チャン・ヒョク、アクションを封印して義理と弁舌で戦う「客主」2月無料BSに登場(全話あらすじ・見どころ)
BSテレ東(月~金曜10:55~12:00)では、2月17日からチャン・ヒョクが正義感が強く、義理堅い主人公を熱演し、切ない三角関係で泣かせる韓国時代劇「客主」(全52話)を放送する。YouTubeにて予告動画が視聴できる。
「客主」は、朝鮮全土を駆け抜ける商人と運命に呼び寄せられた二人の女性の数奇な恋物語。2015年9月23日から2016年2月18日までKBS光復70周年特別企画として放送され、同年のKBS演技大賞でチャン・ヒョクが優秀演技賞を受賞するなど、6冠を獲得した。
原作は小説家キム・ジュヨンの大河小説『客主』で、1984年に制作されたドラマ以来32年ぶりのリメイク。演出は「太祖王建」や「大祚榮」を手掛けたキム・ジョンソンPDが担当し、脚本は「ソウル1945」の脚本を担当したチョン・ソンヒ作家とイ・ハンホ作家が担当した。
ドラマの舞台は19世紀末の朝鮮。「商道」や「朝鮮ガンマン」などと同じ時代だ。同じ時代を演じた他の作品については【ドラマの年表:朝鮮王朝】で確認できる。
主演のチャン・ヒョクは、「輝くか、狂うか」「推奴-チュノ-」や、「ボイス~112の奇跡~」「バッドパパ」など幅広いジャンルで活躍。本作では、困難に立ち向かう人間味あふれる商人ボンサムを演じる。アクションスターとして知られる彼が、義理と弁舌を武器に戦う新たな姿を見せる。
チャン・ヒョクが演じるのは、親を亡くし商人としての道を歩むボンサム。数々のドラマで無敵ぶりを見せてくれアクションスターとしても唯一無二の存在であるチャン・ヒョクだが、本作で演じるのはこれまで演じたキャラクターとは大きく違う。ドラマ前半では、ボコボコに殴られ、蹴られ、簀巻きにされ、なんとも情けない主人公。ボンサムの武器は、男気溢れる義理堅さと弁舌。多くの感動を与えてくれた数々の名セリフは「ボンサム語録」として書き留めておきたいほどだ。特に商人たちをまとめるリーダーに立候補する場面は、現在の政治家や企業リーダーにもぜひとも聞かせたい名演説だ。
ボンサムと運命に導かれるように出会う2人の女、リン役を「私の恋愛のすべて」や「胸ぐらを一回つかまれましょう」のハン・チェア、ケトン=メウォル役を「カプトンイ 真実を追う者たち」や新作「チェックイン漢陽(ハニャン)」のキム・ミンジョンが演じる。
チャン・ヒョクの宿敵には、「スパイ~愛を守るもの~」「朝鮮ガンマン」、映画『友へチング』など映画やドラマに出演するユ・オソン。チャンヒョクとは「私の国」でも共演している。
■あらすじ
千家客主の主チョン・オスは、行商の旅中にアヘン密売の濡れ衣を着せられ命を落とす。天涯孤独となった息子ボンサム(チャン・ヒョク)は行商人になるため修行を積み、父の恩人のもとで働き始める。ある日、身売りされた女性ソリン(ハン・チェア)と出会い、心を通わせるが、ソリンは別の男性と結婚する運命にあった。その後、山賊に襲われたボンサムは、男装の行商人ケトン(キム・ミンジョン)に助けられる。ケトンはボンサムを想うが、ソリンへの想いを知り、複雑な関係が展開していく。
◇BSテレ東「客主」番組公式サイト
2025.2.17タート 月~金10:55-10:00
◇YouTube「客主」予告動画
【作品詳細】【「客主」を2倍楽しむ】