25年後期朝ドラ「ばけばけ」新キャスト発表:岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世らがヒロイン・トキの家族に

13時05分ドラマ

女優の高石あかりが主演を務めるNHK連続テレビ小説ドラマ「ばけばけ」(2025年度後期放送)の追加キャストとして、高石の父役を岡部たかし、母役を池脇千鶴、祖父役を小日向文世が演じることが決定した。



「ばけばけ」は113作目となる朝ドラで、松江の没落士族の娘、小泉セツをモデルにした物語。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語だ。
画像提供:NHK画像提供:NHK髙石あかりがヒロインの松野トキを演じる。

岡部はトキの父、司之介(つかさのすけ)を演じる。松江藩の上級武士だったが、時代が明治になると収入がなくなり、苦しい貧乏暮らしを送るが、愛する娘、トキと家族のために不器用ながらも奮闘する。2024年度前期の朝ドラ「虎に翼」に続く父親役で、「ひよっこ」「なつぞら」「エール」「ブギウギ」を含め、今作品で朝ドラ6作品目の出演となる。

池脇はトキの母、フミ役で出演。出雲大社の上官の家で育ち、出雲の神々の物語や生霊・死霊の話、目に見えないモノの話に詳しく、トキにもよく話を聞かせてあげ、そのおかげでトキも話好きに。娘の幸せを誰よりも願い、時代の変化に戸惑いながらも、内職で家計を支えるしっかり者の役を演じる。

小日向はトキの祖父、勘右衛門役。幕末をたくましく生き抜いた生粋の武士。明治となり武士の時代は終わったはずだが、いざという時に異国からこの国を守るのは自分だと信じ、まげを結い、剣の稽古を続ける“ラストサムライ”。ただ、孫娘にはめっぽう弱い。

岡部たかし コメント
画像提供:NHK画像提供:NHK大阪局制作の朝ドラに出演させていただくのは2度目となります。ありがたいことです。なじみのスタッフさんや呑処の皆さんに「おかえり!」と声をかけていただき感動しました。演じる司之介は誇り高きかっこいい男でありますが、時代の変化にあってその生き方は「ちゃんとせんかいっ!」と言いたくもなります。そんな司之介の葛藤やぐちゃぐちゃしたものを皆さまに楽しんでもらえるよう精進します。『ばけばけ』、ごひいきに。

池脇千鶴 コメント
画像提供:NHK画像提供:NHK体力がもつのか心配です(笑)。
『ばけばけ』は、明るくて楽しくて、肩の力を抜いて観られるドラマだと思います。わたしもまだ先の展開は分かりませんが、今からドキドキワクワクしています。テレビの前の皆さんも、毎朝楽しみに観ていただけるよう精いっぱいフミを生きようと思います。
どうぞよろしくおねがいいたします!

小日向文世 コメント
画像提供:NHK画像提供:NHK10年ぶりに朝ドラに参加出来ることを嬉しく思っています。
衣装合わせの時に丁髷(ちょんまげ)のかつらをかぶり、朝ドラで?っておかしくなりました。年号が明治に変わっても武士の魂を忘れず髷(まげ)を結い続け、主人公トキの祖父としてトキを可愛がり、幸せを願う松野勘右衛門という役に改めて愛着を感じています。
『ばけばけ』の撮影が今からとても楽しみです。

2025年度後期(大阪制作) 第113作 連続テレビ小説 『ばけばけ』
【放送予定】 2025年秋~
【制作スケジュール】 2025年春クランクイン予定
【作】 ふじきみつ彦
【スタッフ】 制作統括 : 橋爪國臣
プロデューサー : 田島彰洋 鈴木航
演出 : 村橋直樹 泉並敬眞 松岡一史

※実在の人物である小泉セ1(1868ー1932)をモデルとするが、大胆に再構成し、 登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描かれる。原作はない。

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