中島健人、タイ映画のバンジョン・ピサンタナクーン監督の⾰新的なホラー哲学にも迫る「映画の旅人」第6回予告&未公開映像

12時00分ドラマ
(C)WOWOW
『⼼霊写真』をイメージしたバンジョン監督と中島

中島が映画を軸に世界の国々を旅する「中島健人映画の旅人」の第6回が2025年1月12日(日)午前0:00から放送!1月1日(水)午前0:00からはWOWOWオンデマンドで先行配信もスタートする。

「中島健人 映画の旅人」

本番組は、世界各国に息づく独自の映画カルチャーに触れ、その国を代表する映画人たちに話を聞くことで、“世界の映画の今”に迫る、【映画×旅】をテーマにした新しい形の映画情報番組だ。





今回の旅の舞台は、近年目覚ましい進化を遂げ、アジア映画界で個性的な輝きを放っているタイだ。中島が訪れたのは、タイ映画界で最も勢いのある映画製作会社、GDHだ。2015年の創立以来、青春映画からホラー映画まで幅広いジャンルを大ヒットさせ、『バッド・ジーニアス危険な天才たち』(‘17)や『女神の継承』(‘21)などを生み出し、タイ映画に洗練した演出をもたらし、世界進出のきっかけを作った。GDHは、タイ映画を牽引する存在だ。

タイ映画の中で、世界から注目を集めているのがタイホラーだ。その歴史を作り上げてきたのが、GDHの設立メンバーで重役でもあるバンジョン・ピサンタナクーン監督だ。タイも日本も、世界に届けるための映画作りを意識している。バンジョン監督は、タイの最高学府チュラロンコン大学映画学科を卒業後、25歳で共同監督を務めた『心霊写真』(‘04)で長編映画デビューを果たし、一躍話題となった。本作はハリウッドリメイクもされ、さらにタイの有名な怪談に基づくホラーコメディ『愛しのゴースト』(‘13)で当時のタイの興行成績No.1を更新した。記憶に新しい『女神の継承』でも成功を収め、タイを代表する大ヒットメーカーとなった。そのバンジョン監督がGDHで中島を迎え、インタビューに応じた。

中島がGDHの魅力を尋ねると、「リスクを冒す勇気がある」会社だと答え、監督がこだわる脚本執筆方法についても語った。実はバンジョン監督に大きな影響を与えたのは、日本のホラー映画、いわゆるJホラーだ。『リング』(‘98)と『回路』(‘01)は特に好きな映画で、それらがなければ『心霊写真』は生まれなかったと話していた。バンジョン監督からタイ映画の未来や映画を作る原動力について聞き、中島は大きな刺激を受けた。

また、世界遺産の街アユタヤでは、3つの大きな仏塔がそれぞれ当時の王を象徴し、その遺骨が収められていたと言われている寺院、ワット・プラシーサンペットを訪れた。さらに、糸状に伸ばした砂糖菓子をクレープ生地に包んで食べるスイーツ「ロティサイマイ」を堪能したり、人生初のゾウ乗りも体験した。『愛しのゴースト』に登場し、幽霊ナークが祀られているバンコクのワット・マハーブットでは、「ナーク様」の伝説がいかにタイの人々に愛されているかを体感した。

WOWOW公式YouTubeでは第6回の予告映像も公開中で、WOWOWオンデマンドでは第6回の予告映像と併せて、第5回の未公開映像も配信中だ。



また、WOWOW公式YouTubeでは第4回の予告映像も公開中。さらに、WOWOWオンデマンドでは第3回の予告映像と併せて、第3回の未公開映像も配信中なので要チェック!





<中島健人コメント>

◆タイ映画界を席巻する映画製作会社・GDHへ潜入取材して印象に残ったこと
今のタイ映画界を牽引する製作会社GDHに取材できたことは、日本の役者として⼤きな経験でした。タイも日本も世界に届けるための映画作りを意識しているところが共通していて興味深かったです。
◆ホラーコメディで観客を沸かせる超ヒットメーカー、バンジョン・ピサンタナクーン監督へのインタビューで印象に残ったこと
バンジョン監督は日本のホラー映画をリスペクトしていて、僕が衝撃を受けた作品『心霊写真』のことも伺えてとても嬉しかったです。⼀つ心配なのは、僕と監督のツーショットに霊が写っていないかな︖ってことですね(笑)
◆視聴者へのメッセージ
人生初のゾウ乗りも経験したので、その姿もお楽しみに︕



【番組情報】

第2回「インド・ムンバイ/インド映画流ダンスの世界」
◆放送・配信
1月1日(水)午前0:00よりWOWOWオンデマンドで先⾏配信
1月12日(日)午前0:00
配信ページ︓https://wod.wowow.co.jp/program/199574
MC︓中島健人
ゲスト︓中原圭子、アヌパム・ケール、スニル・ロドリゲス
ナレーション︓津⽥健次郎
※最新情報は番組オフィシャルサイト及び番組公式インスタグラム、WOWOW映画
公式Xにてお知らせする。

番組オフィシャルサイト
◇番組公式インスタグラムアカウント︓@wowow_nkeiga_official
◇WOWOW映画公式X︓@wowow_movie