週末ドラマの新たな旋風となるか? イ・ジェフン主演「交渉の技術」、4つのティーザーで注目度急上昇中
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JTBCの新週末ドラマ「交渉の技術」が、ティーザー映像の公開とともに大きな話題を呼んでいる。
イ・ジェフンを主演に迎えた「交渉の技術」作は、M&A(企業買収・合併)をテーマに、冷徹な交渉人たちの戦略と駆け引きを描く作品。放送前から視聴者の期待が高まり、週末ドラマ界の注目株として浮上している。
リアルな交渉の世界を描く、スタイリッシュなビジネスドラマ
本作は、大企業のM&Aチームで活躍する伝説の交渉人ユン・ジュノ(イ・ジェフン)が、11兆ウォン(約1兆2,000億円)という巨額の負債を抱えた企業を立て直すために繰り広げるスリリングなストーリー。劇中でユン・ジュノは「交渉界の白蛇(ペクサ)」と呼ばれるほど卓越したスキルを持つ人物。冷静な分析力と鋭い判断力を駆使し、敵対する企業やライバルたちと渡り合う姿が見どころとなる。
演出は「密会」「妻の資格」「優雅な友達」などで知られるアン・パンソプ監督が担当し、ディテールにこだわった繊細な演出が期待される。共演にはキム・デミョン、ソン・ドンイル、チャン・ヒョンソンといった実力派俳優が名を連ね、重厚な演技のぶつかり合いが楽しめる作品となりそうだ。
視線を奪う4つのティーザー映像、交渉人ユン・ジュノの魅力とは?
1次ティーザーでは、ユン・ジュノの交渉テクニックが印象的に描かれ、視聴者の関心を集めた。相手の心理を巧みに操る「アイコンタクト」、論理的に相手を説得する「理性」、感情に訴えかける「共感」、そして思わぬ切り札を繰り出す「ギフト戦略」など、多彩な手法を駆使する彼の姿が映し出されている。
「交渉において重要なのは、相手を読むことだ」というユン・ジュノの台詞とともに、彼の計算された動きが描かれ、作品の緊迫感を高めている。
また、第1次ティーザー映像は公開からわずか数日で18万回以上の再生回数を記録し、すでに多くの期待を集めている。初回予告も公開されている。
◇第1話予告
週末ドラマの流れを変えるか?「交渉の技術」に寄せられる期待
本作が特に注目を集めている理由の一つは、人気作「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」の後続ドラマであることだ。「オク氏夫人伝」は最高視聴率13.6%を記録し、週末ドラマのヒット作となったが、その成功の流れを「交渉の技術」が引き継ぐことができるのかが焦点となる。
現在放送中の週末ドラマで視聴率10%を超えた作品は、KBS2の「トクスリ五兄弟をお願い」とSBS「埋もれた心」のみ。MBC「アンダーカバーハイスクール」も最新話で8.3%を記録しているが、週末ドラマ全体としては視聴率が伸び悩んでいる。高い制作費を投じた話題作「星がウワサするから」が第2話の視聴率3..9%を超えられず、「ジャガイモャ研究所」も1%台と苦戦を強いられている。「魔女-君を救うメソッド-」もChannelA土日ドラマ歴代の初放送史上最高の2.4%でスタートしたが、全チャンネルから見ると低い。
こうした中、「交渉の技術」が新たな旋風を巻き起こせるかにも注目が集まっている。
実力派俳優陣、スリリングなストーリー、そして独自の演出スタイルが融合した「交渉の技術」。週末ドラマの新たな代表作となるのか、その行方に期待が高まる。
◇JTBC「ドラマ一覧」ページ
◇YouTube<협상의 기술>2次ティーザー
【作品詳細】【「交渉の技術」を2倍楽しむ】