「交渉の技術」イ・ジェフン、サンイン建設の売却成功!第2話視聴率6%台で初回の約2倍に急上昇

09時20分ドラマ
画像:JTBC「협상의 기술」放送画面よりキャプチャー

9日放送されたJTBC土日ドラマ「交渉の技術」第2話では、ユン・ジュノ(イ・ジェフン)が建設会社の売却に成功すると同時に、新たな買収に乗り出す姿が描かれ、が描かれ、視聴者に爽快なカタルシスを与え、の回の視聴率は、首都圏で6.3%、全国で6.1%(ニールセン・コリア、有料世帯基準)を記録し、急上昇中だ。⇒【3月9日視聴率TOP10】

第2話のあらすじと見どころを紹介。JTBC Dramaチャンネルでは関連動画が多数公開中だ。



「交渉の技術」は、M&A(企業買収・合併)を専門とする伝説の交渉人ユン・ジュノ(イ・ジェフン)と、巨大財閥サンイン・グループを取り巻く権力闘争を描く作品だ。11兆ウォン(約1兆2千億円)もの負債を抱えたサンイン・グループの未来を賭けた交渉戦が、緊迫感あふれる展開を予感させる。【「交渉の技術」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじや、制作発表会の様子やドラマの見どころ、関連動画、キャストの紹介などドラマを深掘りしていく。

ドラマ視聴の前に「どこよりも詳しい!キャスト・キャラ徹底紹介」を一読しておくと、より楽しめるはず。

■キャスト【相関図】
ユン・ジュノ役:イ・ジェフン
ソン・ジェシク役:ソン・ドンイル
オ・スニョン役:キム・デミョン
クァク・ミンジョン役:アン・ヒョンホ
チェ・ジンス役:チャ・ガンユン
 ほか

■第2話「Key Man」ネタバレあらすじ
サンイン・グループを救うため、最も売上の高いサンイン建設を売却することにしたユン・ジュノ。しかし、チュンリョルアパートの再建が住民の同意を得られず難航していたため、直接現場に向かった。サンイン建設副社長(キム・ソンイル)は尽力していたが、最後の1人の入居者(キム・ヨンオク)は頑なに再建に反対していた。ジュノは、この入居者がアパートの所有者と事実婚関係にあり、彼の死後もその土地を守ろうとしていることを突き止める。副社長もその事実を知っており、アパート横に違法に作られた墓を丁寧に管理していた。

一方、ジュノはサンイン建設の入札を希望するビウム代表チ・ヨヌ(イ・チェウォン)と対峙する。チ・ヨヌは「サンイン建設、人気があるようですね。私が買いたいです、安く」と単刀直入に言うが、ジュノは「こちらは高く売らなければなりませんので」と冷静に返答。すると、チ・ヨヌは「7兆ウォンでどうですか?」と探りを入れた。「ビウムは今回、サニン建設を逃してはいけないのでは?」と揺さぶりをかけ、「代表が手に入れられなかったあの会社よりも価値がある」と強調した。

当初、7兆5000億ウォンで入札する予定だったチ代表は、最終的に心を変え、7兆9999億ウォンを提示した。しかし、チ代表は政府の再建規制でチュンリョルアパートの再建が難しいことを理由に5300億ウォンの値下げを要求。ジュノは「買収前に再建許可を取得できれば、その分をリスク補填として認めてくれますか?」と確認する。チ代表は「それはいいですが、いつまでにやるつもりですか? 私は今日中にデューデリジェンス(実態調査)を終えますよ」と懐疑的だった。

同じ頃、サンイン建設の副社長は入居者の高齢女性を説得し、亡くなった夫の墓を故郷に移すことで合意を取り付け、再建に必要な住民同意を得ることに成功。ジュノが「今日中に住民同意率75%を達成しました」と報告するる。チ代表は驚き、最終的に8兆5299億ウォンで入札を決定し、墓地の購入も条件に加えた。ジュノは墓地が最後の入居者のものだと説明し、ビウムがこのエピソードを活用してブランドイメージを向上できるよう配慮した。

サンイン・グループ会長ソン・ジェシク(ソン・ドンイル)は「よくやった」とジュノをねぎらう。しかし、「まだ2兆5000億ウォン足りない」と言うと、「それで、次は何を売るつもりだ?」と厳しい口調で尋ねた。すると、ジュノは「今度は買います」と宣言し、ゲーム会社の買収を決意した。



■第2話見どころ、感想など
この回はジュノが冷静かつ狡猾な交渉術を駆使し、建設会社の売却を成功させる過程が緻密に描かれた。単なる価格交渉にとどまらず、相手の心理を巧みに突き、ビウム代表の入札額を引き上げたジュノの手腕はまさに「交渉の技術」と言える。単純な売却劇ではなく、チュンリョルアパートの住民説得という障害をクリアすることで、交渉のリアリティが増し、ストーリーに厚みを持たせている。特に、墓地の移転を条件に再建への同意を得る展開は、人間ドラマとしての要素も強く、冷徹なビジネスの中にも温かみを感じさせる。最後の住人の役を演じたのは「タリミファミリー/アイロンファミリー」のハルモニ(おばあさん)キム・ヨンオク。

現サンイン建設の代表と副社長の対比も面白かった。社長を演じたのは「チェックイン漢陽」「財閥家の末息子〜Reborn Rich〜」に出演したユンジェムン。一方副社長役は「卒業」で堅物教師を演じたキム・ソンイルだ。

社長はチ代表に取り入るために、あえてサンイン建設の不利な情報を流した。一方副社長は、最後の入居者のために心を尽くして接していた。チ代表が買収した建設会社の新代表に選んだのは現副社長の方だった。

さらに、最後に「今度は買います」と宣言し、売却だけでなく買収にも踏み込む展開は、今後の物語のスケールを大きく広げる布石となった。サンイン・グループ再建の行方やジュノのさらなる交渉戦がどのように展開されるのか、今後の展開に期待が高まる。

「交渉の技術」第3話は15日22時30分に放送される。

JTBC「협상의 기술」HP

YouTube「JTBC Drama」チャンネル<협상의 기술>関連動画

kandoratop【作品詳細】【「交渉の技術」を2倍楽しむ】