「その電話が鳴るとき」チェ・スビンの逆プロポーズと明かされるユ・ヨンソクの過去【第9−10話あらすじ】

2024年12月29日19時37分ドラマ
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Netflixシリーズ「その電話が鳴るとき」独占配信中

Netflixシリーズ「その電話が鳴るとき」第9−10話では、サオン(ユ・ヨンソク)の驚くべき過去と正体が明らかになっていく一方でヒジュ(チェ・スビン)は自らの声で周りの人々に対して過去の真実を突き止めようと動き始める。

かつて大人によってすり替えられたサオンは全ての真実を明らかにしようとし、ヒジュはそんなサオンにあらためてプロポーズするが、直後に本物のサオンに拉致され消息を絶ってしまう。気になるあらすじと見どころを見てみよう。

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「その電話が鳴るとき」は、政略結婚3年目でお互いに会話もなく暮らしていた仮面夫婦に、誘拐犯から脅迫電話がかかってくることから始まる熱いロマンスを描く。⇒【関連記事・各話のあらすじ】



■キャスト

ペク・サオン役:ユ・ヨンソク
ホン・ヒジュ役:チェ・スビン
チ・サンウ役:ホ・ナムジュン
ナ・ユリ役:チャン・ギュリ
 ほか



■第9話あらすじ

姉イナ(ハン・ジェイ)からサオン(ユ・ヨンソク)の秘密を握る親子鑑定書を見せられても動じないヒジュ(チェ・スビン)。妹を嘘だらけの良家のしがらみから解放しようとする姉に、結婚は自分の選択だと自らの声で反論したヒジュ。久しぶりに彼女の声を聞いたイナは微笑み、血は繋がっていなくても妹が出来て本当は嬉しかったといい、ギクシャクしていた姉妹の関係は回復し始める。隣通しだったのに15歳まサオンと顔を合わさなかったことを疑問に抱く。サオンと連絡が取れないことに不安を抱くも警察に捜索願を出すこともできずヒジュは義理の父ウィヨン(ユ・ソンジュ)にサオンを探すよう説得し、15歳までサオンを隠してきた理由を問い詰めた。その際、サオンもかつてオッドアイの手術を受けていたことを聞いて謎の脅迫者406(パク・ジェユン)こそが本当のサオンだったことに気づく。

釣り堀店でサンフン(キム・ジュンベ)を助けて火災に巻き込まれたサオン。その直前に釣り堀を訪れていたサンウ(ホ・ナムジュン)はサオンとすれ違い引き返し、火災から二人を救った。知らせを受けて駆けつけたヒジュはサンウの前でも声を発し驚かせた。一命を取り留めたサオンはサンウに対しヒジュとの関係を打ち明け、サンフンは15歳までの育ての親だったと明かした。

屋敷でマスコミのインタビューを受けるウィヨンだが、そこに突然現れたイナは、サオンが昔と今で違う人物のようだと核心を突く疑問を投げかけるが、直後に魚の死体が贈られてきて屋敷は騒然とする。夫人のギュジン(チュ・サンミ)はそれが406、つまり本物のサオンの仕業だと気づき、屋敷を飛び出すと尾行を開始。サンフンも意識を取り戻し過去の過ちを謝る。彼はサオンの祖父ジャンホ(チョン・ドンファン)が本物のサオンを貯水池で殺そうとした際、息を吹き返したサオンをこっそり逃がし、それが406だったのだ。イベントに出席したサオンは初めて公の場でヒジュと並び喜ぶが、信頼できる部下ドジェ(チェ・ウジン)にヒジュを送らせた後、彼が自動失踪事件の被害者の弟だったことを知りヒジュに身に危険が迫っていることを知る…。


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Netflixシリーズ「その電話が鳴るとき」独占配信中

■第10話あらすじ

ドジェに捕らわれ意識を失ったヒジュは幼稚ながら平凡な夫婦の生活の夢を見る。

406の前に現れたドジェは、自分の命令通りに動かない406を攻撃しようとするが返り討ちにあってしまう。406に言われた通りに一人で貯水池にやってきたサオンはそこで傷ついたドジェと、ヒジュを連れ去ろうとする406を発見。ヒジュは自力で脱出し、サオンと406は争うが、サオンをかばったドジェが腹部を刺され、406は逃走。一命を取り留めるも、それまで自分の双子の兄を殺したと思っていたサオンが別人だったことに落胆して自殺を図ったドジェ。サオンはそんな彼に信じてほしいと真犯人を捕まえるために協力を求めた。

一連の出来事を聞いたイナは、すり替えられる前のサオンを見てしまったせいで口封じのために交通事故に遭い、弟は殺されたのではないかと疑い始める。そして結婚直前に親子鑑定書を送ってきた人物の正体に気づいた。ヒジュが建設会社の家に嫁がされそう担っていると知ったサオンが、ヒジュを守るためにわざとイナに親子鑑定書を送って結婚を辞退させ、ヒジュを嫁として迎え入れていたのだ。それを知ったヒジュは帰宅したサオンにあらためて結婚誓約書を渡して、幸せな夫婦になるという願いを込めて結婚を申し込む。サオンは全て解決したら改めてプロポーズすることを約束し、二人は口づけを交わした。

一方、山中からは自動失踪事件の被害者の遺骨が発見されサンウらは悲しみに襲われる。ドジェもまた、探し続けていた双子の兄が遺体で見つかったことを悲しみ、事件を解決すべくサオンに協力することを決意。姉妹は父イルギョン(チェ・グァンイル)に対して、幼い頃の交通事故の捜査を終結させた理由と、ジョンホとの間にどんな取引があったのかを問い詰める。本物のサオンがまだ生きていることを知ったイルギョンは怒り狂ってジョンホの1周忌の式典に乗り込むが、406は会場に火をつけ、ヒジュを連れ去ってしまう。電話を受けたサオンはヒジュを助け出すために406の要求に応じようとするが、ヒジュは愛していると告げるとアクセルを踏み込み、406とともに車ごと崖下に転落。事故現場から忽然と姿を消したヒジュと406を探すため、記者会見を開いたサオンは、自分が本当のサオンではないことを明かし、国民に妻の目撃情報を求めた。初めて公開されたヒジュとサオンの関係に驚く同僚たち…。




■見どころ

サオンが謎の人物を助けようとして火災に巻き込まれる絶体絶命の場面で幕を閉じた前回の放送。続く第9話では、サオンと406の関係や、サンウが追う自動失踪事件との関連などがいよいよ浮き彫りになってきた。内容を要約すると、406こそが本物のサオンで、児童失踪事件にも関与するなど一家の家名を汚しかねない敬神的な欠陥を抱えていたために屋敷に幽閉され、しまいには祖父によって貯水池で水中に沈められてしまい、それを目撃していた釣り堀の少年が代わりにサオンとして迎え入れられ、実は死なずに生きていた406はサオンを逆恨みしていたということだ。更に、途中でサオンがすり替わったのを知らずに、双子の兄の復讐を誓っていた弟の正体がサオンの右腕のドジェだという衝撃の展開に発展し、ヒジュらが遭った交通事故との関連も改めて浮上するなど、いろいろな出来事が繋がり始めた。

サスペンス要素が急展開を見せる一方で、ギクシャクしていた姉イナがヒジュを守ろうとしていたことが明らかになったり、真実を知ったドジェがサオンと協力する姿勢を見せたりと、クライマックスに向けて強力な仲間が加わり、ヒジュも両家の親に直接の声で真実を問い始めるなど痛快な展開が続き、ヒジュとサオンのラブラブぶりもエスカレート。特にヒジュの逆プロポーズ場面は見どころのひとつだ。そんなヒジュがサオンを守るために406を道連れに車ごと転落し消息を絶ったことで、不穏ながら好奇心の湧くエンディングで、来週の最終2話への期待を高め、第9話では6.4%、第8話では7.5%の全国視聴率(ニールセンコリア調べ)を記録し、放送開始以来の高視聴率をマークした。⇒【12月27日視聴率TOP10】【12月28日視聴率TOP10】



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