橋本環奈、山本舞香、平祐奈、小手伸也らの学校篇終了…NHK朝ドラ「おむすび」第11週あらすじと第12週予告

2024年12月13日08時57分ドラマ

結（橋本環奈）は学校を卒業し、栄養士として翔也（佐野勇斗）のいる星河電気で一歩を踏み出す。翔也の肩に異変？NHK朝ドラ「おむすび」の第12週「働くって何なん？」（12月16日～12月20日）のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。

朝ドラ「おむすび」第11週ネタバレ＆トピックスと第12週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結（橋本環奈）が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第11週が12月9日から放送された。

真紀の父との雪解け

第10週のラストでも映されたように真紀の父である渡辺孝雄（緒形直人）の心を結が溶かした。真紀が生前話していた「日本一の靴職人」という父親の自慢話をきちんと伝え、歩の依頼を受けて欲しいと頼むのだ。渡辺もやっと立ち直り、歩の想像を超える靴を作り上げる。渡辺もやっと前を向き始めた。

翔也（佐野勇斗）のプロポーズがあまりにも……

高校1年のころから互いを思い、正式に付き合うようになって何年か経つ結と翔也だが、結が就職を考え始めた時、翔也はプロポーズする。プロポーズ自体は結だって歓迎のはずなのだが、なんといってもラーメンをすすりながらだ。翔也はこれまで誠実なところをみせてきたが、一生一度のプロポーズにしてはあまりにも油断しすぎたようだ。しかし、結の心にはしっかりと届いているようで、ギャル仲間には「来年」としっかりアピールしていた。そんな翔也だが、どうやら肩に異常があるようで、心配される。

幼なじみの陽太（菅生新樹）が再登場

糸島時代の結を支えてくれた陽太が、12月16日から始まる第12週に再登場する。漁業は継がないといっていた陽太は神戸に来てIT企業で働いている。高校生の頃からパソコンに詳しく、愛子（麻生久美子）のブログの設定などいろいろやっていた陽太だが、愛子が陽太にホームページの制作を頼んだことで米田家に騒動が起きる。

結の勤務先の人間として新メンバーが登場

無事に星河電気に就職できた結だが、取り巻く人はなかなか厳しい。食堂のリーダーである立川（三宅弘城）は小娘のいうことなど聞けないというし、前途多難な職場生活になるようだ。三宅弘城は2015年の「あさが来た」以来の朝ドラの出演になる。さらに、社員食堂の若手調理師・原口尚弥を萩原利久、総務部社員・大久保育代をなるみ、同じく総務部社員・田中茜を前野えまが演じる。学校篇が終り、社会人篇のスタートとなる。

【第11週（2024/12/9-12/13ネタバレあらすじ】

こども防災訓練の打ち上げがヘアサロンヨネダで行われ、さくら商店街や結（橋本環奈）が通う栄養専門学校、そして米田家の面々が集まり苦労をねぎらう。沙智（山本舞香）たちは自分たちも勉強になったと逆にお礼を言う。

そんな折、突然歩（仲里依紗）の付き人だった佐々木佑馬（一ノ瀬ワタル）がサングラス姿で現れ、みんなにギャングに間違えられる。そんな佑馬に歩は、まだロサンジェルスにいる予定じゃなかったのかと問う。佑馬は歩でないと取引相手が商売してくれないといい、歩にロスに来て欲しいと頼む。

真紀の父・渡辺孝雄（緒形直人）から「君を見ていると真紀を思い出して苦しい」と言われているため、渡辺に会えないのだという。結は歩が渡辺に頼もうとしていた靴をもって渡辺のところに向かう。結は真紀が渡辺のことを「日本一の靴職人」だと話していたことを伝え、歩の依頼をかなえて欲しいと頼んだ。翌日、渡辺はロスに旅立つ歩に直した靴をもっていった。渡辺と歩の間ももとのようにもどったようだった。

結は専門学校の２年生になり、本格的に就職活動を始める。学校の休み時間に、社会人野球をやっている翔也（佐野勇斗）を支えるためにスポーツ栄養に関われる会社を希望していると言う結。沙智（山本舞香）は陸上競技が強い食品会社が第一志望で、佳純（平祐奈）は東京の病院の試験を受けると言う。沙智も佳純も順調に内定をもらうが、結は全滅で秋の募集をターゲットにするしかない。

翔也のチームは準優勝となった。そのお祝いを中華料理店でしていると、翔也から何気なく結婚しようと言われる。ロマンチックな雰囲気とは程遠く場所をわきまえてほしいと思う。学校で結がそのことを話すと、佳純は結婚しちゃえばと言うが、結はその気になれないと答える。その会話を聞いた沙智は、結婚そのものに反対だと言う。

翔也の会社ではエースの澤田（関口メンディー）が野球部専属の栄養士をつけてほしいと上層部に頼む。オリンピックでメダルをとったソフトボールチームは専用の栄養士がいるのだ。若手の翔也たちが食堂の職員に勧められるままにボリュームだけがある食事をしていることも澤田には不満だった。しかし、経営上の理由で栄養士はつけてもらえない。

澤田が巨人に入り、結は若林（新納慎也）から、翔也をオリックスにと言われる。一方翔也の方は、澤田からおまえの彼女に話があると言われ、何の話だろうといぶかしくなる。そして澤田にいろいろ聞くが、それ以上は何も教えてくれず、翔也はよくわからないまま結を会社へ連れていく。そこで澤田から提案されたのは、野球部専属ではないが、社員食堂で栄養士として勤務してほしいということだった。予算があまりないため、経験豊富な管理栄養士は雇えないが、新卒の栄養士ならと会社が譲歩してくれたのだ。結は恋人の会社に就職するということがなんとなく“ずる”しているよな気になるが、周りの人は気にせず働けば良いと勧めてくれた。

結は神戸の繁華街でモリモリこと森川（小手伸也）が見知らぬ女性と親しくしているのを発見。翌日、沙智と佳純に報告し、３人は不倫ではないかと疑う。すると、そこに森川がやってきて、自分もようやく就職先が決まったと言う。そんな森川に沙智と佳純は、不倫するようなやつの顔は見たくもないと言う。しかし、話をきいてみると、森川は10年前に離婚していて、今は独身。結がみかけた女性と結婚する予定で、一緒におむすび屋をやることになったという。結も星河電器の面接を受け、就職を決めた。

そして、ついに結たちも卒業し、社会人としてのスタートを切った。

【第12週（2024/2/16-12/20）あらすじ】

■第56話（月）

結（橋本環奈）は、翔也（佐野勇斗）が野球部に所属している電器会社の社員食堂に勤めることになり初出勤する。しかし、食堂のリーダーである立川（三宅弘城）は、栄養士なんか要らないと言って、結をまったく相手にしようとしない。一方、翔也のいる野球部には、強力な新人スラッガーが入って来て緊張感が漂ってくる。

■第57話（火）

結（橋本環奈）が立川（三宅弘城）に食堂のメニューの見直しを提言したら、立川は小娘の言うことを聞くぐらいなら辞めると言い出して周りはハラハラするが、部長が駆けつけて来て何とか事を収める。結は家に帰って、聖人（北村有起哉）と愛子（麻生久美子）に事の顛末を話すが、聖人と愛子の意見が対立して夫婦げんかに発展する。

■第58話（水）

神戸に幼なじみの陽太（菅生新樹）が突然現れ、結（橋本環奈）は米田家に連れていく。聖人（北村有起哉）、愛子（麻生久美子）と囲んで陽太の近況を聞くと、出張で神戸に来てＩＴ企業で奮闘しているという。愛子は理容店のホームページを作ってくれないかと陽太に頼むが、聖人はそんなもの必要ないと言って、またもや険悪なムードになる。

■第59話（木）

愛子（麻生久美子）が置き手紙をして家出したため、理容店で働く聖人（北村有起哉）はてんてこ舞いに。一方、社員食堂で働く結（橋本環奈）は、立川（三宅弘城）から日替わりのメニューを考えることを初めて任される。材料費200円以内で収めるという条件で、ランチタイムまでの２時間、結は必死になって考案し、その料理ができあがる。

■第60話（金）

愛子（麻生久美子）が家出したために結（橋本環奈）が理容店で働いていると、店のホームページを見て来たという客が訪れて、聖人（北村有起哉）といぶかしむ。パソコンで検索して調べると、確かにヘアサロンヨネダのホームページがある。愛子がいつのまにか作ったと思う結たちだが、その後も続々と客がやって来て店はてんやわんやとなる。