井ノ原快彦主演の「特捜9 final season」今シーズンで長い歴史に幕【2025春ドラマ】

「警視庁捜査一課9係」から20シーズン目を迎え、今シーズンで終了が発表された。「特捜9 final season」(毎週水曜、21時、テレビ朝日)2025年4月9日に第1話「さまよう人々」を15分拡大で放送する。早速、特捜9らしく、容疑者を直樹(井ノ原快彦)らそれぞれの刑事が追いかける。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「特捜9」とは
井ノ原快彦演じる特捜班の班長・浅輪直樹を中心に、特捜班メンバーがそれぞれの方針で捜査をして真実に迫る。背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う刑事たちの姿を1話完結形式で描くドラマだ。
長い歴史に幕
2018年4月、『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形でスタートした「特捜9」だが、2025年4月スタートのシーズンで終了することが発表された。2006年から2017年まで、故・渡瀬恒彦主演でお送りした刑事ドラマ「警視庁捜査一課9係」から数えると20シーズン目となる。新人刑事時代から班長までを演じている主演の井ノ原快彦は「やり切った感じがしています。ここできっちり完結させて、ちゃんと着地させてあげたいという気持ちが強い」と語り、このドラマで育ててもらったという気持ちが強いことを伝えている。
個性強めなメンバーは健在
小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、「season5」から登場の高尾由真(深川麻衣)、そして、Snow Man・向井康二演じる、捜査支援分析センター(SSBC)所属の分析官・三ツ矢翔平、直樹を支えてきた妻・倫子(中越典子)、特捜班と共に寄り添ってきた監察医・早瀬川真澄(原沙知絵)の出演が発表されている。浅輪直樹とバディを組んでいた新藤(山田裕貴)は前シーズンで警視庁に転属となっているため、今シーズンの登場はないようだ。
初回拡大スペシャルのゲストは駿河太郎
班長になった直樹は研修で特命捜査6係の係長・近藤由紀夫(駿河太郎)と出会う。部下の事は駒としてしかみていない近藤に容疑がかかっても部下は誰もかばわないという寂しい人物だ。直樹との交流で改心するようになるのか?
「特捜9」エピソード総選挙実施中
「警視庁捜査一課9係」から「特捜9」の前シーズンまでのエピソードの中でお気に入りに投票する企画が行われ、4月9日まで投票が可能となっている。全てのシリーズのエピソードを読むこともできるし、写真も掲載されているので、レギュラー陣の若かりし日も垣間見ることができる。
■第1話あらすじ
浅輪直樹(井ノ原快彦)は、管理職研修中の特命捜査6係の係長・近藤由紀夫(駿河太郎)と出会う。
そんな中、直樹をはじめ、村瀬志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、高尾由真(深川麻衣)らの電話が一斉に鳴る。観覧車のある公園のベンチで、胸に折れた薔薇の花束を抱いた女性の刺殺体が見つかったのだ。所持品のスマホの着信履歴やメッセージアプリなどから4人の怪しい人物が浮かび上がった。
直樹は、少し前に被害者と接触があったという男の事情聴取に立ち会うが、その人物は、なんと今朝会った刑事・近藤だった。直樹とは真逆で普段から駒としてしか接してこなかった部下からの信頼は薄く、誰一人として近藤をかばう人物はいない。直樹は、おととい被害者と食事をし、自宅前まで送ったと語る近藤に、彼女の家まで案内してもらう。やがて、直樹と近藤は2人で被害者の自宅の部屋を訪ねるが、直樹はそこであることに気付いた。
テレビ朝日 2025年4月9日スタート。毎週水曜日21時放送「特捜9 final season」。出演:井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣、向井康二(Snow Man)、中越典子、原沙知絵 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@5drama9tokusou」。
◇テレビ朝日「特捜9 final season」番組公式サイト
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