横浜流星、世界を魅了する日本のマンガとカルチャーの魅力を紹介する『新ジャポニズム』のナビゲーターに
1月5日は、横浜流星がNスペ「新ジャポニズム」のナビゲーターを務め、世界中で大人気の日本のマンガやアニメの魅力を紹介する。番組サイトでは次回の予告を公開している。
NHKスペシャルのシリーズ「新ジャポニズム」では、大河ドラマ「べらぼう」で日本のポップカルチャーの礎を築いた主人公・蔦屋重三郎を演じる横浜流星がナビゲーターを務め、世界中で熱狂を呼んでいる日本のカルチャーの魅力を紹介する。
第1集のテーマはマンガだ。戦時下のウクライナでは、21歳の女性が『進撃の巨人』の主人公を自分自身に重ね合わせていた。イスラム教徒が多数を占めるインドネシアでは、同性愛がタブー視される中、男性同士の恋愛を描いたボーイズラブ(BL)が密かな人気を集めている。日本のマンガがこれほど世界中で支持されている理由は、タブーを恐れずに無限にジャンルを広げ、個性豊かなキャラクターたちが織りなす「多様な物語」にあると、海外の専門家は指摘している。
また、番組では「SPY×FAMILY」「チェンソーマン」「ダンダダン」の編集者である林士平が登場。「ダンダダン」の作者・龍幸伸とのインタビューを通じて、物語がどのように生み出されるのかにも迫る。彼らは海外での成功を意識することなく、独自の世界観を追求することで、結果的に世界中で受け入れられる作品を生み出していた。
「チェンソーマン」のコスプレをするジンバブエ人世界中で愛好される日本のマンガ
なぜ、アジアの島国・日本から生まれたマンガが、これほどまでに世界中の人々に響くのか?番組ではその源流を、江戸時代の大衆文化に求める。厳しい身分制度の下で花開いた浮世絵をはじめとする大衆文化が、蔦屋重三郎のプロデュースのもとで無名の画家や作家たちに世界に響く作品を生み出させていたことが明らかにされる。
NHKスペシャル「新ジャポニズム」とは…
放送100年企画としてお送りするNHKスペシャルの大型シリーズ。いま、日本のマンガやアニメ、音楽、食、デザインなどが、世界の人びとから幅広い人気を得ている。NHKスペシャルのシリーズ「新ジャポニズム」では、日本カルチャーをめぐる、熱気に満ちた世界各地の現場を訪ね、現地の人びとや文化との交流を描く。さらに、日本の歴史をたどり、世界を魅了するカルチャーが育まれた背景を読み解いていく。
【ナビゲーター/語り】 横浜流星
【語り】 守本奈実 アナウンサー
【出演】 林士平(漫画編集者) 龍幸伸(漫画家「ダンダダン」) 遠藤達哉(漫画家「SPY×FAMILY」)
◇NHKスペシャル