清野菜名が月9初出演にて初主演で挑む「119エマージェンシーコール」【2025冬ドラマ】
119番でかかってきた電話のパニックに陥る声から通報場所を特定し、1秒でも早く必要な部隊を現場に到着させる指令管制員(ディスパッチャー)の活躍を描く。フジテレビ「119エマージェンシーコール」は2025年1月13日、第1話を30分拡大で放送する。第1話のゲストは声優・梶裕貴だ。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「119エマージェンシーコール」とは
消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマだ。脚本は橋本夏、小柳啓伍、主題歌は羊文学の「声」。主演は清野菜名が務める。
指令管制員(ディスパッチャー)とは
「119番、消防です。火事ですか、救急ですか」。いつ、どこでかける状況が訪れるか分からない119番通報。その緊急通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令するのが指令管制員たちだ。さまざまなスキルを持った消防・救急のスぺシャリスト集団である彼らが、通信技能と医療知識を駆使して、危機に瀕(ひん)した“命”をつなぐために、日々、“声”を聞き“声”で救っている。
フジGP帯ドラマ初出演にして月9初主演の清野菜名
主演の清野が演じるのは、横浜市消防局・司令課3係の指令管制員(ディスパッチャー)・粕原雪(かすはら・ゆき)だ。銀行に勤めていたが、あることをきっかけに消防局へ転職する。月9の主演が決まった時、清野は「このお話をいただいたときに、指令管制員という職業がどういうものなのかを存じ上げていなかったので、きちんと勉強をして臨まないといけないなと思いました。皆さんも生活していく中でなかなか知ることのできない裏側だと思いますので、ドラマを通してしっかりと伝えていけたらいいなと思います」と感じたという。20代前半のころ月9のオーディションを受けたこともあったが、夢はかなわなかったが、「30歳になり、最初のドラマで月9の主演をさせていただけること、とても光栄に思っています」と話す。
脇をかためる俳優陣の月9ならではの豪華さ
清野菜名演じる雪の同僚として、瀬戸康史、三上愛、一ノ瀬颯、前原滉、さらに司令課3係の主任として佐藤浩市、司令課3係の係長として中村ゆりらが出演する。
主題歌情報
主題歌は羊文学による書き下ろしの楽曲『声』に決定した。羊文学が月9ドラマの主題歌を担当するのは今回が初となる。羊文学は、塩塚モエカ、河西ゆりか、フクダヒロアからなる、繊細ながらも力強いサウンドが特徴のオルタナティブロックバンドだ。主題歌を担当することに際して「指令管制員の方々の現場は、おそらくとても緊張感のあるタフな環境だと思います。私には想像もつかない毎日ですが、鉄壁のスーパーマンなわけではない。彼らも人間です。それぞれの悩みがあって、何とか向き合いながら、等身大で道を探している。自分の仕事に誇りを持てるってかっこいいなと思います。でもとても難しい。 この曲は、そうやって迷って、手放しそうになりながら、でも諦め切れない理由をたった一つでも持って進もうとする方々に聞いてほしいです。聞こえている声は、助けを求める声なのか、自分の声、運命の声、人それぞれだと思いますが、みなさんの人生のどこかのタイミングで、ふと、この曲を思い出してもらえたら、歌は、いつも応援しています」とコメントしている。
■第1話あらすじ
横浜市消防局司令課3係で119番通話を受けた粕原雪(清野菜名)。雪の隣には、教育係として兼下睦夫(瀬戸康史)が指導にあたっている。緊急性のない119番通報に対しては厳しい態度をとる兼下の様子を、係長の高千穂一葉(中村ゆり)は苦笑いで見ていた。同僚の与呉心之介(一ノ瀬颯)や箕輪健介(前原滉)は、兼下の指導は無愛想だがもうすぐ終わるから辛抱するようにと雪を励ます。同じく同僚の新島紗良(見上愛)はみんなの話には加わらずにいる。
高千穂は銀行を退職してまで指令管制員になるために消防局に入った雪は大事に育てなければいけないと兼下を諭した。さらに、高千穂は、雪はずば抜けた能力を持っていると教える。それは、雪が一度聞いた声や音を忘れないでいることだった。
そんな時、雪が受けたネットカフェの男性客からの119番通報を皮切りに、管制員たちは次々に通報を受ける。
フジテレビ 2025年1月13日スタート。毎週月曜日21時放送「119エマージェンシーコール」。出演:清野菜名、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、酒井大成、三浦獠太、蓮佛美沙子、堀内敬子、遠山俊也、中村ゆり、佐藤浩市 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@drama119_cx」。
◇フジテレビ「119エマージェンシーコール」番組公式サイト
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