イ・ヘリ×チョン・スビン、禁断の関係!?「善意の競争」が描く緊迫のガールズバトルに視聴者釘付け

10時34分ドラマ
画像:YouTube|STUDIO X+Uチャンネル「선의의경쟁」よりキャプチャー

学園を舞台にした韓国ミステリースリラー「善意の競争」(原題:선의의 경쟁)が、視聴者から熱い反応を得ている。国内外のOTTプラットフォームでも高い人気を博しており、日本のHuluや台湾のAbema、Watcha、Fridayなどで常に上位を維持している。



「善意の競争」は、2025年2月10日よりU+モバイルtvで放送が開始され、全16話が予定されている。STUDIO X+UとYlab Plexが制作を担当し、同名のウェブトゥーンを原作としている。監督はキム・テヒが務め、脚本はキム・テヒとミン・イェジが共同で執筆している。

物語の舞台は、韓国の上位1%のエリート女子学生が集う名門校「彩華(チェファ)女子高校」。転校生ウ・スルギ(チョン・スビン)と、学校のトップに君臨する天才女子高生ユ・ジェイ(イ・ヘリ)の間で繰り広げられる熾烈な競争と複雑な人間関係が描かれる。ウ・スルギは学校の厳しい序列社会に適応しながら、ユ・ジェイとの対立や友情を通じて自身の能力と価値を証明しようとする。一方、ユ・ジェイもスルギの登場によって心の奥に秘めた葛藤を浮き彫りにされる。

本作の大きな特徴は、独特な演出と映像美である。各キャラクターの心理状態を表現するためのプロローグ、幻想的な水中シーン、そして夢と現実が交錯する演出が巧みに用いられ、視覚的にも印象的な作品となっている。緊迫感のあるカメラワークと、繊細な色彩表現がミステリアスな雰囲気を一層際立たせている。

放送開始直後から視聴者の注目を集め、「新鮮で面白い展開に引き込まれる」「キャラクター同士の関係が複雑で、先が読めない展開が魅力的」「映像が美しく、没入感がすごい」といった感想が寄せられている。

特に、主演のイ・ヘリとチョン・スビンの演技が高く評価されている。イ・ヘリは知的で完璧主義のユ・ジェイを繊細に演じ、視聴者の共感を呼んでいる。そんな二人の間にガールズラブ(GL)要素が描かれている。劇中、二人の感情の交錯が重要なポイントとして浮上し、視聴者からも注目を集めている。また、泡風呂でのキスシーンが公開され、話題となった。これらのシーンを通じて、二人の関係性が物語の中でどのように発展していくのかも見どころの一つとなっている。

以下の動画ではイ・ヘリとチョン・スビンの関係性が深まるシーンと泡風呂のシーンをを収めている。




韓国の女性アイドルグループ「Girl’s Day」のメンバーとしても知られているイ・ヘリ。「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」で、ヒロイン・ドクソン役に抜擢されたのをきっかけに女優業を本格化させた。その後「九尾の狐とキケンな同居」「百人力執事 ~願い、かなえます~」「花が咲けば、月を想い」などの作品で明るく、元気で正義感の強い役を演じてきた彼女が、本作でダークなユ・ジェイ役に挑戦している。

一方、2019年の映画『そばかす』でデビューしたチョン・スビン。空手やアクロバティックが趣味という彼女は、持ち前の高い身体能力を発揮して、「キミと僕の警察学校」では警察学校教育団長ペク・ソンユ役を、「未成年裁判」ではソン・ドクホ扮するクァク・ドソクの友人ペク・ミジュとして登場した。本作では新人ながらも、ウ・スルギの持つ純粋さと反骨心をリアルに表現し、今後の活躍が期待されている。

以下の動画では、マスコミ試写会でイ・ヘリとチョン・スビンらメインキャストが本作について語るインタビューが収められている。



「善意の競争」は、学園を舞台にした緊張感あふれるミステリーとスリラー要素が融合した作品であり、単なる学園ドラマにとどまらず、人間の心理や競争社会の残酷さを鋭く描いている。視聴者に新たな刺激を提供し、次回の展開が気になる作品となっている。

「善意の競争」(全16話)は、U-NEXT、ABEMA、Hulu、FODなどで3月4日現在、第8話まで配信中だ。

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