イ・ソンビン×カン・テオ主演「ジャガイモ研究所」、視聴率初回1.7%で残念なスタート

2日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、1日に初放送されたtvNの土日ドラマ「カムジャ研究所」(演出:カン・イルス、シム・ジェヒョン/脚本:キム・ホス)の第1話は、有料プラットフォーム全国基準で1.71%、首都圏基準で1.74%の視聴率を記録したと発表した。本作はNetflixシリーズとして独占配信している。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「ジャガイモ研究所」は、ジジャガイモに泣き笑いする研究所を舞台に、ジャガイモ一筋の研究者ミギョン(イ・ソンビン)の前に冷徹な原則主義者ペクホ(カン・テオ)が現れ、ぐるぐると巻き込まれるようなヒーリング・ロマンティックコメディを繰り広げる物語。
前作の「星がウワサするから」の1%を割ったという屈辱的な視聴率に終わったのに対し、「ジャガイモ研究所」が挽回できるか注目が集まっていたが、「星がウワサするから」の初回で記録した全国3.3%、首都圏3.8%を大きく下回る結果となった。
同日10.2%を叩き出したSBS「埋もれた心」と、8.3%を記録したMBC「アンダーカバーハイスクール」のミニシリーズ2強に泣かされる結果となった。
カン・テオは、「アンダーカバーハイスクール」で主演と務めているソ・ガンジュンとは俳優グループ“5urprise(サプライズ)”の同期メンバーとしてデビューしただけに、27日に行われた制作発表会でも、両作品の健闘を願っていた。初回はソ・ガンジュンに大きく水をあけられる結果となった。その他のドラマの視聴率はこちらでまとめている⇒【3月1日視聴率TOP10】
第1話は、カムジャ研究所の代理キム・ミギョン(イ・ソンビン)は、新規契約を逃し、ウォナンリテールとの合併が決定してしまう。合併を進める組織改革担当理事ソ・ベクホ(カン・テオ)は、研究所の存続に疑問を持ち、実態調査を実施。彼の厳しい態度に反発するミギョンだったが、彼の意外な優しさを知り、少し安心する。しかし、所長ホン・スニクの解雇に衝撃を受け、ミギョンは過去のトラウマを思い出してしまう。雨の中、絶望するミギョンの前に現れたベクホは、彼女にそっと傘を差し出す。このエンディングが、今後の二人の関係の変化を予感させる展開だった。
視聴率は苦戦したが、ドラマはウィットに富んだセリフと個性豊かなキャラクターをリズミカルに描き出し、俳優たちの熱演が作品の魅力をさらに引き立てた。大胆でありながら心に傷を抱えるミギョンを演じたイ・ソンビンの演技、冷静ながらも情熱を秘めたベクホを演じたカン・テオの変身ぶりには、高い評価が寄せられた。また、ミギョンの元恋人パク・ギセ役で登場し、初回から視聴者の関心を集めたイ・ハクジュ、リアルな友情を演じたキム・ガウン、活気を与えたシン・ヒョンスンをはじめとする「カムジャ研究所ファミリー」たちの存在感が、今後の展開への期待を高めた。
※詳しいネタバレあらすじと見どころは第2話放送後【全話あらすじ・関連記事】で紹介する。
tvN土日ドラマ「ジャガイモ研究所」第2話は2日21時20分に放送、その後Netflixにて独占配信される。
◇【ジャガイモ研究所 | 予告編 | Netflix】(日本語字幕付き)
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