「日本一の最低男」父・柄本明には言いたい本音をすっきり話す香取慎吾【第7話ネタバレ・8話予告】

02月21日10時22分ドラマ
©フジテレビ

2月20日に放送された「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」第7話、群馬の施設から父・平蔵(柄本明)が突然やってきた。亡き妹・陽菜(向里祐香)との約束を果たすためだった。“ザ・昭和”な男を柄本明が演じた。 2月27日に第8話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」とは
人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことにする “選挙&ニセモノ家族ドラマだ。“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となっている。その第7話が2月20日に放送された。

■第7話ネタバレあらすじ

一平(香取慎吾)は、正助(志尊淳)が陽菜(向里祐香)と結婚した後も、義父には一度も会ったことがないと知る。理由を聞いても正助は言わない。

一方、一平が正助と和解できたことを知った真壁(安田顕)は、今後の選挙活動に支障が出ないように正助から同居継続の言質を取ることを命じる。しかし、一平はなかなか正助にそのことを言い出せないでいた。

その夜、正助は、一平に義父の件を打ち明ける。正助が陽菜と出会ったころにはすでに群馬の老人ホームに入っており、会いに行っても面会は拒否されたという。正助は、義父が陽菜の葬儀にも出席しなかったのは自分に会いたくなかったからではないか、と考えていた。その時、玄関の戸が開く音が聞こえた。突然のことに不審者だと焦る一平と正助。しかし、やってきたのは一平の父・平蔵(柄本明)だった。

平蔵は”昭和“世代の代表のような男性で、仕事をしている自分が一番で、子どものことは妻にまかせっきり。平蔵が機嫌を悪くしていると家族がみんなで機嫌をとっていた。平蔵は当たり前だというが、一平は「じゃ、母親はいつ自由にすればいいのか?」とくってかかる。昔から、平蔵とはわかりあえていない一平だった。

今回、平蔵が戻ってきたのは、陽菜との約束を守るためだ。それは町内会でやっていた「ふれあい冬まつり」に出ること。しかし、不景気や参加人数が減ったことで祭りはもうやっていなかった。一平は祭りを復活させることを考える。祭りを復活させることは選挙の際のアピールにもなると考えた。

正助は平蔵が書き留めているノートを見てしまう。そこには遺書のような文言が並んでいた。正助からそのことをきいた一平は平蔵の命がもう長くないと思い、ますます祭りを実現させようとする。同級生で酒屋の跡を継いでいる武流のもとに向かう。当日の飲料関連は全てその酒屋から仕入れるからと協力してくれないかと頼む。しかし、武流は厳しいと話した。

以前、一平はまつりにでて歌を歌っていた。実は平蔵は歌手になるのが夢で、せめて祭りで一平のように歌ってみたいと思っていたのだ。一平が歌っているのを陽菜と一緒に見ていた。そして、そのために歌詞を書きためていた。実は一平と正助が“遺書”ではないかと思ったのは平蔵が考えた歌詞だったのだ。

まつりは実現された。平蔵がみこしを買ったのだ。そして、陽菜が家に戻りたかったのではという正助と話していた平蔵は陽菜は実家に戻ればしっかりとしてしまう。甘えられる場所として、正助といたのだと思うと告げる。平蔵が亡くなる前に陽菜に会わなかったのも葬式に行かなかったのも、陽菜が亡くなるという現実を直視できなかったからだったのだ。そして、そのことを正助にわびて、自分の見送りも正助に託した。そして、ホームに戻っていった。

一平は町会長の二階堂慎太郎(岩松了)に挨拶に向かう。不動産業をやっている二階堂から街に再開発の話があることを聞かされた。



ゲストの柄本明の存在感

一平(香取慎吾)の父親で、群馬の施設に入っている平蔵役で登場したのは柄本明。“ザ・昭和”の男性を演じた。外の仕事を頑張っているのだから、家の中のことは全て妻まかせ。そんな平蔵に反発した一平に対して、母親が亡くなった後もよりそっていたのは妹の陽菜(向里祐香)だ。今回、平蔵がやってきたのも陽菜との約束を守るため。葬式に出られなかったのも、娘を亡くすという現実を直視できなかったためと、外では虚勢をはるものの実は弱いところが多い、“ザ・昭和”の男を存在感抜群に演じた。



陽菜と正助夫婦

第7話では、とても仲が良いと思われていた正助と陽菜でも、わかり合えていないことがあったと判明した。言葉を尽くしてもわかりあえないこともあり、互いを思って本音をいえないこともある。平蔵が来たことで、陽菜の本当の気持ちもわかることが出来た。



街に再開発の話が?!

不動産業を営む町内会長の二階堂慎太郎(岩松了)から一平が住む街に再開発の話がでていることを知る。再開発となれば、これまでの“地道”に増やしてきた票の積み重ねに大きな影響がでるかもしれない。一平や真壁(安田顕)に激震画は知った。27日に放送される第8話では再開発の話に揺れながらも、目の前に困っている人を見て、人助けに走る一平や正助の姿が描かれる。



■第8話あらすじ

町内会の再開発が決まったと聞いた頃、一平は「ふれあい冬祭り」を一緒に復活させた同級生・剣持武流(田中美央)や商店街青年部の宮島誠(須賀健太)から、小学校近くの学童が突然閉鎖されたことを聞く。小さな票の積み重ねが当選に繋がると思った一平は武流の子どもを預かる。しかし、他にも預かり先が見つかっていない家庭があるようだった。

その夜、一平は正助(志尊淳)に、学童の閉鎖で困っている子どもたちを預かることになったと報告。すると、区内の待機児童問題を憂慮していた正助も、職場にシフトを相談して手伝うと申し出てくれた。翌日から一平たちは、宮島陸(中村羽叶)と枝龍之介(石塚陸翔)、ひまり(増田梨沙)と同学年の高田美月(松岡夏輝)の3人を預かることになるが……。



フジテレビ 2025年1月9日スタート。毎週木曜日22時放送「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」。出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@saiteiotoko_cx」。

フジテレビ「日本一の最低男」番組公式サイト

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