NHK朝ドラ「あんぱん」に妻夫木聡が、北村匠海×今田美桜夫婦に大きな影響を与える役で出演決定

17時28分ドラマ
画像提供:©NHK

3月31日(月)放送開始のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に俳優の妻夫木聡が出演することが発表された。

「あんぱん」は『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現し『アンパンマン』にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語だ。



妻夫木が演じるのは八木信之介という人物。戦時中、柳井嵩(北村匠海)が所属することになる小倉連隊の上等兵だ。軍隊になじめない嵩を気にかけ、折にふれ助け舟を出す。戦後、嵩と思わぬ再会を果たし、朝田のぶ(今田美桜)と嵩の人生に大きな影響を与えるようになる。

妻夫木は連続テレビ小説の出演は今回が初めてで、次のようにコメントしている。

「朝ドラに出演することはすべての役者にとっての目標だと思っております。念願叶ってようやく出演できることに、喜びを感じております。そして、その作品がこの「あんぱん」ということがまたとても幸せなことです。初めて台本を読んだとき、胸がキューッとなりました。温かくて、時には厳しくて、大きな愛で包んでくれるこの作品は、きっと見てくれた方々の心にぽっと明かりを灯してくれると確信しています。

私が演じる八木信之介は、一見厳しくも見えますが、冷静に繊細に物事を見つめ、本質を見抜く人。邪念なく嵩をみつめ、嵩のもつ清らかな心を大事に支えていけたらいいなぁと思っています。どんな時代でも簡単には生きられない世の中。だけど、忘れちゃいけない思いがある。思いやりの心。この朝ドラは希望の話です。そんなすてきな「あんぱん」の物語を、最後まで精いっぱい、心を込めて演じたいと思います。」

制作統括を担当した倉崎憲 チーフ・プロデューサーは、妻夫木の起用について「長年の念願が叶いました。まだ新人の時、初めて演出したラジオドラマに主演で妻夫木さんにご出演していただいて以降、いつか次は連ドラでご一緒できる日を夢見ていました。一昨年の秋、ロサンゼルスで久々の再会を果たし、その場でご本人に「あんぱん」に出ていただきたいとありったけの思いをお伝えしました。妻夫木さんに演じていただく八木信之介役は、戦地で嵩と出会い、戦後も長きに渡ってのぶと嵩に大きな影響を与えていくことになる人物です。厳しくもありながら、詩や文学を愛する一面も持ち、人間の本質と時代の流れを見抜き、嵩の詩を書く才能にも気付いて大きな流れを作っていくようになります。八木の登場でどのような物語の展開になっていくのか、楽しみにご覧いただけますと幸いです。」と語っている。

■物語

放送100年、そして戦後80年を迎える2025年。第112作目の連続テレビ小説「あんぱん」は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の人生を描く。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語だ。



連続テレビ小説「あんぱん」

【放送予定】 2025年春
【作】中園ミホ
【音楽】井筒昭雄
【語り】林田理沙アナウンサー
【出演】今田美桜、北村匠海
【制作統括】 倉崎憲
【プロデューサー】 中村周祐、舩田遼介、川口俊介
【演出】柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大 ほか



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