【最終回前話】本当のヒルコは成海璃子なのか?広瀬アリスもピンチ「全領域異常解決室」第9話ネタバレ・10話予告

11時00分ドラマ
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12月11日に放送された「全領域異常解決室」(水、22時、フジ)のラスト、興玉(藤原竜也)に正義の塊と言われていた刑事の二宮のの子(成海璃子)が小夢(広瀬アリス)を操り始めた。最終回となる第10話は12月18日に放送される。“全決”率いる八百万の神 vs 謎の神・ヒルコの最終決戦の行方は?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ水10ドラマ「全領域異常解決室」とは
藤原竜也が主演する「全領域異常解決室」は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を解決していくドラマだ。その第9話が12月11日に放送された。

■第9話ネタバレあらすじ

興玉(藤原竜也)は荒波(ユースケサンタマリア)から事情を聴かれる。そんな中、興玉は警察の資料から月読命・佃未世(石田ひかり)が何者かに「天石戸別神は興玉雅」とメッセージを送っていたことを知る。

全決に戻った興玉は所長の宇喜之民生(小日向文世)から突然の襲撃に遭う。宇喜之民生を抑えたに見えたが、隙を突いてペンで刺される。それは、神器・天之加久矢の矢尻で雨野小夢(広瀬アリス)が仕留められた時にも使われた特別なものだった。傷は浅いが出血は止まらない。弱って行く興玉の元に豊玉妃花(福本莉子)、芹田正彦(迫田孝也)、村主虎飛矢(名村辰)がやって来た。宇喜之民生は乗っ取られているのだった。宇喜之民生からヒルコが離れると宇喜之民生は普通に戻る。

興玉は、全決メンバーに自らが“天石戸別神”であることを打ち明ける。天石戸別神が生き残るためには一度、興玉としての人生を終わらせ、再度神の魂が生まれ変わるのが最善の策だが、興玉が死ねばヒルコは「小夢を殺す」という。興玉は室長を守ると約束したので、今、死ぬわけにはいかないという。興玉を助けるため、小夢は芹田とともにある場所へと向かう。その様子を寿(野間口徹)がみていて、ヒルコとしてまた犯行声明を出していた。

それは、スサノオの元だった。父親から壮絶な虐待を受けている少年だったが、小夢の願いで全決に来てくれた。そして興玉の出血は止まった。小夢は少年とともに父親の元にいき、なんとかしたいというが、宇喜之に神を干渉してはいけないという。

直毘吉道(柿澤勇人)を全決のメンバー全員が取り囲む。佃未世(石田ひかり)が殺された日、だれかが警察を動かしたといい、直毘にだれかに心当たりがないかと尋ねる。興玉は、直毘は本当は知っていると思っている。そして「人間は信じられない」という。

興玉は直毘の髪の毛を一本とっていた。そして、変身する能力を持つ一言主をつれてきて、直毘審議官にばけてもらう。そして、興玉の遠隔操作により、荒波のもとに向かう。荒波から情報を提供してもらう。佃がいるという情報を誰から仕入れたのかを聞く。荒波は直毘から聞いたというが、さらに直毘は誰からの情報といったかを確認するとテミスホールディングスの寿という名前を聞き出した。荒波から質問された一言主は観念してイヤホンを渡す。

荒波は全決にやってきた。興玉は大月比呂佳(田山由起)が荒波のことを信用できると言っていたことを思い出す。小学生時代に給食費がなくなった時、疑われた比呂佳をかばってくれたのは荒波だった。そして給食費は他人の机からでてきた。ヒルコの事件が始まってからも、「一緒に捕まえる」と言っていたのだ。しかし、荒波は「神様なんて信用出来ない」といって出て行く。

興玉は寿に会いに行き、ヒルコかどうかを判断することにした。もし、自分がやられそうになったらと芹田に毒薬を託していた。なにかあれば倒される前に自決するという。そして、興玉と豊玉、芹田の3人で寿のもとに向かう。

寿に「ヒルコか?」と尋ねると、自分こそ全ての頂点にたつ神・ヒルコだという。しかし、興玉は違うといった。ヒルコは今、全決にいるというのだ。宇喜之が乗っ取られたように、呪詛を張られた村主虎飛矢(名村辰)を乗っ取ったという。村主虎飛矢の前に興玉のコピーがいるが、そのことを寿が理解していない。乗っ取りの能力があるのは寿ではないのだと興玉はわかったのだ。しかし、男達が大勢やってきて、豊玉と興玉はピンチに陥る。芹田は手を出すことができない。そしてついに3人は捕まってしまった。

寿は小夢に宣戦布告する。小夢は警察に向かい、荒波の助けを借りようと、二宮のの子(成海璃子)に話をする。すると二宮は「ハヤオを知っているか」と聞いてきた。ハヤオはスサノオだった。酒を買って帰るのが遅れたために父親の激しい暴力をうけ、意識不明の重体だという。ハヤオが小夢の名刺を持っていたのだ。二宮は「人間はおろかだ。神が悪い」という。そして「新しい神々が必要だ」と告げた。

警察署内で銃弾に倒れてゆく。SNSでヒルコのことを見続けていた人間たちが自殺して行く。唖然とする小夢を抱きしめた二宮は小夢の首筋に呪符を貼り付けた。



所長の宇喜之民生(小日向文世)はヒルコに乗っ取られていた

全決のメンバーを裏切っていたと思われた宇喜之民生だが、実はヒルコに乗っ取られていたのだ。乗っ取った状態で、興玉雅こと“天石戸別神”を神器・天之加久矢の矢尻で刺してしまう。すっかり宇喜之民生が悪者のほうだと思われたが、実はヒルコの乗っ取りがなくなると自分が刺したことに呆然としてしまう。



本当にヒルコは二宮(成海璃子)なのか?

小夢の首筋に呪符を貼りつけたのは、興玉が「あの人には正義の炎しかみえない」と表していた二宮だ。二宮がヒルコなのか、二宮もまただれかに操られているのか?



最終回の予告に驚き

第9話のラストでは二宮がヒルコなのかと思わせているが、なんと、予告動画では興玉が「わたしがヒルコ」と話している。最後までヒルコがだれなのかがわからない。自殺する人々であふれるこの世を誰が救ってくれるのか?最終回が待たれる。



最終回を前に、主要キャストが次々クランクアップ

ドラマも最終回目前になり、柿澤勇人、小宮璃央、成海璃子、ユースケ・サンタマリアと“人間側”の出演者が続々とクランクアップを迎えている。柿澤は「スタッフの皆さんと現場の雰囲気が本当に温かくて、(出演者の)先輩方が作って下さった空気もあると思いますが、毎回現場に行くのが楽しくなるような現場でした」と感想を話し、ユーズケは「荒波のスピンオフ『ありがとう。荒健先生!』が深夜帯でやるそうです(笑)」と冗談をいい、成海は「どんなストーリー展開になるのか、脚本をもらうたびに毎回ビックリして…最終回もすごく驚きました」と振り返った。小宮は「自分もちょっと…この3カ月間、至らない点がたくさんあったと思いますが、もっともっと成長して、皆さんとまたご一緒できるように頑張りたいと思います!本当にありがとうございました。」とあふれる気持ちを押さえながら、深々と頭を下げたという。



■最終回:第10話あらすじ

謎の神・ヒルコによる「選別」が始まった。街中で自殺者が続出し、東京は一夜にして大混乱に陥る。

政府は「全決」がヒルコと深い関係にあると断定された。荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)や北野天馬(小宮璃央)ら警察は集団自殺の捜査に当たるが、あまりの事態に途方に暮れる。その中に、二宮のの子(成海璃子)の姿はなかった。

一方、興玉雅(藤原竜也)、芹田正彦(迫田孝也)、豊玉妃花(福本莉子)の3人は激しい戦闘の末、寿に捕らえられていた。寿は3人にヒルコと出会った経緯について話し始める。

「全領域異常解決室」率いる八百万の神 vs 謎の神・ヒルコの最終決戦が幕を開ける―!



番組情報

カンテレ・フジテレビ 2024年10月9日スタート。毎週水曜日22時放送「全領域異常解決室」。出演:藤原竜也、広瀬アリス、柿澤勇人、福本莉子、小宮璃央、成海璃子、迫田孝也、ユースケ・サンタマリア、小日向文世ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@zenketsu_fujitv」。



フジテレビ「全領域異常解決室」番組公式サイト

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