韓国生まれのパンダのドキュメンタリー『私の親愛なるフーバオ』公開日決定、日本版ポスターと予告編解禁

01月30日11時00分映画

韓国で26万人が涙した大ヒットドキュメンタリー映画『私の親愛なるフーバオ』の劇場公開が4月18日に決定し、日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。

2016年、韓国にやってきたアイバオとローバオの自然繁殖により、2020年7月20日に韓国で初めてジャイアントパンダが誕生した。その名前は「フーバオ」。誕生した瞬間から世界中の注目を浴び、多くの人々に祝福された。名前の意味である「幸せを与える宝物(福宝)」の通り、パンデミック時期に多くの人々に癒しと慰めを与えた存在だ。



フーバオは韓国最大のアミューズメントパーク「エバーランド」で両親や妹たち(ルイバオ、フイバオ)とともに過ごし、貴重な映像が公開されている。その映像からは、フーバオに愛情を注ぎ続けてきた飼育員たちの愛と葛藤も見えてくる。

パンダパンダ

『私の親愛なるフーバオ』では、韓国で「フーバオのおじいちゃん」として知られるカン・チョルウォン飼育員や、陽気なムードメーカーであるソン・ヨングァン飼育員など、バオ一家に深い愛情を注ぐ飼育員たちの姿が描かれている。フーバオの誕生から別れ、そして再会に至るまでのストーリーは、心温まる感動と切なさを届けてくれる作品だ。

公開された日本版ポスタービジュアルでは、カン飼育員を見つめるフーバオと、フーバオに向き合うカン飼育員の姿が捉えられている。カン飼育員の両手の間には、「君は私たちに、一生分の幸福をくれた―」というコピーと共に光が降り注いでいる。



同時予告編では、フーバオの愛らしい姿がたっぷりと映し出され、カン飼育員にじゃれたり、花冠をつけた姿に心を奪われる瞬間が描かれている。エバーランドで飼育員たちがバオ一家と楽しむ時間が映し出される一方で、避けられない別れの時が訪れる。別れの日までの切ない独白が心に響き、涙を誘う予告編だ。

この「愛と奇跡の1354日」に対する期待が高まる内容となっている。

■あらすじ
コロナ禍に韓国で誕生したジャイアントパンダのフーバオ。「幸福を与える贈り物」と名付けられた彼女は、韓国はもちろん、世界中から愛される存在へと成長した。4歳になる2024年、中国への帰国を間近に控えファンたちが悲しみに暮れる中、飼育員たちはフーバオの幸せを願い、中国行きの準備を粛々と続けていた。小さい頃遊んだようなハンモックを設置したり、大好きな菜の花畑を手入れしたり…。出発に向けた前向きな準備を整えながらも、次第に近づく別れを前に、飼育員たちの心も揺れ始める。

■作品概要
STAFF 監督:シム・ヒョンジュン、トーマス・コー 
CAST フーバオ、アイバオ、ローバオ、ルイバオ、フイバオ、カン・チョルウォン、ソン・ヨングァン
2024/韓国/韓国語/カラー/94分 配給:ファインフィルムズ 映倫:G
原題:안녕, 할부지
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