BS日テレ、三宅裕司の昭和うた旅、石川さゆり「天城越え」、五木ひろし「よこはま・たそがれ」誕生秘話と意外な真実

02月11日21時03分芸能

BS日テレで2月13日(木)20時から「三宅裕司の昭和うた旅」の第2弾、石川さゆり「天城越え」の天城峠と、五木ひろし「よこはま・たそがれ」の横浜、驚きの誕生秘話と歌詞に秘められた意外な真実が明かされる。



石川さゆり「天城越え」bs1
三宅がまず訪れたのは、「天城越え」の歌詞に登場する浄蓮の滝。日本の滝100選にも選ばれた浄蓮の滝を皮切りに、ゆかりの場所を訪ねながら「天城越え」の誕生秘話や歌詞の意味を考察する。
三宅「(浄蓮の)滝に来ただけで男女の情念の色んなものが思い浮かびますね」石川さゆりは、「天城越え」の「誰かに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか」という過激な歌詞を初めて見た時、「私の歌ではない」と最初は歌うのを拒んだという。そんな石川さゆりを納得させた作詞家・吉岡治の「ある言葉」とは?
 
続いて三宅は、吉岡治と作曲家・弦哲也が曲作りの合宿を行なったという温泉宿「白壁荘」へ。当時の2人に会ったという宿の大女将に話を聞く。さらに弦哲也にもインタビュー。曲の誕生秘話を尋ねると、最初に作った「天城越え」は全く違う曲だったという。
弦「(合宿に向けて)東京を出る時に(歌詞の)第一稿を渡されたんですよ」弦は、早速その歌詞に曲をつけた。ところが天城での合宿が始まると、作ったメロディーを全て作り直す羽目になったという。そうせざるを得なくなった吉岡の行動とは?そして、弦が最初に作った“幻の天城越え”をギターの弾き語りで披露する。

続いて三宅は、歌詞に登場する「わさび沢」へ。わさび農園の方に話を聞き、採れたてのわさびをおろしてご飯に乗せたわさび飯も堪能。なぜ歌詞に「わさび沢」を入れたのか?実際にわさび農園を訪ねた三宅の考察は?
さらに「山が燃える」の歌詞を、三宅は「秋の紅葉で赤く染まった山」と考察するが、わさび農園の方から意外な考察が。天城山が燃えているように見えるという朝の光景とは?続いて、弦哲也が三宅にぜひ行ってみてほしいという天城隧道へ。三宅がトンネルに入ろうとした瞬間に強い風が吹き、歌詞に出てくる“風の群れ”を体感する。
そして、吉岡治が「天城隧道」を歌詞に入れたいと強く思った、トンネルからの光景とは。
「あなたと越えたい 天城越え」という歌詞は、愛人が不倫相手の男と結ばれたいという想いを歌っていると考察した三宅。しかし、吉岡治が生前に歌詞の意味を語っている記事を発見。その記事によると、「天城越え」には、愛人、不倫相手の他にもう一人の登場人物がいたことが判明!吉岡が「天城越え」の歌詞に秘めた本当の意味とは?さらに「天城越え」は、ある有名な歴史上の人物がモチーフとなっているという説が!「天城越え」の舞台となった伊豆にゆかりのあるその人物とは?

五木ひろし「よこはま・たそがれ」bs2
続いて三宅が訪れたのは横浜。五木ひろしの最初のヒット曲「よこはま・たそがれ」のゆかりの場所を巡り、歌詞を考察する。「よこはま・たそがれ」の特徴といえば、「よこはま たそがれ ホテルの小部屋…」と名詞を羅列した独特の歌詞。作詞をした山口洋子は、なぜ名詞を並べる歌詞を作ったのか?弦哲也に話を聞くと、弦「山口洋子さんが、五木ひろしに叩きつけた挑戦状だったんだと思いますね」山口洋子が歌詞に込めた真意とは?そして歌詞に登場する「ホテルの小部屋」には、モデルとなったホテルが実在した!三宅は、そのホテルの創業者家族を訪ねる。すると、まさに歌詞に出てくる「ホテルの小部屋」の写真が!山口洋子は、実際にその部屋で詞を作ったという。
「裏町 スナック 酔えないお酒…」と歌われる、1970年代の夜の横浜はどんな街だったのか?半世紀にわたり横浜の街を撮り続ける写真家と、当時の横浜を知り尽くす86歳の現役バーテンダーを三宅が突撃取材!
そして五木ひろし本人が売れない時代を経て、最初のヒット曲となった「よこはま・たそがれ」への想いを語る。
五木「デモのカセットテープを受け取った僕は、自宅に持ち帰るまで我慢できずに、喫茶店に飛び込みました。“この歌を早く歌いたい”そう思いました」最後は、ギターの弾き語りで「よこはま・たそがれ」を熱唱する。

【番組名】三宅裕司の昭和うた旅 ~名曲に秘められた物語~
【放送日時】2月13日(木)20:00~21:54
【放送局】BS日テレ
【出演者】三宅裕司 弦哲也 ナレーター 森冨美(日本テレビアナウンサー)
【クレジット】?BS日テレ

三宅裕司の昭和うた旅~HP

三宅裕司の昭和うた旅