ソニー、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α55」、「α33」を発売、動画で紹介

2010年08月24日16時40分商品・CM

ソニーは、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α55」(市場推定価格9万円前後)、「α33」(同7万5000円)を9月10日に発売する。
光を通す透過ミラーを用いた、新開発の「Translucent Mirror Technology」(トランスルーセントミラー・テクノロジー)を搭載。
従来の一眼レフカメラに採用されているミラーボックスの代わりに、光を通す透過ミラーを使った独自のミラーボックスを採用することで、常にオートフォーカスセンサーとイメージセンサーに光を当てることができる。
そのため、大型で高価なプロ用一眼レフカメラでしか実現していない秒間10コマの高速連写・追尾オートフォーカスや、世界初の動画撮影中のTTL位相差検出方式オートフォーカス、高精細ライブビューと高速オートフォーカスの両立、ボディの小型化などを実現した。
α55は、新開発の有効約1620万画素“Exmor” APS HD CMOSセンサー、α33は、有効約1420万画素のセンサーを搭載。
α55に搭載されている同センサーは、読み出し速度を高速化させるとともに、画像処理プロセスの進化によりセル単位での感度を約20%向上させ、ノイズレベルも約30%低減させた。
同社独自の「オンチップカラムAD変換技術」や「デュアルノイズリダクション」の技術と合わせて、低ノイズの画像の高速読み出しを実現、ISO100-12800の高感度で低ノイズの高画質画像を手軽に楽しめる。
また、6枚の画像を合成してノイズレベルを低減させる新開発マルチショットNRで撮影すれば、任意の露出設定(シャッタースピード、F値、ISO)で最大約2段分の低ノイズ化ができ、ISO25600の高感度で撮影することも可能。
両機に搭載している進化した画像処理エンジン「BIONZ」は、新アルゴリズムを搭載することで画像処理性能が向上し、高速処理と高画質(高解像、階調表現)を両立。秒間10コマの連続撮影やマルチショットノイズリダクションなどの同社独自の画像重ね合わせ技術に対応した。
さらに、両機は、縦方向に3点のクロスセンサーを含む新開発15点オートフォーカスシステムを採用し、より精度の高いオートフォーカスを実現。新開発の高感度AFセンサーと最適化された光学設計により、従来比で約1段分の低輝度性能を向上させた。
加えて、両機は、動画撮影中のTTL位相差検出方式オートフォーカスに世界で初めて対応し、フォーカスの効いた動画をAVCHD方式(解像度1920×1080、毎秒60フィールド)のフルハイビジョンで撮影・記録することができる。
動画の撮影は、専用のMOVIE(動画)ボタンを押すだけで開始されるため、静止画と動画をシームレスに楽しむことも可能。フィッシュアイレンズなど超広角から望遠レンズなどのすべてのレンズで、さまざまな動画表現を楽しむことができる。映像の仕上がりを自在にコントロールするクリエイティブスタイル機能も使用可能だ。
スペシャルコンテンツでは、「開発者インタビュー」、「動画カタログ」、「Athletic Shooting」などのコンテンツにより、さまざまな動画で同製品を分かりやすく紹介している。

ソニー「α55/α33」スペシャルコンテンツ