「恋するムービー」最愛の兄を失ったチェ・ウシクを包み込むパク・ボヨンとの優しいキス【第7話第8話】

02月21日17時00分ドラマ
Netflixシリーズ「恋するムービー」Netflixにて独占配信中。

2月14日に配信が開始されたNetflixシリーズ「恋するムービー」第7話第8話では、兄・ジュンと死別し、憔悴した姿を隠すギョム(チェ・ウシク)をムビ(パク・ボヨン)が心配する様子が描かれた。こちらではそのあらすじと見どころを紹介する。

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「恋するムービー」は、恋愛もしたい、また夢も叶えたい若者たちが、お互いを見つけてインスピレーションになることで、それぞれのトラウマを乗り越える、まるで映画のような時間を描くロマンスドラマだ。⇒【全話あらすじ】

■キャスト
コ・ギョム役:チェ・ウシク
キム・ムビ役:パク・ボヨン
ホン・シジュン役:イ・ジュニョン(UKISS ジュン)
ソン・ジュア役:チョン・ソニ
 ほか

■第7話「今までありがとう これから新しい冒険を楽しんで」あらすじ
恋するムービー7Netflixシリーズ「恋するムービー」Netflixにて独占配信中。
事故以降、ジュンが何かを隠していることに気付いていたギョム(チェ・ウシク)。そんな中、ジュンから心肺機能の低下を医師に告げられた、と聞かされる。合併症を起こせば最悪の場合死に至るという状況にもかかわらず、ジュンは大した事ないかのように、いつもの調子で話をする。

ギョムはジュンに対する考えにふけるも、その答えが見つからない。一方、ジュンは積極的に外出を望むようになる。兄と楽しい時間を過ごす一方で、ギョムの違和感が膨らんでいく。そんな中、ジュンはギョムを海外旅行に誘う。何かを焦っているような彼に不安感を打ち明けたギョムは、ジュンが死を意識していることに気付いた。

ジュンが遺される自分のために行動していたことにも気付き、ギョムは湧き上がる怒りをジュンにぶつける。その勢いで「生きたいと思ったことはあるか」と長年の疑問を彼に問うギョム。これにジュンは「生きたい」と答えるが、「死のうとしたことがあるのに?」とギョムは質問を重ねる。秘密を知られていたことに驚く彼に、好きなようにすれば良いと言ったギョム。続けて、「だけど自分は兄さんがいないとダメだ」と本心を伝え、これを聞いたジュンは嗚咽と共に涙を流す。

入院する事になったジュンの荷物をまとめるギョム。その際、見つけたノートに綴られた文で知らなかった兄の人間らしい一面、自身への愛、兄の本心を知ったギョムの目には涙が浮かんだ。

ノートに「生きたい」という意思を綴っていたジュン。しかし彼は退院する事なく、この世を去る。

■第7話見どころ
ギョムとジュンの兄弟愛がメインで描かれた7話。6話のラストで彼らの未来に別れが待っていると分かっていただけに、ギョムのために楽しい思い出を作ろうとするジュンの姿が切なく、辛かった。一度は死を望んだジュン。過去回想のシーンはそんな彼にとってのギョムの存在の大きさが描かれており、視聴者からは「ジュンのナレーションの口調で余計に涙が止まらなくなった」、「ジュンの中でギョムがずっと9歳のままでとまっていたことが分かる描写が本当に悲しかった」と涙の感想が相次いだ。
SNSでは7話を見終わった視聴者から「7話は明け方に見ない方がいい」、「6話の後半と7話は心して見てください」などの注意喚起が書き込まれている。

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b>■第8話「愛こそはすべて」あらすじ
恋するムービー8Netflixシリーズ「恋するムービー」Netflixにて独占配信中。
シジュン(イ・ジュニョン)、ジュア(チョン・ソニ)たちは、ジュンを失ったギョムを心配する。その一方で、これまでとなんら変わらない生活を送るギョム。彼の隣にいたムビ(パク・ボヨン)は、そんな姿に不安を覚える。

シジュンはギョムに会いに行く勇気が出ず、胃を痛めるほどに思い悩んでいた。そんな彼の姿を見たジュアは、背中を押す。その後、ギョムに会いに言ったシジュンは家ではなく車の中で眠る彼の姿を見る。その後、シジュンは毎日ギョムの車に差し入れを届けた。

ギョムが家ではなく車で寝ていることを知ったムビはその理由を問う。これに「誰もいない家に入れない」と答えたギョム。ジュンを失った悲しみを初めてさらけ出した彼は、すぐにまた元気を取り繕った。ムビはそんな彼に再び不安を覚えるも、仕事へと向かう。

その夜、家に入れずまたもや車に籠もるギョムの姿を見たムビ。隣の席に乗り込んだムビは、静かに彼の話に耳を傾ける。そして翌日一緒に家に帰る約束をし、共に車の中で眠りについた。

翌日、ムビは大荷物とともになだれ込むようにギョムの家に入る。驚くギョムにしばらくの間一緒に暮らすことを告げるムビ。これにギョムは更に目を丸くするも、ムビはお構いなしといった様子で夕食のリクエストをして出勤する。

帰りが遅くなったムビは、電気の消えた家を見て心配して家の中に駆け込む。すると中からはろうそくの明かりに照らされたギョムが現れる。彼は電気代とガス代を払い忘れ、電気を止められてしまっていたのだ。このことを朗らかに話すギョムに安堵し、涙を流すムビ。そんな彼女はギョムに独りじゃない、と愛を伝える。彼女の言葉にギョムは涙を流し、2人は暗闇の中でキスを交す。

■第8話見どころ
ジュンを失った悲しみから目を背けようとするギョムの姿に胸が痛んだ8話。そんな彼のデリケートな心を気遣い、ほどよい距離から見守り、寄り添うムビの姿が印象的だった。愛する人を失うという経験をした事があるムビ。そんな彼女だからこそ大きな悲しみごとギョムを包み込むことが出来たのかも知れない。視聴者からは「7話に引き続き悲しい回だったねTT」、「恋するムービーってタイトルなのにときめきより悲しみが強くなっちゃった(泣)」という声が聞かれている。
愛する人を失った時の心情描写があまりにリアルであったが故に、ギョム達に共感する視聴者も多かったように見受けられる。

2025年2月14日にスタートしたドラマ「恋するムービー」は、Netflixで一挙独占配信中だ。

YouTube「恋するムービー」予告(日本語字幕あり)

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