時代劇ファン待望の中井貴一主演「雲霧仁左衛門シリーズ」ファイナル、ついに始動【2025冬ドラマ】
NHK BSプレミアムで長年にわたり人気を博してきた時代劇ドラマ「雲霧仁左衛門シリーズ」が、2025年1月5日(日)よりNHK BSプレミアム4K/NHK BSで放送開始されるファイナルシーズンをもって幕を下ろす。YouTubeにて予告動画が公開中だ。
原作は池波正太郎著の同名小説、1974年から「週刊新潮」で連載された人気時代小説だ。希代の大盗賊・雲霧仁左衛門率いる雲霧一党と、その捕縛を目指す火付盗賊改方長官・安部式部との攻防を描く。2013年に中井貴一主演の「雲霧仁左衛門」をスタートし、2023年8月には舞台を京都に移した「雲霧仁左衛門6」が放送され好評を博した。⇒【全話ネタバレあらすじ・見どころ】
7作目となる今作は、舞台を江戸に戻すファイナル。雲霧仁左衛門の狙いは高利で金を貸しつける江戸一の札差の隠し蔵と名刀「数珠丸恒次」。雲霧一党と彼らを捕縛せんとする安部式部(國村隼)との壮絶な最後の死闘が始まる。仲間を失い、手負いの仁左衛門が最後に忍び込んだ先は、名刀「数珠丸恒次」の眠る難攻不落の江戸城内。時代劇版「オーシャンズ」、ここに完結!
ひとりも傷つけず大金を奪い、雲か霧のように消えてしまうという盗賊一味の首領・雲霧仁左衛門。その雲霧を執念深く追いつめんとする火付盗賊改・安部式部。宿命のふたりの最後の死闘が始まる。
雲霧仁左衛門を演じるのは、シリーズを通じて圧倒的な存在感を放ち続けてきた中井貴一、火付盗賊改方の安部式部には國村隼。雲霧一党の小頭・三坪の伝次郎役の近藤芳正、洲走の熊五役の手塚とおる、通人の与之助役のDAIGO、前裁の勘助役の片桐仁、おもん役の遠藤久美子、胡蝶役の中田クルミ、亀菊役の木下晴香、与力・山田藤兵衛役の村田雄浩らが続投。
新キャストとして「大熊屋」に次ぐ札差「三国屋」の主人おりょうを観月ありさ、おりょうに仕える女中おたね役に山下容莉枝、正体不明の山師・武村玄信役で和田正人、平野大和守役は中村梅雀、刀を売る怪しげな甲府勤番・柏倉大膳役は梶原善、そして役柄が明かされていない伊武雅刀が出演する。
物語に深みを与え、多くの視聴者を魅了してきた中井貴一。一方、火付盗賊改方の安部式部を演じる國村隼との緊迫感あふれる対峙も、シリーズの魅力の一つである。また、個性豊かな盗賊団の面々や新たに加わるキャストが物語をさらに盛り上げる。彼らの活躍が、ファイナルシーズンの鍵を握る。これまで数々の計画を成功させてきた彼が、どのような結末を迎えるのか注目される。
■第1話「札差非情
太平の世が続く享保の頃、高利貸しで暴利をむさぼり、武士よりも力を持ち始めていたのは、札差連中であった。その札差たちの間で流行していたのは、武士の魂ともいうべき刀の収集であった。汚れた金を狙う大盗賊・雲霧仁左衛門(中井貴一)と一党が狙いを定めたのは、江戸一番の札差と言われる大熊屋の蔵であった。一党のおもん(遠藤久美子)を大熊屋に潜らせた仁左衛門であったが、そこで待っていた大熊屋の正体はなんと…。
放送開始日:2025年1月5日(日)
放送局:NHK BSプレミアム・BS4K
放送時間:毎週日曜日 午後9時00分~9時49分
【出演者】
中井貴一/國村 隼
近藤芳正、手塚とおる、DAIGO、片桐仁、遠藤久美子、中田クルミ、木下晴香、村田雄浩 ほか
(新キャスト) 伊武雅刀、浜野謙太、和田正人、梶原善、山下容莉枝、坪倉由幸、長谷川初範、温水洋一/観月ありさ/中村梅雀 ほか
【放送情報】
2025年1月5日(日)スタート <全8回>NHK BSプレミアム4K/NHK BS
毎週(日)18:45~ ※初回放送(1月5日)のみ 19:00~ /1月12日(日)より毎週(日)18:45~
(再放送)本放送の翌金曜 19:30~ NHK BSプレミアム4K/NHK BS
◇BS時代劇「雲霧仁左衛門ファイナル」| NHK|予告
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