パク・ボゴム、“全世界の人々が共感できる作品になると思う”「おつかれさま」制作発表会動画&まとめ

03月05日14時24分ドラマ
YouTube|연합뉴스TV「폭싹 속았수다(おつかれさま)」制作発表会よりキャプチャー

5日午前11時、ソウル・汝矣島のコンラッドホテルでNetflixオリジナルシリーズ「おつかれさま(폭싹 속았수다)」の制作発表会が開催され、キム・ウォンソク監督、俳優のIU(アイユー)、パク・ボゴム、ムン・ソリ、パク・ヘジュンが出席した。YouTube「聯合ニュース」チャンネルにて発表会動画が公開されている。

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「おつかれさま」は、済州島生まれの「気丈な反抗児」エスンと「お人好しの鉄人」クァンシクの波乱に満ちた一生を四季に分けて描いたネットフリックスシリーズである。

■ キム・ウォンソク監督「世代間の壁を少しでも取り払いたい」

キム・ウォンソク監督は演出のポイントについて、「最初から祖父母世代への賛歌、子ども世代への応援歌となるようなドラマにしたいと思い制作した。世代間、性別間、人々の間に見えない壁が高くなっている今、その壁が少しでも取り払われればという願いを込めた」と明かした。

■ IU「脚本を読んだ瞬間、どうしてもやりたかった」

IUは「キム・ウォンソク監督とは2作目となる。イム・サンチュン作家の作品は以前から大ファンで、オファーを受けたときは脚本を読む前から絶対にやりたいと思った。実際に読んでみると、我慢できないほどやりたくなり、読み終えてすぐに出演を決めた」と語った。

パク・ボゴムも「イム・サンチュン作家のファンだった。軍除隊後にこの作品に出会い、キム・ウォンソク監督の繊細な演出に魅力を感じた。エスンと共に過ごす四季の物語がとても美しく、家族と一緒に観ても良い作品になると確信した。ファンの皆さんにも気に入ってもらえると思う」と期待を寄せた。

■ ムン・ソリ「脚本を読んで、こんなに泣いたのは初めて」
おつかれさまYouTube|연합뉴스TV「폭싹 속았수다(おつかれさま)」制作発表会よりキャプチャー
ムン・ソリは「キム・ウォンソク監督の「ミセン ー未生ー」「マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~」を印象深く観ていたし、イム・サンチュン作家の「椿の花咲く頃」も大好きだった。彼らの脚本が自分の元に届いたことが本当に嬉しくて、ぴょんぴょん跳ねたいほどだった。でも、読み進めるたびに涙が止まらなかった。こんなに泣いたのはデビュー以来初めてだった」と告白した。

■ 600億ウォン超えの制作費投入…監督「惜しくない価値のある作品に」

「おつかれさま」は時代劇の特性上、莫大な制作費が投入されたことでも話題を集めている。600億ウォン(約70億円)規模の大作とも言われている。

これについてキム・ウォンソク監督は「正確な額は分からないが、確かに多くの費用がかかった。韓国では制作費について視聴者が心配してくれるが、制作費に見合った面白さがなければならないと思い、精一杯作り上げた。特に時代背景の再現には多くの資金が必要だった。セットを作るだけでも大金がかかり、リアルな映像を実現するためにVFX(視覚効果)も駆使した」と説明した。

■ 「おつかれさま」の独特な公開形式

本作は毎週4話ずつ、4週間にわたって公開されるというユニークな配信形式を採用している。
キム・ウォンソク監督は「最近の視聴者は倍速で見ることも多いが、そういう見方ではこのドラマの本質を感じられない。前半を丁寧に観ることで、後半がより面白くなる。ムン・ソリ先輩が『干し柿を一つずつ味わうように観てほしい』と言っていたが、まさにそのように楽しんでほしい」と語った。

■ 若いエスン&グァンシクはIU&パク・ボゴム、年配の二人はムン・ソリ&パク・ヘジュン
otukaresamaYouTube|연합뉴스TV「폭싹 속았수다(おつかれさま)」制作発表会よりキャプチャー
劇中のエスンとグァンシクの若き日々をIUとパク・ボゴムが、壮年期をムン・ソリとパク・ヘジュンが演じる。

ムン・ソリは「IUと役柄のつながりを意識したが、自分の母親の若い頃の写真を見て『本当にこの人が母なの?』と感じるのも自然なこと。完全に一致させるのではなく、共通点と違いをバランスよく取り入れるようにした」と語った。

IUも「ムン・ソリ先輩が、私のほくろをそのまま生かしてくださったのがありがたかった。そうした細かい部分も含めて、先輩と話し合いながら役作りを進めた」と述べた。

■ パク・ヘジュン「大興奮して脚本を読んだ」

パク・ヘジュンは「監督からスケジュールを聞かれたとき、ものすごく緊張した。ずっと連絡を待っていたからだ。脚本を読んで何日も胸が高鳴った。配役が変わるかもしれないという不安もあった」と振り返った。

■ OSTにも期待…IU&パク・ボゴムの歌声が聴ける?

本作のOSTにも関心が集まる。パク・ボゴムは「『歌謡舞台』に出演したのは、韓国の視聴者だけでなく、海外の同胞にも観てもらいたかったから。この作品に登場するすべての曲が名曲だ。K-POPが世界を一つにしたように、このドラマも全世界の人々が共感できる作品になると思う」と語った。
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■ 7日、ネットフリックスで初公開
otukaresamaYouTube|연합뉴스TV「폭싹 속았수다(おつかれさま)」制作発表会よりキャプチャー

「おつかれさま」は、1週間に4話ずつ、4週間かけて全16話が配信される。公開日は3月7日。

最後に、キム・ウォンソク監督は「エンドクレジットまでしっかり見てほしい。最後の最後まで、作家が用意したプレゼントがある」とメッセージを送った。

IUも「このドラマは長い期間をかけて制作され、内容をほとんど公開せずにきた。その分、多くの方が気にしてくださり、私たちも秘密を守るのが大変だった。やっと公開できるので、ゆっくりと味わってもらえたら嬉しい」と期待を寄せた。



YouTube「おつかれさま」制作発表会動画一覧

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kandoratop【作品詳細】【「おつかれさま」を2倍楽しむ】