「春画恋愛物語」王女コ・アラ、チャン・リュルとハングライダーで空中デート？新たな男性に胸キュン【第3-4話】

18時00分ドラマ

13日に公開されたTVINGオリジナルシリーズ「春画恋愛物語」第3話・第4話では、最初に名乗りを上げた婿候補チェ・ファン（チャン・リュル）が、ファリ姫（コ・アラ＝Ara）に対して積極的なアプローチを仕掛けるが、新たな男性の登場が緊張感を高める。U-NEXTでも同時配信されたこの回のあらすじと見どころを紹介する。

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「春画恋愛物語」（原題：춘화연애담＝春花恋愛譚）は、初恋に失敗した王女が都城一のプレイボーイと都城一の新郎候補の二人と恋愛模様を繰り広げる時代劇。【R15+指定、韓国では19禁】⇒【各話あらすじと見どころ】

■キャスト

ファリ王女役：コ・アラ（Ara）
チェ・ファン役：チャン・リュル
イ・ジャンウォン役：カン・チャニ（SF9）
キム・ミンホン役：ペ・ヨンギュ
世子スン役：ソン・ウヒョン
世子嬪インジョン役：イム・ファヨン
イ・ジウォン役：ハン・スンヨン（KARA）
ファソン大君役：キム・テク
　ほか
（以下、ネタバレあり）

■第3話「女の幸せな婚姻」あらすじ

画像：TVING「춘화연애담」画面よりキャプチャー

初恋のチェ・ジュン（ソンジュン）に振られた後、王女ファリは自ら配偶者を選ぶと宣言し、ついに婿の直選権を手に入れた。しかし、王室の問題児とされるファリ姫の夫になろうとする者はなかなか現れなかった。そんな中、東方国の最高の豪商であり、遊び人としても名高いチェ・ファン（チャン・リュル）が婿候補に名乗りを上げる。

ファンがこれまで磨いてきた誘惑の技を総動員し、本格的なアプローチを開始する。優れた容姿と話術、莫大な財力を持つ彼は、独自の魅力でファリ姫の心を揺さぶり始める。翁主（側室が産んた王女）や両班令嬢たちは羨ましがる。そんな中、先にファリの次兄ファソン大君（キム・テク）と結ばれたジウォン（ハン・スンヨン）は、顔が好みのタイプだったと言いのける。

ファソン大君とジウォンとの婚姻の日。妊娠中の伯母ヒョジン翁主（パク・ハソン）にファリ姫が幸せかと聞く。うなずいて応えたヒョジンが妊娠中毒症で亡くなる。実は、ヒョジンは夫シン・ハクト（？）の淫行に悩み心を病んでいた。姑は御医が男だと言い訳して診察を拒み、そのせいでヒョジンは命を落としたのだった。ファリは大好きな伯母の無念を知り、夢中で申聞鼓を打ち鳴らした。そんなファリ姫の嘆きを知ったファンは、大枚叩いてヒョジンの遺品を手に入れ、ファリに贈ってやる。成り行きで一夜を共にしたファンを拒んでしたファリに微妙な感情の変化が生まれる。

■第3話見どころ

本作は架空の国だがほぼ朝鮮時代の習わし通りで、王女の夫になれば仕官もできずに側室も持てない。また、婚姻もそのほとんどが政略結婚。そんなか、ファリと世子嬪、ヒョジン翁主が3人で結婚について話すシーンがある。自分の結婚相手なんだから…というファリの考えを聞いた世子嬪とヒョジン翁主の反応に注目。そんな中、密かに跡継ぎ争いが始まりそうなエピソードも描かれる。

また、度々両班令嬢たちの結婚の夢を打ち砕くような発言をする眼鏡の才女ジウォン。この回の終盤では、眼鏡をはずして髪を上げ、婚礼衣装に身を包む美しいジウォンに変身する。演じたハン・スンヨン（KARA）の可愛い姿に注目。
※豆知識：【髪型でわかる未婚・既婚】、【韓国の伝統的な婚礼衣装】

■第4話「空から見れば」あらすじ

画像：TVING「춘화연애담」画面よりキャプチャー

ヒョジン翁主の死後、まるでその人生を描いたような『春花恋愛譚』の新刊が書店に並んだ。

ファリの長兄、世子スン（ソン・ウヒョン）は、友の死を悲しむ世子嬪（イム・ファヨン）をどう慰めていいのかわからない。二人は幼いころ政略結婚を強いられ、夫婦というより同志のような関係を築いてきた。そのために10年の間に夫婦の契りは数えるほどしかなく、跡継ぎもなかった。

一方、妻を亡くしたばかりのシム・ハクトは妓楼で女遊びに興じていた。生娘ミョンウォルに初夜を迫るが、妓楼の主人であるチェ・ファンから、「生娘の操＋妓楼」と「ハクトの全財産」を賭けた双六勝負を挑む。見事勝利したファンは、彼の財産を没収し、ミョンウォルの貞操を守り、ファリの恨みを晴らす。

後日、ファンはファリをシム家の屋敷に案内し、身分を利用して女性を踏みにじった者の末路を見せつける。さらに、ハングライダーで空を舞いながら「私を婿にすれば毎日こんな日々を送れる」と囁くが、「婚姻契約を交わそうか？」という一言でファリを怒らせてしまう。

そんな中、ファリの異母姉妹ファジン翁主（ト・ヨンジン）は、超エリートのイ・ジャンウォン（カン・チャニ）に恋をしていた。彼女のために、ファリはジャンウォンを誘ってファジンの婚礼衣装選びに付き合わせる。そこへファンも現れ衣装選びに付き合う。全ての試着が終わった後、ファジンの着替えを待つ間、書店で本を探していたファリの頭上に本が崩れ落ちる。傍にいたファンが本を支え、その下でうずくまるファリをジャンウォンが覆いかぶさるように守る。その時、ファリの鼓動が動き出し、新たな恋の火種が生まれる瞬間だった。

■第4話見どころ

この回は、自由のない王家の女人の辛さが色濃く描かれた。そんな中、「目覚めたら還暦になっていたら嬉しい」という世子嬪の言葉が、親友の弔問にも行けない王室の女の辛さを物語っている。

一方、世子嬪のために髪飾りを求めに市場に出た世子が、店で災難に遭うエピソードも描かれた。そこで、衣服を脱ぐのに手間取る世子に「衣服もひとりに脱げない」と暴言を吐く気丈な女人に出くわす。実は真面目な世子も一人では何もできない自分に、王位に就く資格があるのかと悩みを抱えていた。その女人との出会いが世子の悩みをさらに深めた。

この回では、なんと「ハングライダー」が登場したのに驚かされた。またジウォンの婚礼衣装選びではブライダルサロンのよう。ここでジャンウォンが手にした婚礼衣装のカタログ本。モデルは全てファリ姫の顔だということに注目。

東方国の若者たちが織りなす多彩なロマンスが、いよいよ本格的に動き出す「春花恋愛物語」第5話・第6話は、20日正午にTVINGで公開され、13時からU-NEXTで独占見放題配信される。