「熱血司祭2」キム・ナムギル、イ・ハニを救うため自身の頭に銃口…暗転の中響く銃声（第10話ネタバレ）

13日に放送されたSBSドラマ「熱血司祭2」第10話では、キム・ホンシク（ソンジュン）に拉致されたパク・ギョンソン（イ・ハニ）を救うためにキム・ヘイル（キム・ナムギル）が自己犠牲を選んだ。Disney+（ディズニープラス）にて独占配信したこの回のあらすじと見どころを紹介する。
※14日の放送は休止。詳しくはこちら⇒navicon既報（14日3:00情報）で。

●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「熱血司祭2」は、昼は司祭、夜はベラトの役割を果たし、天使派のボスとして活躍する怒れる熱血司祭キム・ヘイルが、釜山で韓国最大の麻薬カルテルと一騎打ちを繰り広げる共助捜査ドラマ。
【「熱血司祭2」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートやキャストやOST紹介、メイキング、各話のあらすじや見どころなど紹介している。

■キャスト⇒【キャスト・キャラクター徹底紹介】
司祭キム・ヘイル役：キム・ナムギル
検事パク・ギョンソン役：イ・ハニ
刑事ク・デヨン役：キム・ソンギュン
刑事ク・ジャヨン役：キム・ヒョンソ
釜山麻薬カルテル会長キム・ホンシク役：ソンジュン
ナム・ドゥホン役：ソ・ヒョヌ
　ほか

■第10話「祝福のはじまりはいつも荒く」
部長検事ナム・ドゥホン（ソ・ヒョヌ）は、ウマ警察署からの報告でギョンソンがヘイル側の人間だと知る。怒るナムはギョンソンへの復讐を決意する。

画像：SBS「열혈사제2」放送画面よりキャプチャー
ヘイルとギョンソンは姉神と兄神に変装しグベンジャーズたちが待つ船内に潜入し、騒ぎを起こす。ヨルビンオ（オ・ヒジュン）の助けを借り、拘束されていた先輩チョン・ソクヒ（シン・ウンジョン）を救出し、麻薬製造に関わっていた老人たちとともに脱出させる。ギョンソンとク・デヨン（キム・ソンギュン）らグベンジャーズが手下たちと戦う中、ヘイルはホンシクと死闘を繰り広げ、ついに全員脱出に成功する。

ホンシクは釜山を去る決意を固めるが、爆弾とガスがあるから簡単には動けない。現金を運び、アルブエラへ移動する準備を手下に命じる。

一方、デヨンは、ヘイルが病気を隠していたことに怒り、ギョンソンも「イ神父を送ってから5年しか経っていない。司祭まで失うことはできない」と訴えた。ヘイルは「これまで私が痛みを隠してきたことを謝罪します」に語る。

さらに結束を強めたグベンジャーズは、ホンシクの配下を制圧。麻薬工場と税関を捜索し、ホンシクへの反撃を強化する。そんな中、ギョンソンはナムの指示で暴漢に襲われそうになるが、係長キム・マリ（パク・ジョンミン）に救われる。マリは自分がスパイであることを明かし、ギョンソンを支援するために動いていたと告白する。

一方、ホンシクは、ヘイルが国情院出身だと言わなかったナムに怒りを示し、「俺とヘイルを戦わせて、俺が弱るのを待っているのか」と疑う。ナムは「信じられないのは僕じゃない。他にいるだろう」と、ギョンソンがヘイル側の人間だと明かす。これに大きな裏切りを感じたホンシクは、ギョンソンを拉致し、麻薬の注射器が両側に設置された椅子に座らせ、ヘイルを呼び出す。

現れたヘイルに拳銃を持たせたホンシクは、「自分で死ね。そうすればパク・ギョンソン検事は助かる。だがカトリックでは自殺が禁じられている。主の意志に逆らってギョンソンを救うのか、それとも主の意志に従い彼女を死なせるのか」と挑発する。

画像：SBS「열혈사제2」放送画面よりキャプチャー
ギョンソンは「私がこんな迷惑なヒロインになるなんて絶対嫌」と言い、ヘイルに自分に銃を向けるよう求める。ヘイルは「気まずさなんて数年経てば気にならなくなる。これまでありがとう」と、自分の頭に銃口を向ける。次の瞬間、画面が暗転し、銃声だけが響き渡たった。



■見どころ、感想など
今回は、イ・ウンソク校長（イ・デヨン）がかつてヘイルと同じ悪と戦う神父だったことが分かり、チェ・ドウ（ソ・ボムジュン）に神学校の生徒たちにテコンドを教えることも認めた。まるで床運動団体のような一糸乱れぬ演技をお見逃しなく。また、ギョンソンの部屋に幽霊がいた理由も明かになった。一方、グベンジャーズはヨルビンオを仲間に迎え入れ、冷凍庫で蘇ったヒウナギ（チャン・ジゴン）の消息も伝えた。

冒頭からホンシク相手に死闘を展開したヘイル。いつもの裾の長い祭服ではなく、ミニの黒ワンピース姿で、アクションの凄さに感動するより笑いが込みあげた。一方、ラストの暗闇の中の銃声が、視聴者の緊張感を一気に高めた。このギャップが本作の魅力でもあるが、一方でこれがドラマへの没入感を削いでいる声も一部で聞かれる。

気になる第11話は20日（金）22時放送の予定。その後、Disney+（ディズニープラス）スターにて独占配信される。

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