橋本環奈や仲里依紗の周りの人達はそれぞれの道を歩き始める…NHK朝ドラ「おむすび」第17週あらすじと第18週予告

08時43分ドラマ
©NHK

歩(仲里依紗)は人を幸せにするためにギャルのキングになると将来を見据えた。NHK朝ドラ「おむすび」の第18週「おむすび、管理栄養士になる」(2月3日~2月7日)のあらすじとみどころを紹介。ついに管理栄養士となった結(橋本環奈)の奮闘ぶりが描かれる。予告動画は番組公式サイトに公開されている。



朝ドラ「おむすび」第17週ネタバレ&トピックスと第18週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本環奈)が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第17週が1月27日から放送された。

渡辺孝雄(緒形直人)が家を修繕しない理由が切ない

震災の時に家屋が無事だった渡辺はその後、市からの要請にも応えず、修繕していない。階段の板が抜けてしまい、怪我をしてしまうのだが、修繕しない理由は経済的なものではなく、震災で亡くなった娘の真紀のことを覚えていたいからなのだという切ないものだった。真紀がやぶった障子や穴をあけたことなど子どものことをだんだんと忘れてしまう恐怖に悩む渡辺の切なさが伝わった。



ネット販売に活路を見いだすチャンミカ(松井玲奈)、東京に進出する渡辺などそれぞれの道が開かれる

恋人にだまされ店の金を奪われたチャンミカは閉店することにしていた。しかし、歩(仲里依紗)の発案でSNSで商品を宣伝すると、全国から通販の依頼が来るようになった。閉店はやめることにして、新たな一歩を歩き出す。さらに、渡辺は真紀との思い出を胸にして、家を売り、東京にでてゆくことにした。渡辺も震災から長い時間を経て、まえを向き始めたのだ。ショッピングモールの建設に反対していた美佐江(キムラ緑子)も商店街の小さな店の戦い方を実感し、自分のやり方で店の発展を進めてゆく。



管理栄養士として病院で働き始める結(橋本環奈)

2月3日から放送される第18週ではヒロイン・結が話の中心に戻ってくる。第16週、17週の出番の少ない時期は“勉強中”ということで、晴れて合格し、星河電器から大阪新淀川記念病院の栄養科に転職する。新たな一歩を踏み出して行く。病院関係者として人物も濱田マリ、中村アン、犬飼貴丈らが登場する。また、子どもも大きくなり、子役は宮崎莉里沙にバトンタッチする。



【第17週(2025/1/27-1/31ネタバレあらすじ】

結(橋本環奈)は、管理栄養士になるために育児の合間に勉強に励んでいる。結が歩(仲里依紗)やチャンミカ(松井玲奈)がやっている古着ショップに泥棒が入ったことを翔也(佐野勇斗)に報告すると、翔也は大丈夫なのか心配する。

一方、ショップではチャンミカが閉店を決意したことを歩とルーリー(みりちゃむ)に伝える。それに対して歩は、閉店するなら最後にでかい花火をぶち上げようと言い出す。大幅値下げをしてセールを試みる。ギャル仲間が大勢やってきて、親友だった真紀の父・孝雄(緒形直人)がカスタマイズした靴が非常に評判になり東京のブランドがコラボしたいといってきていることを教えてくれた。ただ、渡辺はその話を断ったという。歩が交渉にいってみると、店の奥で渡辺が倒れていた。

歩は、渡辺の入院部屋にお見舞いに来る。渡辺の家は震災の後、特に修繕などしていなかったため、階段の板が抜けて怪我をしたのだ。ただ、渡辺は真紀のことを覚えていたいからと修繕をしていなかった。さらに、真紀を忘れかけていることに落ち込んでいる渡辺に歩は寄り添おうとするが、渡辺から逆に自分の事を心配しろと言われる。その後、歩は、生前の真紀の声が入っているカセットテープを見つけて、渡辺に聞かせる。それを聞いた渡辺は、真紀の母が早死にした時のことを話し出す。

一方さくら通り商店街では、結の幼なじみ・菜摘(田島志真)が新たな活性化策、新メニューを提案する。しかし、客寄せの名物メニューを考案したものの、さっぱり売れず佐久間美佐江(キムラ緑子)たちはため息をつく。

そんな中、ひみこ(池畑慎之介)の言葉にヒントを得た歩が、ひみこ、愛子(麻生久美子)、美佐江たちにギャルの服装をさせてSNSで発信する。すると、一時客足がひいていた店に大勢の客が戻ってきた。

歩がチャンミカの店に行くと、盛況だった様子が落ち着いていることに驚く。チャンミカたちが言うには、来店でなくメールでの注文が増えていると言う。全国から注文があり、借金が返せそうになったといって、閉店を取りやめる。そんな時、“母親におしゃれをしてあげて”と少年が貯金箱を抱えてやってきた。あまりおしゃれをしたことがないという母親に服を選び、髪や化粧もかえると、母親も元気になってきた。歩は満足そうにその親子を眺めている。

歩は靴店を営む渡辺にカスタムシューズを発注し、職人魂を刺激する。一方さくら通り商店街では、孝雄が土地を売ることにした変化に驚く。役所の若林(新納慎也)が渡辺の説得に1役かっていたことを知ると、美佐江は怒るが、若林は若林でなんとか人の流れを商店街側にむけたいと思って行動したのだった。

さくら通り商店街では、歩たちがSNSでインパクトのある発信をしたおかげで新たな客がやって来て、店主たちが活気づく。そんな折、聖人(北村有起哉)の理容店に翔也が来て、聖人の仕事ぶりに関心していると、通りで佐久間美佐江が敵視しているショッピングセンターの開発担当・高沢(加藤虎之介)とにらみ合っているという噂が飛び込んでくる。実は美佐江はSNSをみて店に来た新しい客との会話で、小売店は小売店のやり方で客を獲得してゆく手段を見つけていた。高沢ともめていたのではなく、これからは両輪でやっていこうと話したのだ。

結の元に久しぶりにギャル仲間が集まった。リサポン(田村芽実)は出版社に努めてギャル雑誌を作り、タマッチ(谷藤海咲)はダンス仲間と結婚し、スズリン(岡本夏美)はネイルサロンを3軒経営しているという。結も管理栄養士を目指して勉強中だと伝え、久しぶりにみなで盛り上がった。



【第18週(2025/2/3-2/7)あらすじ】


■第86話(月)

結(橋本環奈)は管理栄養士の資格を取得して、星河電器を退社。新たに大阪新淀川記念病院の栄養科で働き始め、平成30年に4年目を迎える。職場には栄養科長の塚本(濱田マリ)や後輩、そして調理業務を委託している会社の栄養士・柿沼(しまずい香奈)がいる。一方、娘の花(宮崎莉里沙)は小学生になり、サッカーに夢中になっている。



■第87話(火)

結(橋本環奈)は、外科医の蒲田(中村アン)から、来週手術する患者に食事をしっかり食べさせるよう指示される。結は患者に、普段の食生活などの聞き取りを行って、入院中の食事の方針を担当の看護師と共有する。むせやすい患者には言語聴覚士にも協力してもらう。一方翔也(佐野勇斗)は、仕事帰りに義父たちの理容店を手伝う。



■第88話(水)

結(橋本環奈)は、栄養科長の塚本(濱田マリ)からNST(栄養サポートチーム)の仕事ぶりを見るよう勧められ、そのメンバーと面会する。チームには管理栄養士のほかに、医師の松崎(永野宗典)、看護師の桑原(妃海風)、言語聴覚士の杉沢(犬飼貴丈)、薬剤師の篠宮(辻凪子)がいた。チームはさっそく対象患者の回診に向かい、結はついていく。



■第89話(木)

ヘアサロンヨネダで、結(橋本環奈)がNST(栄養サポートチーム)で働いていると愛子(麻生久美子)から聞いた佐久間美佐江(キムラ緑子)たちは、NSTなんて初めて聞いたと言う。テーラーの高橋要蔵(内場勝則)にいたっては、お笑いの学校と勘違いして美佐江から突っ込まれる。一方、翔也(佐野勇斗)は聖人(北村有起哉)の仕事ぶりにまたも感心する。



■第90話(金)

潰瘍性(かいようせい)大腸炎の入院患者・堀内が食事がまずいと言って食べないことに憂慮する結(橋本環奈)は、ある日堀内の妻から呼び止められ、相談を受ける。ここ最近、血便がひどくおなかも相当痛そうで、ずっと喉を気にして食べ物が飲み込みづらそうにしていると言う。結は、そのことを担当医師の森下(馬場徹)に伝えたかを聞く。



■スタッフ他


脚本: 根本ノンジ
主題歌:B’z「イルミネーション」
語り: リリー・フランキー
出演:橋本環奈,北村有起哉,麻生久美子,佐野勇斗,キムラ緑子,濱田マリ,中村アン,犬飼貴丈,宮崎莉里沙,妃海風,永野宗典,辻凪子,馬場徹,他



 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「おむすび」番組公式サイト
NHK朝ドラ「おむすび」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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