NHK朝ドラ「おむすび」父・北村有起哉の回復に橋本環奈も貢献…第20週あらすじと第21週予告

02月21日09時30分ドラマ
©NHK

胃の検査結果を待つ父・聖人(北村有起哉)は不安のあまり家を出てしまう。そんな時に力になるのは結(橋本環奈)たち家族。無事に手術をした聖人の元に、両親(松平健・宮崎美子)がやってきた。NHK朝ドラ「おむすび」の第21週「米田家の呪い」(2月24日~2月28日)のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。



朝ドラ「おむすび」第20週ネタバレ&トピックスと第21週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本環奈)が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第20週が2月17日から放送された。

栄養士としての信頼を取り戻した結(橋本環奈)

第19週では栄養士として対応してきた糖尿病の患者の磯山八重子の別の問題に気がつけず、医師にも厳しい言葉を受け、八重子の夫には「もう担当してほしくない」とまで言われた結だが、栄養科長の塚本(濱田マリ)からは「経験がないなら、経験を積め」というばかりにこのまま続けるように言われ、結果的に再度患者の信頼を勝ち取ることが出来た。



胃に異変を感じている聖人(北村有起哉)が検査を受ける

人間ドックの結果から精密検査に進んだ聖人だが、精密検査をしていることも家族に隠す。“ガン”に恐れを抱いている聖人の揺れ動く気持ちが描かれた。これまで厳しい面ばかりが描かれていた森下医師(馬場徹)だが、父親の結果をこっそりと聞きに行った結に患者の許可もないのに話せないと毅然と振る舞う姿も描かれた。そして、検査結果は胃がんと判断されたが、初期であり手術で対応し、無事に成功する。結の栄養指導で術後の早い回復が見られる。自分に対しての態度もだが、聖人は結が“管理栄養士”として働くのを直接目でみることができて満足していた。



第21週は、久しぶりに糸島から永吉(松平健)と佳代(宮崎美子)がやってくる

無事に聖人の手術も終ったところに、糸島から結の祖父母が神戸にくる。聖人のことを心配してかと思われるが、永吉はそんなことは絶対に口にせず、「太陽の塔を見に来た」と意地を張る。さらに、聖人ともめてしまう。どこまでも古き九州男児な永吉である。



【第20週(2025/2/17-2/21ネタバレあらすじ】

聖人(北村有起哉)は人間ドックの結果、胃の精密検査が必要と通知され、心配になりネットで調べ始める。可能性として“胃がん”という言葉を見つけ、これまでになく動揺し、翔也(佐野勇斗)や愛子(麻生久美子)らに不信がられる。そんな中、結が休暇を取る日を狙って予約をとり、内視鏡検査に向かう。内視鏡検査では異変が見られるため、“生検”に回したといわれて、さらに動揺してしまう。

一方結(橋本環奈)は、患者の磯山八重子の病状に気づけなかったことに自責の念を感じ担当を外れようかと悩むが、栄養科長の塚本(濱田マリ)は反対し、経験や知識が足りないなら学べばいいことで、大事なことは仕事に慣れないことだと言う。八重子のもとに再度向かう。食欲はあるのに食べられないという八重子だったが、言語聴覚士・杉沢(犬飼貴丈)がみてみて、手術後痩せてしまったために、義歯があっていないせいでかみ合わせが悪いのだと気がついた。そんな様子をいて、八重子の夫も結たちのことを理解をしてくれた。

翔也の母・幸子(酒井若菜)が栃木から神戸に孫の顔を見に来て、イチゴ栽培のおもしろさを語る。愛子はその奥深さに興味を示すが、聖人は逃げるようにその場を去る。そして結は、胃薬を取り出している聖人を見つける。聖人は“友達の話”として、胃の生検を行っている場合に考えられる病名を聞く。そんな聖人のことを心配して、結は森下医師(馬場徹)に聞きに行くが、個人情報のために教えられないと厳しく言われてしまう。

胃の精密検査で気を病む聖人は、店の休憩の時に歩(仲里依紗)の店に行ってみる。歩の仕事ぶりを見てみたかったのだ。元気のない聖人をみた歩は聖人のために派手な服を選んであげる。そして、聖人はそこにいた渡辺孝雄(緒形直人)と大阪の街をおしゃれして歩き、居酒屋で孝雄に悩みを吐露する。一方、愛子から聖人がいなくなったと聞いた歩(仲里依紗)は捜索しようとするが、その矢先、孝雄から聖人と一緒にいるとメールがくる。孝雄と聖人はジャズバーで音楽を楽しむ。道楽者の親をもった聖人はこれまで趣味らしい趣味もない生活を送っていたが、ジャズに心を躍らせる。

そのころ、自宅では愛子、歩、結が聖人の帰りを待っていた。歩や結は、自分たちが学生のころ、聖人がこんなふうに気をもみながら待っていたことを知る。そして、聖人が帰ってきた。

結は、病院で聖人の胃の精密検査結果を愛子と一緒に森下から聞く。胃がんという判断だったが、ステージ2で手術で対応可能と言われる。入院した聖人は塚本の配慮でNSTのメンバーで対応することになり、結が栄養指導にあたれるようになる。頼もしい姿をみて、すっかり安心する聖人だった。そして、手術の日を迎えた。

一方歩は、古着店に寄った渡辺孝雄に自分が立ち上げているオリジナルブランドのサンプルを見せるが、孝雄はそれを見て縫製が甘いのではないかと心配し、歩がメールでだけの指示を出していることに難色をしめす。どんな場所で誰が作っているのかを確認すべきだと指摘した。

結たちは、病院で外科医の蒲田(中村アン)から聖人の胃がんの手術がうまくいったが、今後5年は経過をみる必要があるとの説明を受ける。病室に戻った聖人は、手術中に夢を見たという。それから術後の食事のケアを結が担当し、聖人は結の指示に従って徐々に常食が食べられるようになっていく。そして、聖人は結が患者に向き合って仕事をしているシーンを目撃し、喜んでいた。

退院した聖人は皆に感謝の気持ちをきちんと言葉で告げる。仕事にも復帰して徐々にいつもの生活を取り戻してゆく。そんな聖人の前に糸島から永吉(松平健)と佳代(宮崎美子)がやってきた。



【第21週(2025/2/24-2/28)あらすじ】


■第101話(月)

神戸に福岡・糸島に住んでいる永吉(松平健)と佳代(宮崎美子)が突然やって来て、結(橋本環奈)たちは久しぶりに祖父母と食卓を囲む。結はてっきり聖人(北村有起哉)の病状が心配で来たかと思いきや、永吉は太陽の塔をみんなで見に行くために来たという。また永吉は商店街の佐久間美佐江(キムラ緑子)に、自分のおかげで1970年の大阪万博が開催できたと自慢する。



■第102話(火)

神戸に来た永吉(松平健)は聖人(北村有起哉)と大げんかして、結(橋本環奈)のアパートに佳代(宮崎美子)とともに泊めてもらう。永吉は結と久しぶりにお酒を飲むが、佳代は永吉が前より全然飲めなくなったいう。永吉が寝た後、結は佳代にけんかの原因の真相を聞く。一方聖人は、神妙にしているのを愛子(麻生久美子)からいぶかしがられる。



■第103話(水)

結(橋本環奈)は神戸の米田家に来て、聖人(北村有起哉)に永吉(松平健)が大学進学用のお金を何に使ったのかを話し始める。結は米田家の呪いのせいだったというが、聖人にはその意味がわからない。一方、永吉は佳代(宮崎美子)が結に真相を話したとは知らず、翔也(佐野勇斗)が永吉の気をそらすために相手をする。



■第104話(木)

永吉(松平健)は大阪の万博公園にある太陽の塔を見に行き、そこで公園案内係の女性(麻生祐未)が子どもの落とした財布を探しているのに出くわし、一緒に探すのを手伝う。一方病院で働く結(橋本環奈)は、重症妊娠悪阻で入院している妊婦の食欲不振をどうにかしようと、特製の味噌汁作りに挑戦する。



■第105話(金)

聖人(北村有起哉)の大学進学用のお金を勝手に人に貸した永吉(松平健)の行為が、米田家の呪いである人助けだったのかどうかモヤモヤする中、結(橋本環奈)たちは思わぬところでその関係者と出会うことになり、その人の口から当時の永吉が誰と何をやったのか真相を聞く。



■スタッフ他


脚本: 根本ノンジ
主題歌:B’z「イルミネーション」
語り: リリー・フランキー
出演:橋本環奈,松平健,仲里依紗,宮崎美子,北村有起哉,麻生久美子,佐野勇斗,キムラ緑子, 他



 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「おむすび」番組公式サイト
NHK朝ドラ「おむすび」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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