「オク氏夫人伝」のチュ・ヨンウ、次々と次回作が決定 今年だけで3作以上出演の快進撃
日本ではU-NEXTで独占配信されている、JTBC「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」で注目を集める俳優チュ・ヨンウが、2025年に3作以上の次回作を確定させ、忙しい日々を送っている。
●【U-NEXTで独占配信の韓国ドラマ】
「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」は、名前も身分も夫も全てが偽物の外知部(朝鮮時代の弁護士)夫人オク・テヨン(イム・ジヨン)として生きる奴婢のクドクと、彼女を守るために命までかけた芸人チョン・スンフィ(チュ・ヨンウ)との熾烈な生存詐欺劇を描いたロマンス時代劇。【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】では、時代背景や全話ネタバレあらすじと見どころ、キャストの魅力などドラマを深掘りしている。
2021年にウェブドラマ「You Make Me Dance」でデビューしたチュ・ヨンウは、「警察授業」、「トキメク☆君との未来図」、「田舎街ダイアリーズ」、「オアシス ~君がいたから~」など、青春ものから時代劇まで幅広いジャンルを行き来している。
そんな彼がわずかデビューから3年で週末ドラマの主演に抜擢された。デビュー初の時代劇「オク氏夫人伝」では、天才エンターテイナーであるチョン・スンフィ役と、両班の長男で優れた武芸の腕前を持ち、並外れたカリスマ性を備えたソン・ユンギョム役の一人二役を安定的に演じている。
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特に伝奇叟(芸人)チョン・スンフィ役では、愛する人のためなら命も惜しまない一途な純愛と公演シーンは視聴者を魅了している。公演で魅せる舞台について制作陣は、キャラクターの「夢」を反映させたという。「『オク氏夫人伝』は夢を語る作品だと思い、一番際立たせたかった空間は『夢』を象徴する場所だった。チョン・スンフィが自分の夢を見せる舞台では、観客に彼の情熱と達成感を披露するような華やかでダイナミックな演出を心がけた」と話している。
そんな制作陣の想いを見事に実現したチュ・ヨンウは名実ともにトップ俳優の仲間入りを果たした。そしてそれを証明するかのように今年Netflixシリーズ「重症外傷センター」、「広場」、tvN「牽牛と織女」など3作以上の公開を控えている。
今月24日にNetflixで全話公開される「重症外傷センター」は、戦場を駆け巡る天才外科医ペク・ガンヒョク(チュ・ジフン)が、有名無実の重症外傷チームを復活させるために赴任する痛快な物語を描いている。チュ・ヨンウはペク・ガンヒョクの初めての弟子であり、エリートフェローのヤン・ジェウォン役を演じる。ペク・ガンヒョクを追い、中症患者たちを救うために奮闘しながら成長していく姿を見せることが期待されている。
同名のウェブトゥーンを原作とするNetflixシリーズ「広場」は、自らアキレス腱を切って組織を去ったキジュン(ソ・ジソプ)が、組織のナンバー2だった弟ギソク(イ・ジュンヒョク)の死の秘密を暴くために11年ぶりに戻り、復讐を遂げるノワールアクション作品である。劇中、チュ・ヨンウはキジュンの所属する組織の首領ジュウン(ホ・ジュノ)の息子であり検事のクムソンを演じる。現職検事として組織とは距離を置いているが、方向性のない野心で劇に緊張感を与えるキャラクターだ。
tvN「牽牛と織女」もまた人気ウェブトゥーンを原作としている。恋愛経験のない女子高生の巫女が初恋を自ら救うファンタジーロマンスドラマで、チュ・ヨンウは主人公の牽牛役を務める。初々しい初恋ロマンスに、切ない幽霊たちの物語が加わり、異色の楽しさを提供する予定だ。
チュ・ヨンウはこれまで出演する作品ごとに各キャラクターに完璧に溶け込み、存在感を鮮明に刻んできた。朝鮮時代の芸人、外科フェロー、検事など、さまざまな職業に挑戦状を叩きつけたチュ・ヨンウは、2025年も俳優としてさらなる飛躍を遂げるだろう。
「オク氏夫人伝」第11話は、JTBCにて1月11日22時30分放送、U-NEXTにて(見放題)では24:10頃から日本初・独占配信される予定だ。
◇JTBC「옥씨부인전」HP
【作品詳細】【「オク氏夫人伝」を2倍楽しむ】