【最終回ネタバレ】「ザ・トラベルナース」第9話に志尊淳と斉藤和義がスペシャルゲストとして登場
岡田将生が人だけでなく病気も治すナースに成長、大団円のフィナーレ。12月19日(木)に放送された「ザ・トラベルナース」最終回の第9話でネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。TELASAで全話一挙配信、過去シーズンも配信中だ。
「ザ・トラベルナース」は、卓越したスキルと熱い哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”那須田歩(岡田将生)と九鬼静(中井貴一)が、患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ヒューマンドラマ。
■第9話 ネタバレあらすじ
過去に医療ミスを起こすも保身に走り、看護師・八木めぐみ(若村麻由美)に責任転嫁していた西東京総合病院の院長・薬師丸卓(山崎育三郎)。ゆくゆくは自らの手で日本の医療を改革するという崇高な志を掲げながらも、政治家・灰原和男(大和田伸也)と裏取引をするなど、クリーンな院内改革の裏で不正にも手を染めていた。そんな薬師丸がとうとう制御不能の暴走に転じ、かねてより腕を買っていた歩のみを病院に残し、目障りな静をはじめ現職ナースを一斉解雇した。
その矢先、西東京総合病院がランサムウェア攻撃を受ける非常事態が発生する。医療システムがダウンし、患者情報を集約した電子カルテも閲覧不可となり、かつてない混乱が院内に広がる。
患者の心と命を守り抜くため独り奮闘する歩。かたや病院の近隣にある静が経営する「おむすび屋」では、静を中心に首になったナースたち、看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)、中堅ナースの金谷吉子(安達祐実)、森口福美(野呂佳代)、新人ナース・中村柚子(森田望智)、パク・イジュン(キム・ヒョンユル)が、診察を受けられず路頭に迷った外来患者の対応に乗り出した。
病院がランサムウェア攻撃にあったのは、不正疑惑のある灰原を入院させていたためだった。薬師丸は灰原に身代金を支払って欲しいと訴えるが、灰原は自分には関係がないとつっぱねた。
そこへ、さらなる緊急事態が発生する。重度の膵臓がんで入院していためぐみの容態が急変する。歩は、めぐみが当初から希望していた薬師丸に執刀を委ねようとするが、事後処理に追われる薬師丸は首を縦にはふらない。歩は、「それなら俺がオペをします」と啖呵をきって出ていった。
「おむすび屋」の患者の対応を終えたナースたちが、西東京総合病院の危機を救うために戻ってきた。医師と協力して患者を救うナースたちの活躍を目にし、たちつくす薬師丸。
そんな彼に、静は「私たちはカルテ以上に患者さんたちを見ています。…あなたを治すことが、この病院にとって一番の改革だと思っています」と告げ、立ち尽くしていないで患者を救うために動くようにと背中を押した。
めぐみの緊急手術が困難な局面をむかえていたその時、薬師丸がオペ室に姿を現した。薬師丸は歩に補佐を頼み、手術は無事成功を納めた。意識を取り戻しためぐみに詫びる薬師丸と塔子。薬師丸は今回のランサムウエア攻撃と灰原との裏取引の件で医院長を退くことになった。
首になったナースたちは、静を除いて全員が西東京総合病院に復帰することになった。歩はフィリピンでの半年契約の仕事が決まり、早々に「おむすび屋」を出ていくことになった。たま子(池谷のぶえ)の占いで、信頼する人との別れを予言された歩は、静との最後の夜に涙を浮かべた…。
翌日。フィリピンに降り立った歩を迎えたのは、なんと静その人だった。静は自分が投資している病院の危機に、信用のおける歩を雇い入れたのだ。さっそく口喧嘩を始める2人。歩と静の腐れ縁はまだまだ当分続きそうだ。
岡田将生が人も病気の治すナースに成長!
トラベルナース全員が解雇されたにもかかわらず、歩だけが病院に残ったのは、薬師丸から提示された報酬のためではなく、「人をみて人を治すだけではなく、病気も治すナース」になりたいという、さらなる上を目指す歩の意気込みだったことが判明。そんな歩の成長に視聴者は感激。信頼のまなざしで見送る静の姿も印象的だった。
病院も治すスペシャルナース・志尊淳がゲスト出演
岡田将生たっての希望で最終回に友情出演した志尊淳は、ランサムウェア攻撃にあった病院のデータ復旧のために派遣されたITのスペシャリスト・阿部湊役で登場。驚きのスペシャルゲストに視聴者も大興奮。静に教えを受けていた元ナースという経歴の持ち主で、静に“多才”“後ろ姿も美しい”と絶賛される人物。そんな阿部にメラメラと嫉妬心をむき出しにする歩がなんとも可愛かった。
斉藤和義がドラマ初出演
さらなるサプライズゲストとして、最終回のラストシーンに主題歌『泣くなグローリームーン』を担当する斉藤和義が、バックパッカー役でサプライズ出演。フィリピンの病院で再会を果たした歩と静が、口ゲンカを繰り広げながら練り歩く後ろで、斉藤がギター片手に主題歌を奏ではじめ視聴者を魅了した。
シーズン3に期待!
新人ナース2人も加わり、さらに個性豊かなメインキャストが揃った本作。最終回での元ナース・阿部湊の登場も一話かぎりではもったいない。まだまだ日本の医療改革、病院改革のテーマは尽きていないし、なにより歩と静の丁々発止のやりとりをもっと見てみたい。シーズン3もしくはスペシャルドラマを期待して待ちたい。
テレビ朝日 「ザ・トラベルナース」は9024年10月17日(水)21時放送スタート。/主題歌:斉藤和義『泣くなグローリームーン』(SPEEDSTAR RECORDS / Victor Entertainment)/出演:岡田将生、中井貴一、山崎育三郎、森田望智、寺島しのぶ、安達祐実、野呂佳代、池谷のぶえ、浅田美代子、キム・ヒョンユル、内藤剛志、風間俊介、渡辺大知、松本大輝、マキタスポーツ、 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@ex5dpremiu66555」。番組公式Instagramアカウントは「@ex5dpremiu66555」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
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