「119エマージェンシーコール」清野菜名が司令管制官になったために姉は失声症に?【第6話ネタバレ・7話予告】
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2月24日にフジ月9「119エマージェンシーコール」の第6話が放送され、殺人事件現場からの通報、車内での出産途中の通報、DVから逃げる女性からの通報など多種多様な通報を雪(清野菜名)たちが受けまくった。3月3日(月)21時に第7話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「119エマージェンシーコール」とは
消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ“最前線”に立つ、指令管制員(ディスパッチャー)たちの“現実(リアル)”を描く完全オリジナルストーリーのドラマだ。その第6話が2月24日に放送された。
■第6話ネタバレあらすじ
5年前、粕原雪(清野菜名)は姉の小夏(蓮佛美沙子)に、幼い頃に実家が火事になった際、通報を受けてくれた管制員にあこがれていたと話す。話を聞いていた小夏の様子がおかしくなってしまった。それ以来、小夏は声を出すことができなくなっていた。母(堀内敬子)は自宅をリフォームするので小夏に荷物をどうするかとメールで確認する。すると、小夏が帰ってくるという。雪も久しぶりに家族で会えると楽しみに実家に帰るが、雪の顔をみた小夏は急に仕事だといって帰ってしまった。
定期的に部署や業務を異動するジョブ・ローテーションで、消防隊員の与呉心之介(一ノ瀬颯)と同期の上杉昴(酒井大成)が司令課に来ることになった。高千穂一葉(中村ゆり)は教育係として箕輪健介(前原滉)をつける。上杉は通報の処理を難なくこなしたが、兼下睦夫(瀬戸康史)は厳しい目で見ていた。
そんな折、上杉は消防マニアからの通報を自ら切ってしまう。毎日のように不要な通報を受けるという箕輪や新島紗良(見上愛)に対して上杉は「気楽ですね」と言ってしまう。そんな時、雪は女子高生からの救急車要請を受けた。通話を聞いていた兼下は、ある危機的状況に気付いた。女子高生はこれから自殺するので30分後に救急車にきてもらい発見してもらいたいというのだ。雪はいつものように救急車の行き先を確認するために、女子高生に名前と住所を聞く。兼下は「まだ早い」といって雪の質問を止めようとしたが、女子高生は住所を言うと通話を切ってしまった。兼下や高千穂は雪にコールバックし続けるようにいい、もし応答してくれたら、相手を落ち着かせることに専念させる。電話にでた女子高生は雪を話しているうちになんとか落ち着きを取り戻した。
上杉がとった電話は「社長が胸から血を流している」というものだった。いつも通りに上杉は名前と住所を聞き出そうとする。しかし、その通話に異変を感じたベテランの堂島信一(佐藤浩市)は上杉から電話を替わる。堂島は「はい」か「いいえ」でもいいし、答えにくかったら「うん」でもいいといって質問をする。実はその現場は居酒屋で社長を刺した犯人がまだ近くにいたのだ。堂島の誘導で通報者は助かったが、刺された社長はなくなってしまい、テレビでも殺人事件をして報道されていた。兼下は「慢心」が一番の敵だと雪に教える。上杉も堂島に謝り、堂島は「正しいことを祈りながら繰り返してゆくしかない」とアドバイスした。
夜になって入った通報を高千穂が受けた。女性は彼氏のDVから逃げる途中だ。ただ、逃げることに懸命で場所などが特定できない。そのころ、雪が“常連”から受けていた通報で出動した救急車が同じような場所に向かっていることがわかった。常連のミソタツは、いつも通りに「もう治った」といって救急車が要らないというので、その救急車を女性の救助に向けた。
翌日、病院に向かうタクシーの車内で産気づいた女性の夫からの通報を受ける。高速に乗っているということでインターかサービスエリアに救急車を向かわせる。途中、出産が始まってしまう。雪は電話で呼吸法などをアドバイスし、女性は車内で無事に子どもを産んだ。
無事に勤務が終わったが、堂島はトイレで吐血していた。
第6話の通報も多種多様
24日に放送された第6話でも指令管制員(ディスパッチャー)たちは通報を受けまくる。何回もかけてきて“動けない”といい救急車が向かうと「治った」と言い出す“常連”のミソタツや、119番通報をアナログ回線に戻して欲しいと見当違いの通話をする人。そんな人がいる一方、通報途中に出産したり、自殺しようとして通報してきたり、彼のDVから逃げる途中の女性、犯罪現場から緊迫の通報をしてくる人もいた。ベテランの堂島信一(佐藤浩市)、係長の高千穂(中村ゆり)たちが雪(清野菜名)たちを支えて、対応した。
堂島信一(佐藤浩市)の病気は?
健康診断にいかず、実は吐血している堂島。健康診断に行かないのは自覚があるからで、いったいどんな病気にかかっているのか?この係を支える堂島の容体が気にかかる。
声で通報ができない人向けのNET利用の通報方法
3月3日の第7話で話題になるのが、“声”では通報することができない人たちが助けを求める方法だ。これまで、電話で119番かけてもらった対応が描かれてきたが、うまく声がだせない人や失声症の人などが助けを求めたい場合の方法について、第7話で触れる。今現在、声を出すことが出来ない小夏(蓮佛美沙子)からも通報がはいるようで、その対応を雪が行う。
雪(清野菜名)の姉・小夏(蓮佛美沙子)の失声症の原因は雪?
2月24日放送の第6話で、5年前まで小夏が普通に会話していたシーンが回想としてでてきた。それは、幼いころに119番通報に命を救ってもらったと信じている雪が銀行をやめて 指令管制員(ディスパッチャー)になる話をしているシーンだ。その後のシーンでは全て声を出していない。雪が幼い日々の話をしたときになにかを思い出して、それがトラウマになっているのか?火事を伝えるシーンでは姉の小夏は何も言えず怯えていたが、幼い雪が119番に状況を説明していた。この時にいったい何がおきたのか?第7話でさらにその謎に迫る。
■第7話あらすじ
粕原雪(清野菜名)が受けたのは、吐き気で苦しむ女性からの通報だった。女性は名前や居場所を伝えたあと、言葉を発せなくなってしまう。雪は副台の箕輪健介(前原滉)のアドバイスのもと救急車を出場させる。その女性は失声症になってしまったようだった。雪は姉の小夏(蓮佛美沙子)が5年前頃から失声症になったことを話すと、新島紗良(見上愛)は、雪が消防に転職した時期なので、それが関係あるのではないかと問いかけてきた。
上杉昴(酒井大成)が声で通報出来ない人への対応はどうするのかと言い出すと、高千穂一葉(中村ゆり)が田中悠(三浦獠太)がきて、対応しているという。高千穂は音声通話が難しい方への啓発チラシを作ったと改めて説明するが、システム利用のためには事前登録が必要だという。
司令センターに戻った兼下は、女子中学生から妹を突き飛ばしてけがをさせたとの通報を受ける。動揺する女子中学生を落ち着かせようとする兼下。そんな時、雪が受けた通報は姉妹を目撃した男性からだった。
フジテレビ 2025年1月13日スタート。毎週月曜日21時放送「119エマージェンシーコール」。出演:清野菜名、瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、前原滉、酒井大成、三浦獠太、蓮佛美沙子、堀内敬子、遠山俊也、中村ゆり、佐藤浩市 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@drama119_cx」。
◇フジテレビ「119エマージェンシーコール」番組公式サイト
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