主演の香取慎吾と親友・草彅剛が劇中でがっちり握手「日本一の最低男」【第1話ネタバレ・2話予告】

10時13分ドラマ
©フジテレビ

2025年1月8日に放送された「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」では、不祥事により人生崖っぷちに追い込まれた一平(香取慎吾)が義理の弟たちを呼び寄せニセモノ家族としてダメダメなスタートを切った。1月16日に第2話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。なお、この回の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯5.6%、個人3.1%だったことが分かった。



「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」とは
2014年放送の「SMOKING GUN~決定的証拠~」以来、およそ11年ぶりにフジテレビ系連続ドラマ主演の香取慎吾が演じるのは人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男だ。しかし、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことにする。全く新しいジャンルの“選挙&ニセモノ家族ドラマだ。“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品だ。その第1話が1月8日に放送された。

■第1話ネタバレあらすじ

ニュース番組のプロデューサーだった大森一平(香取慎吾)は、ある不祥事で退社した。現在は、無職同然の冴えない生活を送っていた。そんな一平はあるとき、衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の公設第二秘書で、小学校時代からの幼なじみでもある真壁考次郎(安田顕)から助言を受け、政治家への転身を決意し、次期区議会議員選挙に当選を目指して人生の再起を図る。

そこで、一平は家事や育児に取り組むことで生活者目線があるところを選挙でアピールするという“最低”な思惑のもと、ふたりの子どもを育てながら保育士として働くシングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)一家を呼び寄せて同居することにした。

一平には陽菜(向里祐香)という妹がいて、父親の世話などはすべて陽菜が背負っていた。やがて陽菜は結婚し、長女・ひまり(増田梨沙)を授かったが離婚。その後、正助と出会って再婚した陽菜は長男の朝陽(千葉惣二朗)を産み、家族4人で幸せな生活を送っていたが、闘病の末、他界してしまっていた。

正助は、「育児をサポートしたい」という一平の申し出に心から感謝する。一平は “ニセモノ家族”との生活を“ホームドラマをやりきる”といい、軽いことと考えていた。

引っ越してきた正助、ひまり、朝陽を前にさっそくSNSに載せるための写真をとろうとするが、ひまりはこれまでほとんど会ったこともない一平の優しさに“怪しさ”を感じ、笑顔を作らない。朝陽は一平の仕事部屋に勝手に入ったり、一平が仕事でもらったトロフィーを壊してしまったりする。なんとか怒りの沸点を抑えようとする一平をみて、ひまりは「ものが多すぎる」と冷たく言い切る。

翌日、正助は保育園に仕事に向かう。その前に、朝陽には牛乳のアレルギーが酷いことをお花していた。一平は家族の洗濯や料理に挑戦する。朝陽を迎えに行くと、一人だけダンスができていない。帰り道に「自分は愚図だから」と涙を浮かべる朝陽をみて、「練習有るのみ」ときびしくダンスを教える。

朝陽を保育園に連れて行った後、真壁の紹介で、衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)とあい、区議会議員について応援してもらえるように話をする。すると、そこに保育園から連絡が入った。朝陽が熱をだしてしまったので迎えに来て欲しいというのだ。仕方なく、朝陽を迎えに行く。すると、帰り道に、自分が迷惑をかけてばかりいたから母親が死んだのだと朝陽は泣いた。

ひまりは朝陽の具合が悪くなったのはダンスの練習を無理矢理させた一平のせいだと文句を言う。さらに洗濯物が伸びてしまっていることも不満だ。返ってきた正助にそのことを告げ口する。一平は朝陽にダンスのやり方を説明するための資料を作っていたが、正助からは他人と同じでなくてもいいといわれ、「口をださない」といって、その紙もやぶってしまった。

翌日は、家事代行を頼み、食事は宅配にしてもらった。しかし、その食事に牛乳が使われていて、朝陽は倒れてしまう。一平は、ひまり、正助に激しい文句を言われながらも、朝陽の容体を気遣う。具合が落ち着いた朝陽は一平に「おじさんも失敗ばかりだね」と告げる。ただ、正助は家を出ると告げる

お遊戯会当日、支援者の集まりにでかける一平は、出かける前にビデオを正助、ひまり、朝陽に見せる。タイトルは「ママの死は朝陽のせいなのか」となっていたため、正助は怒ってしまう。しかし、一平は朝陽のためにとそのまま強行する。途中の説明が難しくて、ひまりや朝陽から「わからない」と言われても、大事なことはそのまま話すをいう。ビデオが進むと朝陽がいろいろやらかしても、笑って幸せそうな陽菜の姿が映っていた。その笑顔をみて、朝陽だけでなく、ひまりも笑顔になる。

政治パーティーでいろいろな人に紹介されている一平は、政治家秘書の鷲津(草彅剛)も紹介される。何か困ったことがあったら協力すると言ってもらえた。パーティーが終わると一平は急いで朝陽の保育園に向かう。

お遊戯は始まっていたが、朝陽はやっぱり踊れていない。そこに駆けつけた一平は大きな声で朝陽に声をかけ、見本になるようにダンスをしてみせた。それを見ながら朝陽は懸命に踊って見せた。

家をでてゆく準備をしている正助に一平は“もう少し”一緒にいてくれないかと頼む。実は自分も朝陽と同じようにドジで出来が悪かったのだという。それを努力して乗り越えてきたと。正助も、一平と居るときの朝陽が幸せそうなのでといって、しばらく家にいることにした。

翌日、正助、ひまり、朝陽を送り出した一平は真壁に「ホームドラマを演じ切ってやるよ」と電話しているところを、学校にいったはずのひまりに聞かれてしまった。



香取慎吾の親友・草彅剛が登場

2023年1月期、カンテレ・フジテレビで放送された「罠の戦争」に出演していた草彅剛が、「罠の戦争」の役である議員秘書・鷲津亨そのままで第1話に登場した。香取慎吾と草彅剛といえば、“シンツヨ”として大の仲良しとしても有名だ。香取慎吾が久しぶりにフジテレビの連ドラで主演をすると話すと、とても喜んだという。現在、草彅剛は舞台出演中だが、この出演シーンのために駆けつけたという。二人の熱い友情ががっちりと握る握手シーンからも伝わってきた。



故・中山美穂さんの出演シーン

2024年12月6日(金)に逝去された中山美穂さんが出演されたシーンはそのままの放送となった。一平(香取慎吾)の義理の弟・正助(志尊淳)が務める保育園の園長役。第1話では早く帰りたい正助に「頼みます」といって用事を頼んでしまう2回の登場があった。23日に放送される第3話にも登場予定となっている。主演の香取慎吾は1月7日(火)、都内の映画館にて第1話の完成披露試写会と舞台挨拶の場で、中山美穂さんの出演について「美穂さんがこの作品への熱い思いを持っているというのは聞いていました。共演できるシーンを楽しみにしていたんですけど、それは叶わなかったんです。でもね、美穂さんのこのドラマにかける熱い思いを、スタッフ、キャストが受け継いで、最後まで頑張ろうとみんなとも話したので、きっとその思いは美穂さんにも届くと思っています」と話していた。



男性同士のカップルを救えるのか?

16日に放送される第2話で一平が出会うのは男性同士のカップルだ。老若男女からの支持を得るために、ジェンダーフリーの支援に乗り出そうとするが、うまくいくのか?



■第2話あらすじ

一平(香取慎吾)はなんとか正助(志尊淳)たちを家にとどめることに成功した。幼なじみの真壁考次郎(安田顕)に“ホームドラマを演じ切ってやるよ”と、宣言していると、それを長女のひまり(増田梨沙)に聞かれてしまう。

そんなある日、一平は真壁から選挙に勝つためにはまず地元有力者で町会長を務める二階堂慎太郎(岩松了)からの支援を得るようアドバイスされる。慎太郎は、一平のおいっ子・朝陽(千葉惣二朗)が通う保育園で保育士をしている剣聖(佐野玲於)の父親で、妻を亡くしてからは男手ひとつで彼を育ててきた。正助と境遇が似ていることを知った一平は、真壁とともにさっそく慎太郎に会いに行く。最初はそっけなかった二階堂だが、一平に「剣聖に顔を出すよう伝えてほしい」と頼む。慎太郎と剣聖はある理由から長らく疎遠になっていたのだ。

その帰り道、一平は今永都(冨永愛)のイタリアンカフェで剣聖を見かけて声をかける。すると、剣聖は柊智也(中井大)という男性と一緒にいて……。



フジテレビ 2025年1月9日スタート。毎週木曜日22時放送「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」。出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@saiteiotoko_cx」。

フジテレビ「日本一の最低男」番組公式サイト

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