斎藤工)は元妻の幻覚を見ながら倒れる。それは“海水の音”を聞いたからだが、海水が流れるようになったのは炭坑を水没させるために、ポンプを止めた鉄平(神木隆之介)たちの作業のためだ。兄がまだ残っていると知らないで作業をした鉄平の心を思うとやりきれない



鉄平はリサ(池田エライザ)と逃げる?

第1話から映っていた小さな船でリサが子どもを抱いて海を渡るシーン。リサを追ってきたヤクザものから逃げるために進平が漕いでいたのでは?という予想を覆す第7話だった。そして、15日に放送される第9話の予告動画で、鉄平の母・ハル(中嶋朋子)が「リサと一緒に」と鉄平に話している。進平の子どもを育てるために鉄平はリサと逃げるのか?鉄平と朝子が違いに強く思い合っているのを知っている視聴者にとっては辛い展開の最終章が待っている。



ドラマを盛り上げる主題歌King Gnu「ねっこ」について常田大希が語る

番組公式サイトには主題歌「ねっこ」についてKing Gnuの常田大希がインタビューに応じている。最初に脚本を読んだ時は「時を超えたミステリーと、当時の端島の熱いエネルギーや人間模様が詰め込まれた、見どころ満載の作品だと感じました」と話し、タイトルは「花」、「刻」を経て「ドラマでも描かれているように、人には語らない過去や経験の上で今を強く生きていくということと、表には見えないが一番大事な部分である「ねっこ」を重ねてタイトルに決めました」と話している。全文は番組公式サイトに掲載されている。



■第8話あらすじ

1964年。爆発事故を食い止められず廃鉱し4ヶ月が経った端島では、鉱員たちの多くが島を去り、残った者たちも希望を失いかけていた。

島全体を重たい空気が包む中、それでも鉄平(神木隆之介)は、未開発の石炭の層がある新区域を開発し、なんとか端島を復活させようと励むのだった。朝子(杉咲花)ともデートに出かけたりしていた。しかし、進平を亡くした両親の落胆は激しく、一平(國村隼)は入院してしまい、母・ハル(中嶋朋子)は鉄平に、リサと一緒二成るように話す。鉄平とリサが噂になるが、朝子は端島が復活するときにと鉄平を将来を誓っていた。

一方、現代のとある病院。いづみ(宮本信子)は和馬(尾美としのり)の勧めで認知症のテストを受けていた。

そんな中、玲央(神木)のもとに、働いていたホストクラブのホストが乗り込んでくる…!



TBS 2024年10月20日スタート。毎週日曜日21時放送「海に眠るダイヤモンド」。出演:神木隆之介、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、土屋太鳳、國村隼、沢村一樹、中嶋朋子、山本未來、さだまさし、宮本信子、尾美としのり、美保純、酒向芳、宮崎吐夢、内藤秀一郎、西垣匠、豆原一成(JO1)、片岡凜ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@umininemuru_tbs」。

TBS「海に眠るダイヤモンド」番組公式サイト

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